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365+1



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【この小説が収録されている参考書籍】
365+1 (プラチナ文庫)

365+1の評価: 4.75/5点 レビュー 12件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(5pt)

よかった…

「……死ぬほど 綾野が好きだ」
この行を読んだとき、全てが報われた。
数多あるBL世界の中で出会えてよかったと思える作品は 私は少ない。
でも365+1は本当によかった。
最高です。
そしてスピンオフもある喜び…。
ああ…明日も頑張ろう!
365+1 (プラチナ文庫)Amazon書評・レビュー:365+1 (プラチナ文庫)より
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No.11:
(4pt)

いつもの凪良ゆうの世界でした。

凪良ゆうさんらしい内容でした。
365+1 (プラチナ文庫)Amazon書評・レビュー:365+1 (プラチナ文庫)より
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No.10:
(4pt)

漫画本で見たいなぁ

ドラマCDで購入したけれど
文庫だとは思わず残念
365+1 (プラチナ文庫)Amazon書評・レビュー:365+1 (プラチナ文庫)より
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No.9:
(5pt)

両思いであるがゆえの擦れ違いが切ないです。

夢と恋愛を絡めて上手く描いてるのが流石です。
夢を信じて踏み出せなくて、地元で置いていかれる辛さを噛み締める綾野
夢を信じて一人で東京に出たけど、上手くいかなくて辛い思いをしてる紺
二人とも、本音を言えなくてそこからの擦れ違いが切なくて最高です。
切ない話が好きな人にお勧めです。
高校専門学校時代とか甘酸っぱい感じで、片想い同士のもどかしさが最高です。
そんな長い時間をかけて育んだ分かり合ってる二人の擦れ違いが切なくて切なくて。
何度読んでもいい話で最後にやっぱりこの話大好きだなと思います。
愛しのいばら姫の美山が美味しいキャラで出てくるので美山好きにも堪らない話です。
年間BL大賞に選ばれた作品でもありますので
ぜひ読んで欲しいです。
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No.8:
(5pt)

やられた。よかった。

本当は、眠り姫を読みたかったのだが、レビューを読んで仕方なしにこちらを読むことにした。興味があんまりない設定だったから、読み切れるか不安だったけど……やられた。わかるなー、青春だよ!と思った。あとがきの筆者の説明に納得した。
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No.7:
(5pt)

ベスト・パートナー

これぞ青春、という感じがすごくリアルでよかったです。
一緒に夢を見れて、
でも大人になるほどしがらみも出来、自分の勝手だけでは恋は成り立たなくて
プライドや離れた距離や会えない時間に気持ちが揺れて・・・。
切なさ満載でした。
こういうすれ違いを克服して、そしてその上で夢や希望を
努力や話し合いや思いやりで育てていくふたりの絆は
とっても強いものになったと、最後はとても幸せな気持ちで読み終えました。
題名がまた、秀逸。
365+1 (プラチナ文庫)Amazon書評・レビュー:365+1 (プラチナ文庫)より
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No.6:
(4pt)

タイトルも好き

上京して一緒に暮らし、夢を追うはずだった紺と綾野。綾野の母親が倒れ、地元に残ることになり遠恋になる。わからない話題が増え、距離があいていくことを感じる綾野。仕事でうまくいかない気持ちをいつまでも変わらない綾野に癒してもらおうとする紺。

遠恋の気持ちのすれ違い、夢や状況のもどかしさがとても伝わりました。キャラの誰もが誰かのせいにせず、自分の情けなさを悔やんで焦れてもどかしい感情が全開です。
前半と後半で紺の視点と綾野の視点と別れているあたりもより一層二人の感覚がわかってよかったです。
モードフェスの展開はどこかで見たような流れでした。チームの揉め事、モデルの当日。数回は同じ展開を見たので新鮮味が薄かったです。コンテスト、ショーものは仕方ないのでしょうか。

高校時代の二人がお互いの気持ちがわかったあたりが最高に好みでした。両思いだけど今まだくっついてない微妙な状態の表現が凪良さんは絶妙ですね。
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No.5:
(5pt)

お互い自立心があって対等な関係がVery Good!

