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薬屋のひとりごと11
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薬屋のひとりごと11の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 61~64 4/4ページ
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ご存知の通り、本作品は所謂なろう作品 webにて連載された物を再構成・加筆・改訂された物が本商品です 現在(2021/5月)web版での連載を続けながら書籍版の刊行がされています 是非web版も見てみてください 実際のところ、書籍版と大きな差異はそこまでありません 途中途中の説明が膨らまされているのが、書籍版というイメージです 私は、世界観が練り込まれているファンタジーが大好物です。 その匂いや景色などを想像しやすくなる書籍版がこのまま刊行されて行くことを強く望んでいます | ||||
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9巻から始まった西都編ですが、一区切りがつきます。ずいぶんと長い物語になったし登場人物も多いので最初の方は記憶が怪しくなってきています。簡単におさらいすると、第9巻で西都に蝗害の恐れがあることを察し、そこから何やらキナ臭いものを感じた中央から壬氏と猫猫たちがやってきたところ、第10巻では予想通りの災害に一同が奮戦します。第11巻では食料も燃料もとぼしくなり人心が荒れる。その矛先は壬氏一行に向かい始める。そんな中、玉袁の息子で領主代行の玉鶯は壬氏を出汁に炭田を抱える隣国への侵攻を企てる。 当初からなんとなく不可思議な位置づけの登場人物がいますが、一気に謎が解けていきます。基本的にここまでのお話で領主交代の謎などがほのめかされています。そこから、もともと西都に縁のある登場人物達がここでそれぞれの役割を明らかにします。 ここで大きな山場は超えるのですが、結果として西都編はまだまだ続くようです。題名こそ「薬屋のひとりごと」ですが、このエピソードはスケールが大きいだけに猫猫のつぶやきだけでは視野が狭く、物語が進んだ感じがしなかった。ここへきて周りが大きく動くことでその描写で展開が見えてきます。 なお、壬氏と猫猫の関係は事件と後始末が忙しすぎて二人ともあまり顔を合わせる機会が無い。9巻での焼き印事件で状況が一気に進んだ分、ここはエピソード全体で一回休みです。12巻では西都編後編が始まるだろうし、ここまでのような事件の連続ということはないだろうから、そこらへんも大いに期待したいです。 | ||||
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虫害防止のための鳥を利用する謎の一族・風読みの一族と、原因不明の理由で族滅させられた戌一族との関係が明かされ、国の西部地域をめぐる謎が明らかとなります。 そこには意外なレギュラー人物(たち)が意外な形で、静かに、深く、そして強い意志をもって関わっていました。 本来の小説の主人公は猫猫ですが、彼女はこの巻では、国の命運を左右する舞台と脚本からは縁遠いわき役にすぎません。 今回はユーモア成分はかなり薄く、シリアスさが大幅に増えています。 自分を英雄とする舞台を作り上げようとする危険な名優。ところが舞台を作るのは一人ではなく、強制的な脚本変更の布石はあらかじめ仕組まれていた。主人公たろうと準備していた名優が予想もしないところから。 | ||||
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基本的な流れはwebと変わりませんが、前回入れてなかった「林大人」のエピソードの修正挿入や、ちょっとした人間関係の描写を追加することで、登場人物の掘り下げや心情がうまく出せていました。 西部での猫猫の滞在と話はまだ続きますが、問題そのものは一区切りという巻です。 良かったとは思うのですが、だいたいwebで読んだ流れなので、私はいまいち感動というか読む感慨がどうにもなくなってしまうので、冷静に評価できていないというか辛め評価になると思われます。 イラストがついてより作品が楽しめるので、嬉しいのですが、初回読んで楽しめた人の感想も知りたいですね。 | ||||
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