一刀斎夢録

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一刀斎夢録の評価:

4.29/5点 レビュー 121件。 A ランク

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平均点4.29pt

Amazonレビュー一覧

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全22件 1〜20 1/2ページ
No.22
(2pt)

人斬りが人の命と命の絆の尊厳を

既に「上巻」のレビューとして書いてしまったが、浅田 次郎が、大衆小説作家であることは充分理解しているものヽ、この程度の死生観で、世のinnocent な読者を煙にまくのは、ここまでにして欲しい。左利きを生かして「竜馬」までも殺しながら(竜馬斬りと西郷決起の筋書読みが今回の売りか)生き残り、逃げ残った人斬り哲学をこうまでグダグダ喋られるのを読むにはかなりの辛抱が要った。書く必然性がある作品はもっと良い意味の緊迫感がある。代わりに、黒鉄 ヒロシの「新撰組」(PHP版)396頁を是非一見されることをお勧めする。たった文庫本の1頁で斉藤 一のご面相から、裏表のある不気味なキャラまで書き込まれている。本来、無思想集団の一員に筋の通った史観を語らせようとすると、何と持って回った切れの悪い語り口になるものか(語り手の視点という利刃を与えても)、改めて痛感せざるを得ない。もっとも、浅田ファンは宝塚ファンと一緒で、男役のダンディズムに白目を剥いて興奮する傾向があるが、それも又結構なことではあろう。
一刀斎夢録 下 (文春文庫 あ 39-13) Amazon書評・レビュー: 一刀斎夢録 下 (文春文庫 あ 39-13)より
4167646129
No.21
(2pt)

残念な内容

これまで、浅田次郎は好きな作家の一人だった。勿論、「壬生義士伝」も「輪違屋糸里」も楽しく拝読したし、その筋書きにワクワクしたものである。
振り返って本書である。
斎藤一というテロリスト(異論はあるにしても)を語り手に、新選組、戊辰戦争、文明開化、西南戦争を筋立てしていくのだが、そこに武士としての矜持や死生観を盛り込んでいる。プロットとしては歴史小説が大好きな自分には魅力的ではある。
しかし、書かれている内容は首を捻らざるをえない。
だらだらと続く語りは纏まりがなく、モノローグの限界を感じざるを得ない。本来は幕末3部作の掉尾を飾るはずが、どうにも消化不良を感じる内容になってしまっている。
本当に残念な作品だ。
一刀斎夢録 下 (文春文庫 あ 39-13) Amazon書評・レビュー: 一刀斎夢録 下 (文春文庫 あ 39-13)より
4167646129
No.20
(3pt)

新撰組3部作

「壬生義士伝」、「輪違屋糸里」とこの「一刀斎夢録」が新撰組を
題材として書かれた作品であるが、他の2作品とは趣を異にしている。

他の2作品は心のやりとりが中心で涙を禁じえない感動を覚える素晴
らしい作品であるのに比べ、この作品はどちらかと言うと離れた立場
から客観的な事実を描き、凄惨で凄味のあるものになっている。
しかし心を揺さぶられるところは少なく、読み物としての面白さは前
2作にはかなわないと感じる。

また作者の新撰組に対する思い入れは深く、徹底的に調べ上げている
精緻さには驚かされるが、この作品では説明に徹したような文章が多
く、ちょっとしつこく読み飽きるところも残念だった。
一刀斎夢録 下 (文春文庫 あ 39-13) Amazon書評・レビュー: 一刀斎夢録 下 (文春文庫 あ 39-13)より
4167646129
No.19
(3pt)

いまひとつ腑に落ちません。

解説の山本さんが書かれているように、浅田さんは「文章を紡ぐ名手」、その圧倒的な文章力によって最後まで<読まされて>しまいます。

しかしながら。 

やはり斎藤一=一刀斎は喋り過ぎだと思うのです。 当代二番目、近衛の剣(道)士・梶原。 彼を気に行ったのはわかりますが、ほぼ初対面の相手に何故自らの核心までを吐露するのか。 <自分の為の独白>、相手は居ても居なくても同じと考えることにも無理があります。

