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お前の死因にとびきりの恐怖を
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お前の死因にとびきりの恐怖をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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長文レビューです。 読み終えた感想ですが、全体的にS○P財団の前提知識あっての作品だと思いました。知識0だと理解することがだいぶ難しい…かもしれません。 しかし、最近はS○P大百科なる書籍が発行されるなど、若年層に向けた財団の普及速度には目を瞠るものがあります。 低評価のレビューも散見されますが、学生からのレビューを募ればまた違うものがあると思います。 大人が梨さんのねっっちょりした(褒め言葉)作品を夜中に一人ゾクゾクしながら読みたいのであれば、表紙通り“学生を主体としたどこか爽やかささえ感じる青春ホラー”はおすすめできないというのが個人的な感想です。 あと学生時代、異性と2人っきりで過ごす、自分達の考えについて話し合う、悩みを共有する…みたいな甘酸っぺぇ経験が1ミリも無かった読者には刺さる…どころか掠りもしなかったかもしれないです。寧ろリア充乙!モードになったかも? とはいえ、あまり読者や視聴者からの評価に耳を傾けすぎると多少なりその作家さんの独自性が損なわれてしまう危険性もありますので、梨さんには今後も新たな作品にどんどんチャレンジして頂きたいです! よろしくお願いします。 | ||||
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ある学校で自裁した男子生徒。 その話を露悪的に広めようとする女子生徒。 果たして、2人の身に、そしてこの学校には何があるのか、というストーリー。 着眼点は良さそうなのですが、いかんせん怖くない。 また高校生の自由研究っぽい感じの創作物なのだが、凡そ高校生っぽくない。 身を窶す、とか反認知とか高校生が使う表現か、と。 全体的として繰り返しも多く、読みにくい。 自由慄に続き、個人的には全く合いませんでした。 | ||||
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新しいことにチャレンジしようとした実験的作品 こうしたチャレンジ精神は好きなので応援したい。 ただ、それがこの作品の場合うまくいったかは疑問 ネットにアクセスしてデータを拾わせるのは 道尾秀介なども採用した手法だが、 この作品の場合 そうする必然性があったのかな? 道尾の「きこえる」などでは、音声データを聞かせることに意味があったが、 この作品の音声データには ほとんど意味がないし、書きかけの原稿もネットデータとする必要なし 単にネットアクセスという手法を使いたかっただけ? 作品の内容としては、ホラーではないよね。なにも怖くない。 高校生が若さゆえのおかしな判断でおかしな行動をし、それに無理やりな理屈付けをしようとしたというだけの話。また、構成がうまくないので、各章の話がつながりにくく、「だから何?」という感じになりがち。あと、くちゃくちゃに捨てられていた紙をスキャンしたデータ、というのが小説中に繰り返し出てくるのだが、くちゃくちゃの紙のスキャンというなら、文字も ちらばっていたりという演出をしてほしかったな。背景にあちこち折れ曲がりちぎれた紙らしきものを表示していても、文字が通常ページと同様にきれいに整列した状態だと、まったくスキャンデータには見えません。実験小説なら、そうした細部の演出までこだわらないとね | ||||
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死因に恐怖をつけたいッッ という思考が1番怖いということで。おk。 | ||||
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小説紹介のyoutubeショートで知り、購入しました。 前半は彼が亡くなるまでの経緯と周辺状況が語られ、後半はその状況を基にしたバックストーリーのような内容でした。「高校生」という大人というには早すぎて、子供というには後過ぎる不自由な世界で「話で目を逸らさなきゃいけない」辛い現実をやり過ごそうとしていた描写に、「そんな事もあった気がする」とも「そう考える暇が無かったのはある意味幸せだったのかも」とも思える、後味の悪い煮え切らない感じでした。まさに自分が高校生の時に書き綴った創作小説を、大人になった時に読み返したかのような。強烈などんでん返しも、衝撃のラストも無い、まさに「なけなしの救い」でした。 最後まで物語を読んだ時に、そのタイトルとイラストに「なるほどな」と、そう思える1冊でした。 | ||||
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深掘りの難しい結論に辿り着くのに回り道している印象。表現を変えて何度も同じことを述べ、文量を水増ししているように思える箇所は後半にかけて多く、恐怖演出や修辞の濃度もバラバラで、本当にJKが書いているものとすら感じる。QRコードを用いた演出は新しいが、内容は想像より少ない。梨さんはライターとしては間違いなく一流だと思うが小説家として現時点正当に評価することはまだ難しい。 | ||||
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前半は数多くのインタビューや資料を通してある高校に起きる『現象』を推測していくものになっており、ホラー的なものになっている。 後半は二人しかわからない事情を共有した男女が関係を深めていくジュブナイル的な内容になっている。自分は青春小説が割と好きなので楽しめたが、かわいそ笑、6などの純粋にホラーを追求した小説類を望むとカテゴリーエラー感があるかもしれない。 救いはないが二人の中にだけは残されたものがあるというようなメリーバッド感は、例えば三秋縋が好きな人には刺さるかもしれない。 自分は前半も後半も違った読み味で楽しめた。 | ||||
