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(短編集)
東京駅物語
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東京駅物語の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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| 普通です。 | ||||
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| いつもながら、物語を作る人の想像力には驚かされる。ターミナル駅の雑踏を目にすると、時々ふと行き交う其々一人一人がどんな事を考えながら歩いているのかな?と思ってしまうことはよくある。 でも、それを短編の連作にするだけじゃなく、重なって織り成す術は驚きだ。 更に登場する女性達が、その時代時代の中で、一種飛び出した生き方をしているのも印象的だ。 駅はサスペンスの場所にもなる。作家の頭の中では、人間ドラマの宝庫と成りうるのだろう。が、その余りの恣意的な感じが、少し奇異な感覚もあり、☆4つになりました。 | ||||
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| 大正時代初めに開業して以来、今までどれだけの人が東京駅のホームに立ち、待合室を利用し、あるいは改札を通っただろうか。 その想像できない程の数を考えたとき、この物語はフィクションだけれども、登場する人物達は確かに存在したのではないかと思えてしまう。 そして物語を読んでいると、東京駅を中心に、時空を超えて様々な人の人生の一片を俯瞰して眺めているような不思議な感覚にとらわれる。 なんだか妙に魅力的な物語だ。 | ||||
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| 東京駅を中心にグランドホテル形式(限られた時間と場所に様々な人間を登場させる作劇法)で書かれた作品。明治35年東京駅がやっと基礎工事が始まったよばかりからの 第二次大戦終了直後迄 東京駅を始発駅そして終着駅として訪れる人々を細い糸で様々な交錯を紡ぎながら表現していて 見事である。その間に東京駅の建設過程(関東大震災、東京大空襲での破壊も含む)も詳らかとなる。北原さんの凄い所は普通に生きていく中で 気に留めながらも忘れてしまう些細だが重要な事柄をきちんと言葉で説明してくれる事。 | ||||
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| 戦前の人々の変化への反応や、女の意外にも個性的な一面、身近な人との別れと出会いが、目の前で起こっているかのように感じられる。電車好きでスマホ嫌いの私も、今後の半生で必死に時代についていこうとするのだろうか。それとも、むしろ自分らしく生き続けるのだろうか。(津) | ||||
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| 現代にだっていそうな普通の人が、その時代ゆえ翻弄されてドラマチックな人生を生きてしまった。そんな人と時代のお話で、読みやすい「時代小説」だと思う。 うまく映像化したらおもしろくなりそうな作品。著者の作品を読むのは初めてでしたが、明治から戦後までの時代が登場人物を通して繋がっているのが、読んでいて楽しい。同時に、今は普通に使っている駅や電車が、私たちより前の時代の人々の苦労や努力によって作られていったことやそれらの時代そのものが人々の苦労と努力に満ちていたことを感じます。ドラマチックな時代だったからこそ、織り成された普通の人のドラマ。平和な時代では、普通の人間のドラマはそんなにありふれたりはしない。生死がわからない、生き別れる、他人に成りすますなんていうことは、混乱の時代には今よりずっと多かったはず。 魅力的な人物がたくさん登場するので、お気に入りの人ができると後からまた出てきたりしたときに、楽しみが増えます。最終2話の駅で変身する教師・鳥尾須磨子が印象に残る人が多いようですが、利発な性格と運で比較的時代に翻弄されずに済んだお嬢さん・妙子、元妻のことを思って地味に生きていく戦争で死んだはずなのに生きていたパン職人・新平、人がいいのに(いいから?)幸せになれない悠二(正にこういう人は現代にもいそう)、生涯いち詐欺師だった出海渓三も印象的です。 | ||||
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| で描かれた9編の短編。随所に伏線が敷いてあって、 後からその技巧に感心させられる。 解説はネタばれなので最後まで読まないことをお勧めします。 | ||||
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| 明示から昭和にかけての時の流れを扱ったことには敬意を表するが、人物像が今一つはっきりしない。一人一人の登場人物、結局どう決着がついたのかはっきりして欲しかった。映画もそうだが、群像劇は落ちがしっかりしていないと、見終わった後は不満が残るばかりである。 | ||||
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