また、独りが語ることができる記憶の量としても限界をあまりにも超えている。 『壬生義士伝』のように複数の人間が多角的に語った方が、例えそこに矛盾が生じたとしても、より真実に近い物語が描き出されるのように思われます。

“剣の奥義”についても、斎藤一が辿り着いた境地という次元で、必ずしも普遍化はできないでしょう。

西南の役を境に斎藤一を捨て去ったと梶原に語る一刀斎。 しかし、昔話をしている自体、未だ斎藤一でありつづけているということの証ですね。

面白い作品でしたが、期待していたほどではありませんでした。
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4167646129
No.18
(3pt)

手法の選択

作家の「壬生義士伝」にて強い感興を得ることができました。
中でも斎藤一の独白が秀逸であっった、
そうお感じになった読者も多かったのではないかと思います。
当然本作品を買い求める、というのも自然な流れではないでしょうか。
私も胸一杯の期待をもって、本作品をアマゾンで購入いたしました。

さて、読後感です。
半ば大いに楽しく、半ば肩すかし、どこか釈然としない、
というのが正直な感想です。
主人公の独白が延々と続く、不自然といえば不自然ですが、
それはそれで面白ければこだわらなくてよいと思います。
ただ余程の工夫、細工をしなければ無理があるとは思います。

ここまで期待を担いつつ満を持して、
というのならばとことんこだわってwikiでは「内的焦点化」というのだそうですが、
「壬生義士伝」と同じ手法で書いてみたら、もっと面白かったのではないでしょうか。
吉村貫一郎が盛岡弁で語る「斎藤先生こそまことの武士でがんす」を聞きたかったし、
ぶった斬られたあまたの男たち、
鉄漿も怪しい会津女、奥様のお言葉、
無情に捨てられた最初の奥様の恨み節、
或いはもて遊ばれた数多の京女、彼女らのはんなりしつつも毒気の強い怨嗟の声、
或いは逆もあったりして、
という風が楽しかったのでは、と思いました。

ひと癖もふた癖も、煮ても焼いても、という常人の水準をせせら笑う人斬りの名人、
なおかつあまたの修羅場を潜り抜け、生きに生き抜いた、
とことんしぶとい大剣豪の内面を記述する、なんとも魅力的な題材です。
そもそも際立った他者への攻撃性があり、虚無的、露悪的、
というよりも悪魔的ともいえる性格、
世の道徳、倫理常識を嘲るように軽々と跳躍していくあやうさ、ふてぶてしさ、
かといって単なる殺人嗜癖者、乱暴者でもなく、怪しくも底の知れない奥深さ、
並人間の知恵の及ばない怜悧さ、狡猾さ、
そんなカオスを丹念に、かつ面白おかしく記述しなければならないとは、
作家とは因果なものです。
魅力的ではあるものの、今の世のそれも生活世界で埋没しなおかつスレ切った読者の感興、
共感を得るためには相当な工夫、練りに練った作家のしたたかさが求められるのだと思います。

ふと疑問に思ったこと、
この人物は鬼神の如く強いのだけれど、何ゆえか貪欲な読者は納得できません。
強さを際立たせるのは弱さ、やはり弱さなのです、当然といえば当然ですが。
斎藤一自身が全く気づいていない、彼自身の無意識の彼方で抑圧している致命的な弱さ、怯堕、脆弱さ。
これを雛形として全体像に複雑な陰影を際立たせる、この辺を期待、切望したいところなのですが。

このような勝手気まま、わがまま放題の読者という不埒者をばっさり斬り捨てる気合いで、
またまた寝る間も惜しんで耽読せざるを得ない、そんな作品をガンガン書いてほしいものです。
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4167646129
No.17
(1pt)

残念。

書籍下部が全ページに渡り、およそ1cmから2cmの高さで、濡れた跡と、濡れによるヨレがハッキリと残っており、これで程度が良いとしているのは大変残念。
上巻を一気に読み、さて下巻へ、という楽しみが一気に萎えました。
当該ショップの利用は控えたいと思います。
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4167646129
No.16
(1pt)