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斬新なことをしたいという意図は伝わってくるけど、まず単純に構造的に読みづらい。 スマホとかで読むと特に。 内容も文体ごちゃごちゃしていて読みづらかった。 気楽に読書したい人にはオススメしない。 | ||||
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今回はいつもとはテイストが違いましたが今回も最高でした。怪異によってどうしようもなくなってしまった彼らの心情が文章からひしひしと伝わってきてグイグイ読み進めてしました。 恐怖演出メインのホラーじゃないことに一部から批判があるようで、だいたい中盤あたりからそうじゃないんだろうというのは察しがつきました。ただそれはそれとして、ホラー作品としても1小説としても楽しめる作品であることは確かです。彼らになけなしの救いがあったことを願うばかりです。 遺言聞きたかったなあ。 | ||||
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中盤までの展開は楽しく怖がれますが、梨さんによくある終盤のネタばらし的な内容が今回はあんまり… | ||||
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個人的に日本のホラー作品というのは情感に対して訴えかけてくる表現に非常に長けていると思っている。 そういう中で最近の流行であるモキュメンタリー系の作品群というのは非常にドライに起こった事象のみを書き出してくる、例えばH.P.Lの「宇宙からの色」系の作品だと思っている。 そういう面で見ると今回の作品の終わり方は「かわいそ」「6」などと異なり情感にあふれるオーソドックスなもの。 そういう情感表現を伸ばすための作品とも捉えられるが、よくあるバッドエンドなファンタジーでしかないと捉える向きもあるだろう。 (まるっきりの勘違いかもしれないが)他のレビューにある「怪異の解り難さ」なのだが、 SCP財団系列のヒューム値関連の概念が有るか無いかで「何が起きてるかの理解」が非常に大きく左右されるのではなかろうか? | ||||
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構成はよくできているが怖いというわけではない。また作者独特の言い回しや表現が読みにくさを助長しているように感じる。 最近の梨さんの作品はおしゃれな怖さ?みたいなものを求め過ぎているのか読んでいて理解が追いつかない場合がある。 | ||||
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普通にホラーの方が良かったです。結局なにが言いたいのかよくわかりませんでした。6とかかわいそ。の方が自分には楽しめました。 | ||||
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多感なティーンエイジャーが逃避としてホラーを求めた行く末の1つです。怖くはない。 よくある「突如休校し消息不明になる」登場人物を裏から見ている気分。 構成や仕組みはやっぱり上手だなーと思う反面、著者が商業化前に書いてたどろっとした民族ホラーに引き込まれた自分としてはその路線をそろそろ期待したいです。 自由律や、最近のオモコロはアーティスティックで意図を汲み取るのが難しいです。 ギミックは面白いのですけれど。 | ||||
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この作者の世間の評価がやたら高いことに首をかしげながらこれで3作品目を読んでみたが、王様を裸だと見たままに声に出した子供の気分です。凄い凄いと繰り返す自称評論家や、やたらとゾッとさせられたとだけ書き連ねられるAmazonでの評価など全くあてにならないことがようやく今回で確信できました。最初から最後まで厨ニの高校生のよくわからない語りに終始し、一体何を書き表したかったのか、何を読まされたのか、頭が痛くなるほど時間を無駄にした後悔がこみ上げるだけでした。作者が特定の人物に捧げた作品というように他の方の評価に書かれてもいますが、それが真実であるなら、最近目にしなくなったこの言葉をおくりたいと思います。「ブログでやれ。」 | ||||
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Kindle版は一般的な小説と同じようにリフロー形式なのだが、「画像で表現されたページが多い」そのため、画面の小さいスマホでは非常に読みにくい。 ノートの1ページのような単純なテキストが画像になっているので、普通にテキストとして併記することもできたはず。しかしそうなってはいないので、なんとか拡大しながら読み進めたところ「一章全てがページの画像のみで表現されている」章があってそこで読み進めるのを断念した。 | ||||
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自殺した人物が、最期に取ったその行動すら周囲に否定されてしまうことへの怒り。 今はこの本の主張を肯定できない思いが強いが、否定するわけでもない。そもそもこの作品は著者が特定の人物に捧げたものであるため、肯定だの否定だのと言うこと自体烏滸がましいかもしれない。 それこそ物語中でもあったように、その人との関わり方によってその人の死をどう感じるかも変わるだろう。今の自分はどちらかと言えば理生を問い詰めた男子生徒に近い。 ホラー作品としてはあまり怖くない。 noteでの事前連載とタイトル、表紙、帯からどのような展開になるかが大体正しく予想できたため大枠では意外性はほとんどなかったが、あの言葉が意味するところの転換については鮮やかで見事。 自由慄、今作、また単著以外の最近の活動も含めあまり怖くはないが関心する作品が続いている。そろそろ怖さに振った作品も読みたい。 | ||||
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