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氾濫の家
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氾濫の家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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材料多すぎて調理に失敗した見本。 作者の言いたいことは分かりすぎるくらいわかるが、それをストレートに説明してどうすんの? 料理=作品ってのは、食べたときに、ああ、なるほどってならなきゃ。 食べる前からこんな料理作りますって説明してるけど、食べてみたら全然美味しくない。 ここからネタバレ 妙子が不審者を見て黙ってるのありえないよ。 もしそうならちゃんとした必然性がなきゃ。 精神疾患ゆえになんてのは都合良すぎ。 犯人の薬剤師もそう。 妹の自殺を逆恨みして、しかもすでに死んでいる相手を刺す? んで、その話を姿を見られた妙子に聞いて欲しい? まぁ他にもありすぎて書ききれないです。 ここまで酷くても、登場人物が魅力的だったり、キャラが立っていればまだ救いはあったと思うけどそれもないしなぁ。 とにかく作者の都合の良いように適当に書かれた中身の薄っぺらな作品になっちゃった。 これ講談社だよね??? | ||||
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ミステリー小説のていでいて、ミステリーでもなんでもない 別になんのトリックもなければ、隠ぺい工作もない単純な事件なのになぜか警察の捜査は行き詰まるが、小説の中心はそこにはなく、隣の家の家族に起きる さまざまなトラブルを描くことに主題がおかれている。冒頭の事件は 傍らに置いて、作家さんが自分の政治思想を主張するためだけにストーリーが展開される。 しかし、その主張がいかにも古臭い、ヘイトや引きこもりなど 近年の話題をとりこんで今どき風にしたてあげようとしているが、政治家と癒着した土建屋が悪辣な行為を繰り返すという、もう何十年も前から描かれてきたステレオパターンが根底にあり、もう昭和臭、加齢臭がひどい。資本主義を推奨する経済学者のせいで、貧困な人が死に追いやられていることが犯罪の動機だったりして左翼臭までする。悪臭ぷんぷん、臭すぎる小説でした。 | ||||
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