だらだらと説明調の文章と無理な展開で退屈な一冊でした。

上巻は描写というより、説明、しかも主人公斎藤一の口を借りた作者の感慨を吐露している部分が多く、退屈な展開でした。残念ながら下巻になってもその傾向は変わらず、だらだらと説明、しかも時として横道に逸れた展開です。ですから人物が躍動しない。結局は間延びのした一作となっています。週刊誌連載という形式のせいでしょうか?帯には「慟哭の結末」とありますが、相当無理な、しかも狙いのよくわからない終わり方です。結果として、この小説の主人公は誰なのか?本筋と言えるものは何なのか?はっきりしていません。読後感が「さんざん読者を引っぱって来て、これか!あほらしい、読んで損した・・・・・」というものだったのは自分だけでしょうか?
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4167646129
No.15
(3pt)

平坦で起伏の少ないストーリーに欠伸

下巻は400ページまで起伏の少ないストーリーが続く。鳥羽伏見の戦いに敗れた新選組の衰退と西郷征伐までが
ダイナミックな展開もなく、こまごまと描かれてやたら紙面を稼いでいる。ストーリーテラーと言われている著者
には珍しくダラダラとして退屈(★1~2)。
 話嫌いの人斬り一刀斎にしてはよくぞ文庫本2冊分も語ったものだ。やはり自分のことを誰かに知って欲しかっ
たのだろう。それにしても下巻は200ページ位で十分なのでは?

 ようやくラスト20ページ位から、怒涛の如く畳みかける展開に鬼気迫るものを覚えた。鬼の所業はまた鬼となっ
て己に帰ってくるということか。★5以上の感動はあったが鬼の一刀斎に最高点は与えたくない。最後まで主人公
に共感できなかった作品は本書が初めて。しかし・・・
 剣の奥儀を極めるほどの人物には凡人の共感など得られるわけがない・・・と、著者は百も承知で描き切ったの
だろうか。
ー蛇足ー
わが胸の燃ゆる思いにくらぶれば、煙はうすし桜島山(平野国臣)
私は今日の今日までこの詩を間違って解釈していました。
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4167646129
No.14
(2pt)

主人公にまったく共感できない。好感も持てない。

「壬生義士伝」も「輪違屋糸里」もそれなりに面白かったが、これは後味の悪いものになった。
主人公である斎藤一に魅力がないからだろう。この本を読んで、なんだかんだいって、やはり斎藤一は単なる殺し屋だったじゃないかと思った。性格が暗い。悪すぎる。悪くてもいいが、悪漢にさえなっていない。まったく爽やかでない。(司馬遼太郎を見ならうべき) また無口だといわれる斎藤一が、この本の中で、あまりにしゃべりすぎる。また、作者がその語り口に自ら酔っているのが最所から鼻についていたが、物語が終盤に近づくにつれて、どんどんそれが顕著になる。エンディングも結着がつかず、首を傾げる。週刊誌連載のために、余計なことを書きすぎて、それをそのまま書籍化したことに問題があるのではないか。あまりに冗長。上巻から下巻になって、どんどんその問題があらわになっている。また、斎藤一の剣の奥義も、わかったようなわからないような内容で、まったく腑に落ちなかった。酒のシーンも描写がひどい。七日間飲みつづけ、しかも、ひどい二日酔いで、大事な剣の試合にはたしてのぞめるのだろうか。疑問だ。
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No.13
(3pt)

「浅田節」全開! 読者を魅了する一冊。(2冊だけど…)

新選組の斉藤一が明治天皇の御大葬後、休暇中の近衛連隊の
士官に語る半生の記。
「天切り松」も「マンチュリアン」も、語りの上手さは著者の
得意とするところ。
 本書も「浅田節」が存分に発揮されている。

 斉藤一は大正4年に亡くなっているそうなので、本書の時代背景
からすると、この語りの3年後に没することになる。
 時代考証はきちんとしていて当然として、この時代を描く作家は
その解釈がそれぞれにあって面白い。

 たとえば本書では、斉藤が乃木将軍の殉死について、夫人とともに
逝ったことを非難している。
 静子夫人を残さなければ後の始末がまづかろうよ、と語っている
部分だが、わたしには違和感がある。
 斉藤は、父が金で御家人の株を買った家に生まれた。
 根っからの武士ではない。
 だから、自分についてくる若者を「どこででも野垂れ死ね」と
突き放したりもする。
「死」について「後の始末などどうでも良い」と考える方が、斉藤
らしいのではないか?

