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波乱: 百万石の留守居役 一
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波乱: 百万石の留守居役 一の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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欲しくて購入した書籍ですから特に感想はない | ||||
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自分も貧旗本になった気分でずっと読み通しました。さらに2部を書いて欲しいです。 | ||||
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これからの展開を期待する | ||||
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加賀藩、おとり潰しのための徳川の、深謀遠慮。よくも、資料を調べてここまでストーリーを構築できたものかと、感銘を受けました。 | ||||
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物語が動き出し、面白くなるのは中盤以降。それまでは大臣や家臣の家系や縁戚関係など、執拗にページ を割き正直うっとうしい。かなり物語の流れや進み具合を邪魔している。 また、本書のサブタイトル「~の留守居役」だが、留守居役は殆ど顔を出さない。いったい誰が主人公な のかと首をひねる。後半ようやく登場する瀬能数馬は留守居役ではないし・・・。なんか腑に落ちないが、 江戸へ向かって動き出したので、次巻を期待しよう!(数馬の剣戟シーンをもっと見たい) | ||||
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他県から石川県に来て早35年目ですが金沢城についての本も読んでいましたが、この小説は5代藩主綱紀時代のことが細かく書いてあり良かったです。ただ、p70 12行目に初代利長さまと書かれているところは2代藩主です。 | ||||
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五代将軍を決めるにあたって徳川幕府と加賀百万石の確執の描写が実に面白い。真偽の程はわからないが非常に引き込まれる内容だ。 | ||||
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奥右筆秘帳を堪能し、次はどれにしようかと迷った挙句に決めたのがこれ。舞台は外様になり、加賀藩。最初から中盤辺りまではやや話がもったりとした感じで、色々な説明が多く、ま、それは必要なんだろうけど、ちょっと失敗したかという念も湧いた。が、中後半あたりから展開が早くなり、面白くなった。若手の経験不足の留守居役という設定、面白いです。 | ||||
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はっきり言ってしまえば、説明というか蘊蓄というかそういったものがページの半分を占めていて スイスイと読めない、くどい 主人公の精神年齢が幼すぎて感情移入できないので面白くない、修羅場で家来に説教されたり 直後に血刀を鞘に収めて鞘を作り直す覚悟でとか思ってるようだがこんなことしたら刀が錆びてしまうだろうww 二巻まで買ってしまったので二巻も読むだろうけどパラパラ拾い読み程度で終わるだろう 購入が中古品で良かったとつくづく思いました | ||||
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幕府内からのストーリーから幕府外、外様大名からの歴史の見方が面白い。 これからはまりそうです。 | ||||
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次号が待たれます。 加賀百万石、もっとテーマに取り入れられてもいいのにと常々思っていましたから。 | ||||
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いつも江戸城がらみの内幕ものがとても面白いのです 池波さん藤沢さん亡き後 時代物作家で読みたい方が無かった時に 偶然出会って以来の大ファンとなりました 新しい加賀の国の物語たのしみにいたしております いつも年に2回の刊行のようですが 今回は11月12月と続いているので たいへん嬉しいことです お疲れ様でございます | ||||
