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お前の死因にとびきりの恐怖を
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お前の死因にとびきりの恐怖をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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新しいことにチャレンジしようとした実験的作品 こうしたチャレンジ精神は好きなので応援したい。 ただ、それがこの作品の場合うまくいったかは疑問 ネットにアクセスしてデータを拾わせるのは 道尾秀介なども採用した手法だが、 この作品の場合 そうする必然性があったのかな? 道尾の「きこえる」などでは、音声データを聞かせることに意味があったが、 この作品の音声データには ほとんど意味がないし、書きかけの原稿もネットデータとする必要なし 単にネットアクセスという手法を使いたかっただけ? 作品の内容としては、ホラーではないよね。なにも怖くない。 高校生が若さゆえのおかしな判断でおかしな行動をし、それに無理やりな理屈付けをしようとしたというだけの話。また、構成がうまくないので、各章の話がつながりにくく、「だから何?」という感じになりがち。あと、くちゃくちゃに捨てられていた紙をスキャンしたデータ、というのが小説中に繰り返し出てくるのだが、くちゃくちゃの紙のスキャンというなら、文字も ちらばっていたりという演出をしてほしかったな。背景にあちこち折れ曲がりちぎれた紙らしきものを表示していても、文字が通常ページと同様にきれいに整列した状態だと、まったくスキャンデータには見えません。実験小説なら、そうした細部の演出までこだわらないとね | ||||
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個人的に日本のホラー作品というのは情感に対して訴えかけてくる表現に非常に長けていると思っている。 そういう中で最近の流行であるモキュメンタリー系の作品群というのは非常にドライに起こった事象のみを書き出してくる、例えばH.P.Lの「宇宙からの色」系の作品だと思っている。 そういう面で見ると今回の作品の終わり方は「かわいそ」「6」などと異なり情感にあふれるオーソドックスなもの。 そういう情感表現を伸ばすための作品とも捉えられるが、よくあるバッドエンドなファンタジーでしかないと捉える向きもあるだろう。 (まるっきりの勘違いかもしれないが)他のレビューにある「怪異の解り難さ」なのだが、 SCP財団系列のヒューム値関連の概念が有るか無いかで「何が起きてるかの理解」が非常に大きく左右されるのではなかろうか? | ||||
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多感なティーンエイジャーが逃避としてホラーを求めた行く末の1つです。怖くはない。 よくある「突如休校し消息不明になる」登場人物を裏から見ている気分。 構成や仕組みはやっぱり上手だなーと思う反面、著者が商業化前に書いてたどろっとした民族ホラーに引き込まれた自分としてはその路線をそろそろ期待したいです。 自由律や、最近のオモコロはアーティスティックで意図を汲み取るのが難しいです。 ギミックは面白いのですけれど。 | ||||
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