コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く

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コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開くの評価:

4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク

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全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(3pt)

可もなく不可もなく

悪くはない。でも、面白くもないんだよね。よくある安楽椅子探偵もの というか 作中でなんども言及されているとおり 黒後家蜘蛛の会のパクリなわけだが、登場人物がまったくいきいきしていないから はっきりいってかなりの劣化コピーでしかない。すごく読書好きの人が、ためしに趣味として自分も真似っこして書いてみました、というレベル。
黒後家蜘蛛の会 は会員がそれぞれ個性的で、それぞれの知見に基づいて推理を展開してみせるが、最後にヘンリーが さらりと正解するところが痛快なわけだが、コージーボーイズたちは無個性。しいていうなら小説家の福来氏だけは 一定の個性付けがされているけれど、ほかの登場人物は 誰がどの発言をしていたとしても違和感がないし、別に 四人も五人もいる必要すらない。小説家と編集者の二人で会話して、最後に店長が解決でもストーリーは十分成立する。要するに登場人物が描けていない理屈だけの小説ということ。その理屈が 個性的であったりすばらしい推論であるとかであれば、本格推理のような評価も可能であろうが、そんなこともないわけで、黒後家蜘蛛のパロディ小説という以外に存在価値が見出せませんね。
コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く (ミステリ・フロンティア)より
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