龍神の子どもたち
評判
龍神の子どもたちの評価:
3.00/5点 レビュー 3件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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龍神の子どもたちの評価:
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古臭い集落を笑われて気落ちしながらも、周囲に合わせて日々を過ごす主人公の家は、集落をまとめ、祭りを取り仕切る家。中学一年のクラスは二つのグループが事あるごとに対立し、バラバラになって行くが、夏休みの初めに行われた林間学校での過酷な体験が皆を変える、という話。登場するのは現代っ子なので、「田舎の子」と「都会の子」の確執や交流も「いかにもありそう」で、テンポ良くサクサク読めます。
古い言い伝えの残る地域が、乱開発で現代的に変わって行くが、自然の猛威の中で子供達が言い伝えによって救われるというストーリーは近年の自然災害に通じる物で、古い物にも意味がある、という趣旨も感じます。でも、結末は結構ほろ苦くて、単なるハッピーエンドでは済まされない、大人の都合に振り回される子供達の姿も含めて現代日本の縮図や、一人一人が、自分で考える事の大切さも語ってくれていますね。
懐かしくて、ちょっと切ない話です。