 死後の始末を考えるのは武士の思想だろう。
 二人の息子を戦死で失い、夫妻が殉死したことで「乃木伯爵家」は
断絶した。
 静子夫人を連れて行ったところに、乃木の死生観があらわれている
のではないか…?
 それもまた、一つの武士としての「死後の始末」だろう。
 仮に斉藤が武士の立場で評するならば、それが理解できないはずはない。

 明治維新の主役たちはほとんどが早くに亡くなっている。
 その故に、早くから小説やら舞台に描かれるようになったが、
もちろん同時代の人は、まだたくさん生き残っていた。
 上野の西郷さんの銅像ができたとき、夫人が「うちの人はこんな
人(顔)じゃなかった」とか「こんな格好で外を歩く人ではなかった」
とか言った、という話は有名だ。

 それぞれに伝説があり、われわれは知らず知らず頭の中で人物像を
形作っている。
 そのような先入観が、歴史と小説の間という近代物の鑑賞を難しく
させているともいえる。
一刀斎夢録 上 Amazon書評・レビュー: 一刀斎夢録 上より
4163298401
No.12
(3pt)

ストーリーでない部分で楽しんだ

新撰組をはじめ、幕末の有名人たちが登場するので
面白く読めますが、読後感がいまいちでした。
主人公(斉藤)に共感できないからでしょうね。

人間=糞袋、という人間観をもつ斉藤ですが、
親の愛情を十分に受けていないことが語られるにつれて、
やはり親子関係が人としての土台を作るのだというメッセージを受け取りました。

幕末の様子が細かく描かれている点は、とても興味深かったです。
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No.11
(3pt)

語るハジメちゃん

ノッポさん似の写真でしか見たことのない斉藤一が語る新撰組。坂本竜馬を斬った話から始まる時点で興味が半減した。
歴史の勉強も兼ねて読もうと思っていたのだが、真実は20%ほどではないだろうか。
完全なる「読み物」としかいまは捉えていない。
あの大傑作『壬生義士伝』を書いた作者にしては、進展がまだるっこくて、嘘っぽい。
一刀斎夢録 上 Amazon書評・レビュー: 一刀斎夢録 上より
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No.10
(2pt)

冗長で独りよがりな作品

浅田次郎の作品は「終わらざる夏」に続いて二作目だが、「終わらざる夏」の大半が登場人物が手紙で自分のことを語っていたように、本書では元新撰組の斉藤一が近衛師団の梶原中尉に対して、自己の遍歴を語るスタイルとなっている。

従って、新撰組時代では無口であったとされる斉藤も冗舌に語らざるを得ないわけだが、余りに冗長すぎて違和感を感じた。「終わらざる夏」と同様にそもそも設定に無理があるのだ。

設定に無理があっても話が面白ければそれはそれでいいのだが、本書で取り上げられた新撰組は鳥羽伏見の戦い以降の負け戦と西南戦争が中心で、それはそれでこのようなことがあったのかと興味深く読めたのだが、いかんせんストーリーに盛り上がりがない。最後の逸話も「聞かせれば剣を捨てるほどの殆(あやう)い話」と勿体ぶった前振りがあった割にはさほどでもなかった。そして最後に梶原と榊の試合のシーンも、中途半端に終わるのではないかと危惧していた通りの終わり方で拍子抜け。このような終わらせ方を余韻があってよいと思う人もいるかも知れないが、自分に言わせれば一番難しい部分を描かない作家の手抜きか力量のなさとしか思えない。

登場人物に魅力を感じないのも「終わらざる夏」と同様。斉藤一を始めとするキャラクターに共感することができなかった。浅田次郎の小説はこれで2冊目だが、長い割には読んだ後の充実感に欠ける作品であり、二度と読みたいとは思わない一方で、無性に司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読み直したくなった。
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4163298401
No.9
(2pt)

天満屋騒動は!?

