■スポンサードリンク
死者の島
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
死者の島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新聞記者で今はミステリ作家の老婦人ヘンリー・O(亡き夫がつけた仇名。本名はヘンリエッタ)。作者曰く、おばあちゃん探偵といえばミス・マープルというイメージを壊したかった、というだけあって、彼女は若々しく、体力もあり、元新聞記者だけあって人の話を聞きだすのもうまく、判断力も抜群だ。時には自ら危険にも飛び込んでいく、老女探偵の常識を覆す女性。第一作のこの作品では、彼女は昔の恋人でもある情報産業の大者からの依頼で、彼の所有する島に赴く。そこで彼女は彼から「誰かがわたしを殺そうとしている。容疑者を島に集めたので、犯人をさがしてほしい」と依頼されるが、彼はプールで謎の感電死を遂げる。動機のある人間は沢山いるが、アリバイはなかなか崩れない。しかも、台風の接近で船の便も止まり、全員が島に閉じ込められた上、命の危険も・・・。シリーズ全てそうだが、ヘンリー・Oの正義感と果敢さに圧倒される。どんなに難しそうな事態でも全力でぶつかっていき、甘えのない彼女の姿はすがすがしい。何とも頼もしく、読んでいて安心感があるのがいい。事件の真相が明らかになる以上に、ラストで明かされる秘密にびっくり。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!