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共犯者の終り: 裏世界ピクニック8



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【この小説が収録されている参考書籍】
裏世界ピクニック8 共犯者の終り (ハヤカワ文庫JA)

共犯者の終り: 裏世界ピクニック8の評価: 4.09/5点 レビュー 33件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.09pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
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No.3:
(5pt)

恋人よりも共犯者よりも近くに

一番大切な友達、友達より一歩踏み込んだ関係、恋人、家族。
ひとくちに百合といっても、どこまで接近するかは様々です。

「この世で最も親密な関係」である共犯者から始まったのが二人の関係ですが、それを終りにしてさらに接近するとはどういうことなのか?
副題を見て感じたその疑問に、完璧に答えてくれる巻でした。
裏世界も第四種接触者も、この問いへの答えを出すために用意され、積み上げられてきた設定なのではないかと思えるほどです。

裏世界に、そして互いに狂っている二人はどこへ向かうのか。
ここまで見守ってきた方はぜひ見届けてください。
裏世界ピクニック8 共犯者の終り (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:裏世界ピクニック8 共犯者の終り (ハヤカワ文庫JA)より
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No.2:
(5pt)

2人の関係性はさらに進んでいく

前巻にて大ボスである閏間冴月と決着をつけた空魚と鳥子でしたが、
本巻では真の強敵といえる空魚と鳥子の共犯者という関係性について向き合っていきます。

この共犯者という関係性の定義は1巻から続いてきた裏世界ピクニックを表す重要なキーワードの1つにあたります。
主人公である空魚が共犯者に対して強い思い入れがあるのは、本作品をここまで読んだ人には伝わると思います。その共犯者の終わりにある答えについて、納得できるものであったかどうかついては是非ともご自身の目で確かめて見て下さい。

著者である宮澤伊織氏は過去に「百合が俺を人間にしてくれた――」というインタビュー記事があり、現在も早川書房noteにて公開されています。
その内容自体に大変興味深く引き込まれるものでしたが、百合という定義が巨大な概念によることが心に刻み込まれました。その1つの答えを出したのが本巻だと(勝手に)思い知らされた。

2人の新たな関係性である「魴シ」に
幸あらんことを祈りまして、
次巻も楽しみにしております。
裏世界ピクニック8 共犯者の終り (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:裏世界ピクニック8 共犯者の終り (ハヤカワ文庫JA)より
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No.1:
(5pt)

やはり天才か…

ネタバレになるので内容についてはつい何も言えないけど7巻まで読んだ人ならまぁこの巻も読みますよね。新規で読み始めようかなという方いましたら今すぐ1巻を買おう!不思議な話が好きな方、女と女の関係性が好きな方におススメです。不可思議で狂気に満ちた世界の裏側を覗いてみないか?
裏世界ピクニック8 共犯者の終り (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:裏世界ピクニック8 共犯者の終り (ハヤカワ文庫JA)より
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