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(短編集)

逆軍の旗



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【この小説が収録されている参考書籍】
逆軍の旗 (藤沢周平珠玉選)
新装版 逆軍の旗 (文春文庫)

逆軍の旗の評価: 3.75/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(5pt)

最後の一話が上杉鷹山の話

表題作より、最後の一話が上杉鷹山の話で、素晴らしいですね。
新装版 逆軍の旗 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 逆軍の旗 (文春文庫)より
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No.11:
(5pt)

大変きれいな品物

本当に新品のようでうれしかったです。
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No.10:
(3pt)

侘しい!

あとがきによれば、この本の4篇は、藤沢周平氏が「解明されない、あるいは解明不可能と思われる」歴史の未知の領域に、挑んだ小説とのこと。主人公の選ぶ道筋が理解出来れば、成功と云えるが、読んでそう思えるものは、なかった。特に光秀は、新味に欠け、上の記述に照らしても、氏の取り上げた意図が掴めない、それが侘しかった。
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No.9:
(2pt)

藤沢周平の駄作

物語り性に乏しく、次の展開にワクワクする期待が持てない作品ばかりであった。
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No.8:
(3pt)

流石の藤沢氏も信長は書けないでしょう⁉️

私は藤沢氏の大フアンです。氏の殆どの作品は読んでいます。藤沢氏は、信長は余りにも多くの人を殺したので嫌いだと言ったと、何かの折に読んだ気がします。坂口安吾の織田信長に始まり、安土往還、秋山駿の「信長」等信長に関する名著が有るのですから、何も嫌いな人物を藤沢氏が描く必然性はありません。数多の三流作家が信長そのものを書けないから「本能寺の何がし的な馬鹿な物」を書く。当然本能寺を書けば信長と、其れしか無い光秀が出て来る。いくら藤沢氏でも光秀を麒麟とは描けないでしょう。「うそつき光秀」が光秀の出自としては最も妥当と思います。嫌いとは言え、藤沢氏にとっても信長は気になる存在であった事は否めません。結局本能寺を熱なく書いたのでは無いでしょうか。駄作です。上杉鷹山に出てくる人物名に、戦国時代の須田とか、忠臣蔵の千坂何某が出てくるのが新鮮でした。吉良上野の子息は、親譲りの馬鹿ものなので、ホットしました。上杉景勝も直江兼続も三流の人物なので、上杉家の裔はこんなものでしょう。今は亡き藤沢氏に失礼ですが、最近この本をkindle本で読んだので、旬のレビューとはなりません。最近光秀本が多数出ていますが、結局信長のおこぼれによる小銭稼ぎと言う、下賤の極みです。あの世へのご報告まで。
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No.7:
(4pt)

藤沢周平の優しさ

表題作の「逆軍の旗」藤沢周平は、裏切り者の代名詞とも言える明智光秀にすら、冷静な優しさを持って小説にするのだと思った。
多くの本能寺の変関連の小説を読んだが、私にとっては、もっとも光秀の思いに近づけたと感じた。
あとの三タイトルは、あとがきにあるよう、歴史的事実を元に人間を探る、というのにふさわしい内容だが、脚色は控えめで、それだけにドラマチックさは少し物足りないと感じた。
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No.6:
(5pt)

すばらしい

藤沢周平さんがきめ細かい取材に基づいた実話の小説化に挑んだ力作です。
素晴らしいです。
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No.5:
(4pt)

藤沢周平歴史短編集

中ではやはり、光秀を描いた表題作の、逆軍の旗、それと、上杉
鷹山を描いた、幻にあらずが面白い。巻末のあとがきも、読むべし。
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No.4:
(5pt)

明智光秀他

普段戦国時代小説しか読まない小生にとって光秀以外の作品は時代背景にも疎いが、全作品とも非常に面白かった。
中でも「幻にあらず」は上杉藩の財政逼迫を見事に表しており興味ある作品だ。
一般文学通算719作品目の感想。2011/09/05
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No.3:
(3pt)

登場人物と共に、悔しさをかみ締め

中篇4作収録。
この4作には共通しているものがある。
「志し半ばにして・・」という思いだ。読み終えた後、非常に悔しさが残る。

■「幻にあらず」
この直前に読んだ同著者「漆の実のみのる国 上・下」巻末に、この本のなかの「幻にあらず」が紹介されていた為、読み終わり後即購入した。この中篇は、著者49歳の時のものであるが、この作品に満足できずその20年後、長編「漆の実の・・・上・下」として書き直している。そういう意味で、私は最初にその長編を読んでいるので、その余韻のまま おさらいをする形で読み直してみた。
しかし、何度読んでも悔しい思いでいっぱいだ。
最後は竹俣美作当網が復活して、藩主上杉治憲、莅戸善政と共に、「漆の実」が鈴なりになった街道を3人で笑いながら歩いて欲しかったのだが・・。
この「幻にあらず」を先に読んだ方は、是非そのまま続けて「漆の実のみのる・・」を読んでいただきたい。もっともっと細かな描写、逸話が出てき、この話の面白さを味わえるはずである。そして、あの名句「為せばなる、為さねば成らぬ何事も・・・」の深い意味を実感できるはずである。

■ 「逆軍の旗」
映画「ラストサムライ」の最後のシーンを思い出す。悔しい。

■ 「上意改まる」
これまた悔しい話。
「クソッ!なんでそうならなきゃいけないんだ?何も悪いことしてない3兄弟が、どうしてそんな罪を着せられなきゃいけないんだ! 畜生!胸糞悪いなー」と、

■「二人の失踪人」
これまた悔しい話。
「それはそれとして、弟を捜しに行ったお兄ちゃんはどうした?」
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No.2:
(2pt)

読み難い

時代小説が好きで、池波、司馬、柴田など多くの作品を読み、巷で評価の高い藤沢作品を読んでみました。率直な感想として読み難いです。これは作者にではなく、編集に原因があるのでしょう。時代小説を読む人にはわかると思いますが、登場人物の名前に特殊な読みをするものが多いのです。この場合親切な編集がされていれば読み仮名がつけられているのですが、この文庫に収録されている作品(本書のみではない)には、それがほとんどありません。とくにこの作者の場合、創作の人名が多数登場するのでそれがないと読めません。したがって登場人物の名前がよくわからないまま読み進めることになりました。このためその名前が出てくるたびに気になって物語に没頭できませんでした。これまでに数冊を読んで作品としては面白いものもあっただけにとても残念ですが本書は途中でやめました。
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No.1:
(4pt)

短編の名手が描いた、明智の三日天下

オーソドックスな光秀象で本能寺を描いている。
自分を守る為に主君を殺し、部下の為に天下を狙う。
天下を狙うには、主君は余りに大きく、その後のことは何も考えていなかった。
そこへ、秀吉大返し。この瞬間、切れすぎる兵法家は自らの運命を悟った。
主君を葬る一瞬の隙。その後のことは夢のまた夢。本能寺の朝、虚しさ、晴れ晴れとした青空。長年の重石が取れたのは気持ちが良いが、慣れるに時間がかかった。
短編の名手が描いた、明智の三日天下と光秀の心の移り変わり。
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