青春真っ盛りから社会人になってからの様々な葛藤まで、なかなか良い内容でした。
親友から恋人に移行する過程もキュンキュンしました。
元々どちらも(攻)のつもりだったみたいですが、片方押し切られて(受)に甘んじています。
お互い自立心があって対等な関係、というのが基本にあるので、大変羨ましいCPです。
すれ違いも恋愛の醍醐味、紆余曲折、ハラハラさせるとこもかなりありますが、
周りのキャラのお陰でまとまってよかったね♪です(笑)

他の凪良さん作品のレビューでも書きましたが、主役二人より周りのキャラに目が行くのは私の癖か?
またはこの作者の特性か?
美山という毒舌美形キャラに心奪われました(汗;)
すると彼が主役のスピンオフがあるではないですか!
「愛しのいばら姫」がそれです。

「365+1」→「愛しのいばら姫」と2本続けて読まれることをオススメします。
365+1 (プラチナ文庫)Amazon書評・レビュー:365+1 (プラチナ文庫)より
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No.4:
(5pt)

男同士はこうでなくっちゃね。

とても魅力的な男性二人。お互いを尊敬しあって高めあえる良い意味でお似合いの二人で見ていて気持ちが良かったです。
奇跡のように惹かれあい、同じ熱をもって結ばれた若い二人がすれ違い、離れて大人になって自分自身を見つめなおし戻ってくる。
未熟さゆえに離れてしまった二人が互いを責めることなく自分を見つめなおせたのは、若く未熟だったけれど揺るがない自分の中の1本通ったものを忘れずにいられた。イコールお互いが相手を大切に思った高校時代(片想い時代)〜専学時代(恋人時代)の若い純粋さを忘れずにいられたからなのでしょう。
話の進行としては平凡で、起きる事件やその解決の仕方もありがちなものでしたが、キャラクターがとても魅力的で、脇役の置き所やその効果も独特でした。登場人物の気持ちをうまく表現するために使われる背景やこまごまとした描写がとても考えられており、作品の魅力を高めています。
全体に漂う雰囲気も前向きで読後感もとても良い作品です。あらゆるジャンルのファンにおススメします。
蛇足ですがこの二人、高校時代からずっとお互いを苗字呼びしてるんですが、なんか違和感。紺なんか甘ったれなのだから名前呼びしたがりそうなんですけどね〜
それが男性と女性の名前のようなので、すっごく気持ち悪い。こんなに男らしい二人なのになんか残念。でもそれが逆に美山に「アヤノちゃん」とか嫌味っぽく言われたときには効果的だったですけど。

BLでは受キャラを女名前にしないといけないって規則でもあるんですかね。
よくある「母親譲りの女顔」って表現とか女っぽい名前で読者に受けキャラを書き出しから知らせるのは必要なことなんでしょうか?途中で「えっ?こっち?」ってならないための安心設計か。(笑)
受が女性であっても成り立つ話は嫌うヒトは多いと聞きますが、やっぱり受けはオンナノコじゃないといけないということなんでしょうか・・・
あんまり乙女な男子キャラだとBLを読む意味がないんでは?
女性の欠点・嫌らしさをそぎおとした恋愛が楽しめるのがBLだと思います。この作品はそういう理想形を味わえました。とっても満足です♪
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No.3:
(5pt)

男同士の恋愛の障害

凪良先生の新刊ということで楽しみにしていました。やはり期待を裏切らない、いやそれ以上でした。
恋に障害はつきものだけど、これが男同士だから厄介。
紺(攻)のプライドと、綾野(受)のコンプレックスが邪魔をしてお互い素直になれない。
グルグル悩む→別れ→やっぱり忘れられない→元サヤ
BLでは定番という流れも、作家さんの腕ひとつでこんなにも見せ方が変わってくるんだなあって、凪良作品を読む時いつも思います。
とにかく先生の作品は心理描写が嫌味なく丁寧で胸にじ~んときます。
紺に綾野が別れを告げるシーン(紺のことを電車のドアに押し込みながら)では本当に胸が締め付けられました。
ラストに向けて読んでいるこちらも感情が高ぶり一気読み。凪良先生らしい素敵な終わりかたで大満足!
二人の恋路を邪魔するようで実は二人を後押ししていたかの存在の美山の今後が非常に気になります。過去を振り切って新しい自分に生まれ変わった(?)美山のスピンオフが出たら絶対買います!!