フィクション大いに結構。冒頭から坂本龍馬暗殺実行犯が斎藤であった。これも結構。ただし、それならばなぜ作者は龍馬暗殺に対する報復である「天満屋騒動」に一切触れないのか?龍馬を始末したのが斎藤とするならばひねりのきいた面白い「天満屋騒動」が描けたのではないか。史実は斎藤率いる新選組が酒宴で盛り上がったところを海援隊に踏み込まれ、自身部下に命を救われたという最もカッコ悪い斎藤一。作者の筆力をもってしても物語の展開上、このエピソードはいかんともし難く、避けたいということだろうか。
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4163298401
No.8
(3pt)

これが斎藤一でしょうか?

浅田次郎ですから読ませます。ですが、どうしても天切り松 闇がたりシリーズを読んでいるような気になり、読み進む程に、新撰組の斎藤一からはどんどん遠くなる印象でした。また、私の個人的思惑の斎藤一像とは違うのも違和感の大きな原因かもしれません。
一刀斎夢録 上 Amazon書評・レビュー: 一刀斎夢録 上より
4163298401
No.7
(3pt)

浅田次郎の世界を堪能。しかし・・・

おもしろく読み進んだが、結末が今ひとつ納得がいかず、あまり感動しなかった。やはり壬生義士伝の深い感動には勝てず。
一刀斎夢録 上 Amazon書評・レビュー: 一刀斎夢録 上より
4163298401
No.6
(2pt)

うーん・・。

新撰組に詳しい人は楽しめるかもしれないけど・・、あまり新撰組に詳しくない私には、?ってカンジでした。
回想が時系列ないので、余計に混乱し・・、あと、なんの面識もない若者に年を取った斉藤一が訪ねてきたからといっていろいろ過去を語るかなぁ?と、その設定にも疑問を感じます。
ただ、新撰組に詳しい人にはいい小説家もしれないので星2つで。
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4163298401
No.5
(2pt)

斎藤一が余りにもお喋り好き

斎藤一が余りにもお喋り好きで興醒めします
お年寄りがダラダラぐだぐだグズグズと新撰組について話しています
一刀斎夢録 上 Amazon書評・レビュー: 一刀斎夢録 上より
4163298401
No.4
(3pt)

登場人物を借りて、著者が余りにも饒舌に喋り過ぎます。

「蒼穹の昴」に続き「壬生義士伝」は見事な構成でした。これぞ小説、小説家としての浅田氏の本領発揮という所です。ただ、その続編作とも言える「珍妃の井戸」・「中原の虹」等はどうも著者の思い入れが強く、ある意味で描写よりも説明口調になっており退屈でした。この作品は新鮮組を扱った作品として、壬生義士伝の延長線にあるものとらえてみると、最近の著者の傾向としてしばしば見られるのですが、どうにも「まだるこさ・くどさ」を感じてしまうのは自分だけでしょうか?
 主人公の斎藤一があまりに饒舌で喋り過ぎるのです。しかも、これが明らかに登場人物を通して、著者が喋っているのが明白です。従って描写よりも演説と説明になってしまい、話題が本筋から脱線して廻りくどくなっているのです。要するに小説としての描写になっていません。だから、登場人物が動き出さない。それでも描写を主体としての筋書きと展開になっていれば、その部分は誠に読ませるのです。第1巻だけでも、相当に波がありました。
 週刊誌に連載されたものだけに、同じ様な記述の繰り返しも目立ちます。失礼ながら、ひょっとして締めきりに追われてページを埋めたのか・・・・と妙な疑いも持ってしまいました。第2巻はどうなるか、期待しているのですが。
一刀斎夢録 上 Amazon書評・レビュー: 一刀斎夢録 上より
4163298401
No.3
(1pt)

あまり面白くない。

浅田次郎の作品で、興味がある斉藤一が主人公のため、購入した。
無口そうな印象のある斉藤一が、過去の出来事を延々と語る構成です。
司馬遼太郎作品にある映像的な臨場感がなく、物語に入り込めなかった。
半分で、読むのをやめた。
一刀斎夢録 上 Amazon書評・レビュー: 一刀斎夢録 上より
4163298401