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タッチの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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昔、この本を読んだときに このようなことが日本で起きませんように、と思った。 でも、福島の原発は放射能物質を撒き散らし始めてしまった。 今読み返してみると、 怖いのは「放射能汚染」ではなくて、 パニックが広がり、皆が不安になり攻撃的になることなのだ、 ということを、この作品が描き出していることがよくわかる。 特に、事故によって偶然被曝した主人公夫婦に対して 周りの人々が行う攻撃はすざまじい。 そしてその放射能パニックは、 今や日本では現実になってしまった。 加えて、 取材に押しかけるマスコミ(とその向こうにある大衆の無知と好奇心)のいやらしさ。 補償するすると言いながら補償しない会社の手法。 そして夫婦が、御腹の中の子へ抱く愛情と不安。 そういった「恐怖の世界」が描写された作品だ。 だから、放射能物質の広がり方とか、ラストとか、 ちょっとおかしい点があるにしても、やっぱり読むべき本だと思う。 | ||||
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平凡な夫婦に突然訪れた見えない敵「放射能汚染」と、その情報が広まるにつれ現れる見える敵「汚染を恐れる周辺住民」に毎日を脅かされる主人公。 もし、自分がこのような理不尽な立場に置かれたら・・・? 1968年に執筆された作品ですが、今なお身近に感じられるテーマに一気に読まされてしまいました。オススメです。 | ||||
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