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(短編集)
恋忘れ草
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恋忘れ草の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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| 日々を生きる女性たちの心の内を描いた連作短編集。 それぞれの物語が40ページくらいなので隙間時間に読むにはちょうど良い。 なかでも表題となっている「恋忘れ草」は印象深かった。 ネタバレになるので詳細は書かないが、ラストシーンは主人公おいちの心情を思い、ほのかに感動した。 | ||||
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| とっくに忘れた昔を思い出す。 | ||||
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| 没後10年という事で再び出版された江戸の「働く女性」を描いた短篇集。 最初のお話しから素晴らしい描写力、その世界観に引き込まれ一気に読んでしまった。 それも納得、直木賞受賞作だったのね。 北原亞以子さんの様な世界観を持った作家さん達が、近年次々にお亡くなりになってしまい残念‥ | ||||
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| 綺麗な本でした。楽しみです。 | ||||
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| 江戸時代(天保三年頃)の、職業婦人、現代で言うところのキャリアウーマンが主役の短編集。 それぞれの作品に、他の作品の登場人物がちらりと顔を出したりと、連作短編の趣きもある。 本作品集は、仕事に恋に生きる女性たちの逞しさが、活き活きと描かれている。時代小説であると、ちょっと距離を置きたくなる読者もいるだろうが、本作品集の登場人物たちの価値観は、今の女性たちのそれと変わることがないので、読み進めながら彼女たちと一緒に落ち込んだり、ハッピーな気分を味わったりすることだろう。【直木賞】 | ||||
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| 女性の啖呵が聞こえる,「何さ女だと思ってばかにすると,あとが恐いんだから」(「恋知らず」),「ばかやろう。子供のおしめを替えた手で女を抱くなってんだ」(「恋忘れ草」)。この他「恋風」「男の八分」「後姿」「萌いずる時」の都合6編。 表題の「恋忘れ草」が一番よくできていると思った。 次いで「萌いずる時」。前者の筋。女絵師おいち(歌川芳花)は彫り師の才次郎と結婚間際まで話が進んだが,才次郎が別の平凡な女と所帯をもったため破談。が,おいちは諦めきれず,絵本問屋に依頼された大きな仕事の彫りと助言を才次郎にもとめる。彼は一端は快諾したが,結局棚上げにした。おいちは不安で彼の家に赴くが,そこで才次郎夫婦,親子の仲のよさを見せつけられ,一大決心でひとりでやって行くと誓う。 どの作品にも江戸情緒が流れ,時代背景(飢饉など)があり,男女のなさぬ仲にやきもきしながら,女性の逞しさにうたれる。著者はこの作品集で109回直木賞受賞。 | ||||
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| 6作の短編集です。いづれも主人公は仕事を持つ独身女性(バツイチ含む)。仕事にやりがいを感じながらも恋しい男性を想う女心は、時に切なく、時に哀しくありながら、どの主人公も決して男性に頼ったり甘えたりしようとはせず毅然と振舞う姿が凛々しく感じます。結論まで書かれず、「この物語では恋の進展がありそう」「この物語は相思相愛だけれど身分の違いもあり今後はどうなるのか」と、読者にその先を想像させる形式で、読み終わった後、お気に入りの一遍でその後のストーリー展開を想像してみるのも楽しい、なかなかに秀逸な一冊です。 | ||||
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| 直木賞受賞作にしてはパワーがないんだよねえ。 まあいわば借景小説、現代の働く女を励ますために、近世を舞台に、働く女を描いたという、短編集だが、どれもこれも淡々しくて、また妙に現代人っぽいのだ。 北原さんは苦労人だから、功労賞で直木賞だったのかな、ってところです。 | ||||
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| 第109回直木賞に輝いた作品です。 江戸時代のキャリアウーマンの恋と仕事を情感豊かに描いています。 時代物でありながら、現代の女性の生き方に通じるものがあり、 そういう意味でリアリティーのある物語構成となっています。 私は男性ですが、男の視点から見ても十分に楽しめる、珠玉の短編集でした。 | ||||
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| 北原亞以子さんの時代小説の大ファンだっただけに、 漫画化はどうかなあと思ったのですが、 村野守美さんというベテランの上手さにあらためて驚きました。 原作は直木賞受賞作である『恋忘れ草』で、 江戸時代の自立した女性たちが主人公です。 漫画版の本作では、まるで短編映画を観るような滑らかな構成で 4つの物語が描かれています。 どの主人公も現代に置き換えて共感出来る女性ばかりなのです。 江戸の町並み、商売人たちの姿などがしっかり描かれているばかりではなく 女性の心情を表現する上手さには惚れ惚れしました。 | ||||
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| 表題作「恋忘れ草」は、直木賞受賞作です。 才次郎の様子を見に行った主人公おいちは、偶然にも、その女房に出会ってしまい、才次郎の家に招かれる。そこで、女房という立場の強さと、娘に抱きつかれて父親の顔を見せる才次郎の姿をみせつけられてしまう。女房になれなかった主人公の哀感と悔しさが漂う作品です。その他、珠玉の短編集となっています。北原ファンならば、直木賞作品は一読しなくてはならないのではないでしょうか。 | ||||
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| 表題となっている「恋忘れ草」の名の通り、どの話の主人公もかつて恋にやぶれ、それによる空虚感や傷をどこかしら背負ったまま懸命に独力で生きようとしながら、新たな出会いや仕事でそれを乗り越える過渡期にある女性たちである。 思わず共感してしまう「女性らしい」面がそれぞれにあり、特に女性はすんなり読めるのではないかと思う。型どおりの幸せな結末は迎えられなくても、思わず読んだ後背筋が伸びるような、そんなすっきりとした読後感を得られるところに大変好感が持てた。 …ただ「幸せな気分」にはなれないというところが星1個分でしょうか…(笑) | ||||
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| 北原亜以子の同名小説を漫画化した作品集です。村野守美は自身でも江戸時代を舞台にした作品をいくつか描いていますが、この作品集は北原の原作を得て、いつも以上に江戸情緒あふれる物語を描いています。 私たちはもちろん江戸時代に生きているわけではありませんが、このような作品に触れるたびに懐かしい気持ちになってしまうのは何故なのでしょう。私たちが日本らしいと思っているものの多くが、江戸時代に確立されたのだということが関係しているのでしょうか。そんなことを考えさせられる作品集でした。 | ||||
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