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覚悟の紅 御広敷用人 大奥記録12
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覚悟の紅 御広敷用人 大奥記録12の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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竹姫が義理の大叔母にあたることは馬鹿でもわかっていることで、それをごり押しして娶りたいならば、内裏・諸方面に相当に金を撒かねば無理。しかしそれは大奥改革を含めた吉宗の緊縮政策とは真反対の筋道だし、しかも味方が御側御用取次と御広敷用人でしかない主人公くらい---ということで最初から詰んでいる話なのだが、それを筆致で魅せてくれるのかと思いきや全く失敗している。吉宗の理解・発言も二転三転していて、プロットが粗雑。さらにはこの最終巻の終わり方もひどい。もともと上田さんのシリーズは奥祐筆秘帳を除き尻切れトンボで終わる例が多い。袖はどうなるのか、お師匠さんの行く末は、紅は無事に子を産んでどのように育っていくのか、主人公は御広敷用人からどうなっていくのか? 全部描き切れとは言わないが多少は言及してもよいだろうに。全部、新シリーズに持ち込み(?)にするのはあくどいんでないかい。 | ||||
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出だしはいつも面白いのだが、だんだん講釈が長くなり、つまらなくなる。 この作品はとくに、最後がつまらない。史実で言えば吉宗と竹姫は結ばれないのだが、 そこは小説の世界なのだから、もう少し捻って欲しかった。 吉宗の執着ぶりが嘘のように、あっさりと諦めるのは興ざめ。 作者のシリーズの中では一番つまらない終わり方だ。 さて、水城は今度はどんな役職に就くのだろうか。 いずれにしても、今回の後味の悪さは次回のシリーズに悪影響を残した。 | ||||
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