凪良先生、いつも良質の作品ありがとうございます。
365+1 (プラチナ文庫)Amazon書評・レビュー:365+1 (プラチナ文庫)より
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No.2:
(5pt)

どろりとしてても魅力的で、触発されます。

付き合いが長くなった遠距離カップルの、閉塞感溢れる鬱屈とした日々と焦りがメインテーマでした。

かなりどろっとしてます。
なのに、どこか若さや青春の欠片が残ってる。
あまり楽しい話ではないけれど、主人公2人の気持ちが近くてのめり込める本でした。
厚みもあって、読みかさも十分です。

攻も受ももちろんだけど、特に光ってたのは脇キャラの半当て馬的モデルの美山。
美形モデルなのに態度も口も悪い、でもどこか憎めなくて実は結構純情。
攻と受を引っ掻き回したり手伝ったり詰ったりと絡んてくる中で、チラリと見える可愛さが魅力的でした。

基本、攻も受も純情で田舎モノ。
洗練されてそうで根っこは高校生の時と変わらない青い若さがあって、それが世間や現実とぶつかる。
その時2人はどうするのか。
恋人は支えになるのか、
恋人って何なのか。
恋人に、自分は素直になれるのか。
恋人に、なんでも打ち明けられるのか。
じゃあ、恋人ってなに?

話し合えばさらりと終わるかもしれないのに、それが出来ない。
男のプライドが邪魔する。
でも、やっぱり好き。
だからかっこつけたい。

どうやったら輝けるんだろう。
もがく青年たちは、どんなにどろり、どんよりしてても、みんな魅力的で、健気でした。

割と見逃しがちなニッチなテーマメインで、読み手として触発される作品です。
365+1 (プラチナ文庫)Amazon書評・レビュー:365+1 (プラチナ文庫)より
4829625775
No.1:
(5pt)

ぐるぐるして、みっともなくて、それでも捨てられないたったひとつ

一気読みしました。面白かった…!!
主人公たちふたりの、高校生でであってから、紆余曲折あって恋人同士になって、またまた紆余曲折あって別れて、もういちど付き合うまでのはなし。ってそれだけだとつまらないあらすじになってしまいますが、そこは凪良さん、裏切りません。それだけじゃありません!
凪良さんのほかの作品でも、仕事に対するぐるぐるした悩みとか目指していたものにたどり着かない焦りとか自分ではどうしようもない閉塞感みたいなものってあって、それが、ただ単純に『男の子同士で告ってくっついてえっちしてライバル出てきてもやもやしてでもやっぱりふたりでしあわせに暮らしましためでたしめでたし』みたいな、どこの御伽噺ですかっていうBLとは一線を画す味付けになっていると思います。ああ、こういう男の子、現実にいそうだな~と思わせてくれる。これが男女の恋人だったら、もう少し女の子が折れてうまくいってオシマイなんだろうけど、男の子同士はお互い目指してるものとか自尊心みたいなものもあって(いや女の子にもあるひとはいますけど)、それはお互いを構築してる芯みたいなもので譲れなくて、だからこそうまくいかなかったりする。

でもそこで別れてしまわないのは何故か。うまくいかなくて、疑って、すれ違って、それでも、諦めきれない捨てられないたったひとつのもの。

恋って、ただそこにあるだけで、ひとを汚くも弱くもする。けれど、美しくもするし、ものすごく強くもする。
そんなことを思い出させてくれる、あー、いいもの読んだ!と思えるおはなしでした。全力でお薦めしたいです!
365+1 (プラチナ文庫)Amazon書評・レビュー:365+1 (プラチナ文庫)より
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