■スポンサードリンク
本所おけら長屋5
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
本所おけら長屋5の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.74pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
江戸下町物は好きだけれど、このシリーズはおこちゃま向き、という感じ。万松コンビの騒がしさがちょっと疲れるし、話の展開もうまくいきすぎの大団円!が続くと、やっぱり「つくりもののお話」感は否めない。巻がすすむにつれてそういう結末は減っているけれど。 基本的に善人ばかりが登場するほのぼの小説のようではあるが、割と簡単に人が死に、それらが「死んでもしょうがないよね」的なステレオタイプの悪人なのがすごく嫌だ。(五)の「わけあり」。最後は思わず泣いてしまう感動話で終わっているが、最初に登場する女の子の描き方がひどい。純度100パーセントのわがままと悪意のかたまり。こんな人間実在するのかな。これよりも前の巻に登場した色悪も、同情の余地のない色と欲の権化という位置づけだから、結局彼の死は誰にも悼まれていない。それってありか? 最初の巻でも、「死んだのは別の人でよかったよかった」みたいな結末があって違和感半端なかった。仲間さえ幸せならいいんだよ!という、極めて狭小・偏狭なスケールが長屋の持ち味なんだろうか。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!