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徳川家5代将軍継嗣をめぐる歴史的経緯の疑問点は、すでに歴史学(文献史学)の分野では、ほぼ決着の付いた問題であり、いわゆる「有栖川宮幸仁親王擁立」云々ほか諸説は、当時の「実録体小説」作家が創作した虚妄にすぎないとする見方が定説化している。 となると、時代小説作家としては、いかに気宇壮大なフィクションを設定しストーリーの中に面白く盛り込むかという点に、書き手としての腕の振いどころが定まって来るのではないか。 この点、本書前半部で描かれる時代背景のモタモタした説明など、読者にとっては鬱陶しいだけでしかないし、この小説のテーマは、歴史の真実をえぐり出すことではなく、どうせ、と言っては作家に気の毒だが、どれだけ時代小説として読者を引き付ける読み物が書けるか? だろう。 加賀の「前田綱紀侯」を引っ張り出したあたりは悪い着眼ではないと思うが、この「大老・酒井雅楽頭忠清」のキャラクターイメージとなると、いかにも出来合いの俗説(たとえば、山本周五郎作『樅の木は残った』ほか、)を借りて来たものにすぎず、さきが読めてしまう詰まらなさが付きまとってしまう。このへんはもっと割り切って、なおいっそう奇伝的であったほうが好かったのではないか。 それと、小説という表現手段は、「虚構に訴える」もの以外のなにものでもなく、作家の創作する「大きな嘘」に読者を引き寄せるため、なるべくなら創作のテーマと無関係なところでの詰まらない時代錯誤や風俗描写の初歩的誤謬など避けて欲しいと思うのだが、この「……まする」、「……まする」、「……まする」という奇態な語尾使いをはじめ、この手のミスが猛烈に数多く見受けられる。こんな言葉使いをする武士などあったものではなく、これは女言葉のうえ、それも余り上品なほうに入る部類ではないし、また、「徳川4代将軍家綱」を「そうせい侯」と「侯」付けし、弟の「徳川綱吉」や甥にあたる「徳川綱豊」を「公」付けしているが、「公」と「侯」の敬称のつけ方が逆さま。「公」とは律令官制において摂関・大臣クラスの最高級官職にある者への敬称。「正二位右大臣兼征夷大将軍・家綱」のほうが「左様せい公」であって、大名諸侯のうちで「正三位参議(宰相)」の綱吉、綱豊らこそ次級の敬称の「侯」とする、「館林侯」「甲府侯」が正しい使い方。同一人物に対する人名表記も、あっちこっち場面場面でバラバラだったり、以下、この種が、やたらと目に付く。もっと確っかりと原稿の段階で校正しておくべきではなかったか。 作品後半に入って主人公らが江戸に向かう段になると、かなりテンポも好くなるが、しかし、どうやら時代劇映画やテレビドラマのチャンバラシーンに影響されるところが大きいらしく、たとえば千石級、万石級の武士ならば、おまけに2人とも歳若く年齢相応に馬上の旅となるべきところ(お馬さんを出演させると制作費が高くつくから?)、徒歩でテクテク歩かされているし、刺客が主人公らを襲うシーンも、加越国境の「倶利伽羅峠」あたりで半弓でも使って攻撃して来たとしておけば(白刃で斬り結ぶ殺陣場面でないと映像的に見栄えがしないから?)時代的リアリティーを失うこともなかったのに、主持ちの前田家家臣が公務以外で1晩泊りでも城下を離れることは、「出奔の罪」に該当して、刺客云々の罪状を問うまでもなく、この連中、家禄没収、領外追放の憂き目を見るのが関の山。「金沢」から日帰り圏外の「富山」以遠の地まで藩庁の指示なく前田家の直臣が遠出するなど江戸時代的には有得ず、ここいらへんは陪臣=藩士の又家来に刺客の役目を命ずるか、それとも浪人者か素っ破のたぐいでも金で雇ってとか言うかたちにプロットを組立てるべきだった。どうも、こういうところがすべて安易で、だいぶ損している。 すっかり売れっこになり、忙しすぎて表現が雑駁になったのと違うか。 | ||||
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前半は初めての加賀物なので、説明的なところが多かったですが、 後半からはさすがという盛り上げ方で次に期待させます。 ただ、前半部分での登場人物の説明と、後半部分での説明に齟齬 があるのと、前田利常を二代藩主としたり、三代藩主としたり明らか に誤植と思えるところは、統一して欲しいと思いました。 加賀物というと石川県出身の戸部新十郎先生が大御所ですが、近年 では映画になった「武士の家計簿」磯田道史著は、幕末の加賀藩の 様子を感じさせますし、「武士の献立」大石直紀著も今月封切りになりますが、 加賀藩を舞台にした作品で、夫婦の関係を考えさせられホロリとします。 加賀潘を舞台にした時代小説は、シリーズは珍しく、上下巻で終わる のが多いのですが、「守り猫重兵衛」野村昌範著は、上田作品と同じく 加賀藩主が将軍にと望まれて、騒動が起きるというプロットは一緒なのですが、 だいぶテイストが違うので読み比べてみると面白いかも。 | ||||
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