■スポンサードリンク
冬桜ノ雀
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
冬桜ノ雀の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本ですから特にレビューすることはありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
30-40年前にその名を高めたというタイ捨流の丸目高継の登場だ。 生きていれば百歳を超えるというからすごいが、それだけじゃない。 次期将軍と目される家基様のお命をねらって、家基の夢の中に入り込んでしまうという強者。 居眠り磐音シリーズ、初めてのオカルトモノ。というと茶化したようだが、そんなつもりはない。 江戸時代の人にとって、言い伝えやおまじないは日常のことだったのだ。 昭和の時代ですら、祖母は風邪で寝込んだぼくのために、御大師様にいのってくれたほどだ。 さて、磐音と丸目はまだ命のやり取りはしていない。いずれ戦うことになるのだろう。 本巻は、その予告編か。 それより、竹村武左衛門がダメな人になってしまったのが寂しい。弱い人間の苦悩をもうちょっと描いてほしかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回かなりぶっ飛びます。 いつも尋常じゃないほど強い磐音ですが、今回は妖怪のような盲目の剣術家と戦います。 妖怪のような、というよりどうやら物の怪らしい。 生きていればとっくに100歳を越えている年齢。 人の夢に入り込み取り憑いて殺すこともできる能力。 そして磐音はそのじーさんの創り出した異空間で戦うのです。 なんだか始まりの頃とはまったく違う世界に来ちゃったなーと思いました。 このシリーズも始まりはもっと違いました。 江戸の市井の人たちのつつましくも温かい人情とか、義理と人情をはかりにかけりゃ義理が重たい武士の世界で義理のために忍んで泣く悲しさとか、そんないろんな情緒があったのです。 それが今や、徳川将軍家の世嗣・家基とは仲良しだし(ありえねー)、おこんはちょっとかわいいおきゃっぴいな江戸娘からなんでもこなす完璧な若奥様に変わってるし(話の幅狭くなったー)、磐音は毎回ありえないほど強いし(たまには弱いとこも見せろー)。 そして今回、ついに妖怪まで登場です。 しかも異空間です。 ありえないにも程があります。 いや、もうここまで来たらそこんとこを楽しむしかないですね。 よぉし、わかった! もう君に江戸情緒は求めない。 そのままドドーンと突き抜けちゃっておくんなさいまし。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!