漆黒の霧の中で

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評判

漆黒の霧の中での評価:

4.27/5点 レビュー 22件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.27pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全38件 21〜38 2/2ページ
No.18
(4pt)

江戸の捕物帖第二弾

江戸物に詳しくありませんが、今も昔も悪いことを企むのは政府と繋がりのある業者ですね。

ハードボイルドなどと言うと、893が出てきたり悪い役人が出てきてもおかしくはありませんが、割りと普通?の人達が悪事に手を染めています。

そういう設定の派手さが無いところも、この作品の良い所ですね。

第一作目は目的は、知人の行方探し。なのでなんとなく思い入れが本作には欠けます。

欲をかいて命を落としたと書かれている半次ですが、どういう方法を用いたのか伊之助より先に短時間で核心をついています。

欲をかかなくても伊之助のような体術がなければ助からなかったと思いますが、読者としては主人公より先に真実を見つけた彼のことのほうが気になります。

聞き込み捜査も面白いですが、酒好きの自分としては毎回、伊之助の晩酌内容も渋くて気に入ってます。

おまさのような都合のいい女によりかかってばかりなのも、仕事はできるがプライベートは良くない人間らしさが出ています。

伊之助とおまさの関係が気になる方は前半で少し触れられていますが、なにせ殺人鬼(これは盛りすぎ)に目をつけられているので、後半からはサスペンスモードです。

しかし偶然でしょうかね、二作ともかるーく他の女の色香に危うく流されるところだったわー。みたいな場面があるのですが、伊之助はうまくかわします。

そういう所がハードボイルドなんでしょうね。
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫)より
4101247153
No.17
(4pt)

江戸の捕物帖第二弾

江戸物に詳しくありませんが、今も昔も悪いことを企むのは政府と繋がりのある業者ですね。

ハードボイルドなどと言うと、893が出てきたり悪い役人が出てきてもおかしくはありませんが、割りと普通?の人達が悪事に手を染めています。

そういう設定の派手さが無いところも、この作品の良い所ですね。

第一作目は目的は、知人の行方探し。なのでなんとなく思い入れが本作には欠けます。

欲をかいて命を落としたと書かれている半次ですが、どういう方法を用いたのか伊之助より先に短時間で核心をついています。

欲をかかなくても伊之助のような体術がなければ助からなかったと思いますが、読者としては主人公より先に真実を見つけた彼のことのほうが気になります。

聞き込み捜査も面白いですが、酒好きの自分としては毎回、伊之助の晩酌内容も渋くて気に入ってます。

おまさのような都合のいい女によりかかってばかりなのも、仕事はできるがプライベートは良くない人間らしさが出ています。

伊之助とおまさの関係が気になる方は前半で少し触れられていますが、なにせ殺人鬼(これは盛りすぎ)に目をつけられているので、後半からはサスペンスモードです。

しかし偶然でしょうかね、二作ともかるーく他の女の色香に危うく流されるところだったわー。みたいな場面があるのですが、伊之助はうまくかわします。

そういう所がハードボイルドなんでしょうね。
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚えより
4103296038
No.16
(4pt)

大江戸サスペンス2

前作消えた女よりら更にハードボイルド色を濃くして伊之助の捜査は続く傑作!
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫)より
4101247153
No.15
(4pt)

大江戸サスペンス2

前作消えた女よりら更にハードボイルド色を濃くして伊之助の捜査は続く傑作!
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚えより
4103296038
No.14
(5pt)

価格相応で、配送も問題なし。

いつものことながら、最後まで気持ちよくお取引できました。ただ、マーケットプレース店は配送状況の確認ができないのが残念。
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫)より
4101247153
No.13
(5pt)

価格相応で、配送も問題なし。

いつものことながら、最後まで気持ちよくお取引できました。ただ、マーケットプレース店は配送状況の確認ができないのが残念。
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚えより
4103296038
No.12
(5pt)

主人公が魅力的

藤沢周平の作品にはずれはないがこの作品の主人公は市井に普通に暮らす男でその普通さが魅力的、また職場の親方など、面白いキャラクターが描かれている。
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4101247153
No.11
(5pt)

主人公が魅力的

藤沢周平の作品にはずれはないがこの作品の主人公は市井に普通に暮らす男でその普通さが魅力的、また職場の親方など、面白いキャラクターが描かれている。
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚えより
4103296038
No.10
(4pt)

面白かった!

3作シリーズで楽しく読みました。藤原周平作品らしく、面白かったです。
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫)より
4101247153
No.9
(4pt)

面白かった!

3作シリーズで楽しく読みました。藤原周平作品らしく、面白かったです。
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4103296038
No.8
(4pt)

前作に続いて大活躍の伊之助

伊之助シリーズの2作品目です。1作目と同じようにやむなく事件の探索をする伊之助が、今度は巨悪といえるものに挑んでいきます。しかし相手が誰であろうとそのスタイルがぶれない伊之助は素晴らしいです。
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫)より
4101247153
No.7
(4pt)

前作に続いて大活躍の伊之助

伊之助シリーズの2作品目です。1作目と同じようにやむなく事件の探索をする伊之助が、今度は巨悪といえるものに挑んでいきます。しかし相手が誰であろうとそのスタイルがぶれない伊之助は素晴らしいです。
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚えより
4103296038
No.6
(5pt)

絶妙なバランスで引き込まれる捕物帖

時代物が好きなわりには、捕物帖といった感じのものは余り興味がなく、だから、藤沢周平好きな割りには

この、彫師伊之助捕物覚え、なんてのは、正直偶然手に取ったようなもんだった。

本作は、シリーズ第2作目、と言うことだけど、それも知らないで。

でも、面白かったです。

スピードとじっくり行くところ、更に艶めいた部分に殺人剣との立ち回り。非常にバランスがよくって。

だから、別に一作目から読む必要はない、と思いますね。

どことなく無頼な部分を秘めながら、でも日常は、口うるさい親方にがみがみ言われながら、残業して早出

して。。。なんてところで、親方に気を遣う

何だか身にほだされるところがありますね。

でも、伊之助の推理はよく切れるし、それ以上に、横丁の路地入って行って、奥さん達から情報を得る。

ここらの描写がいかにも、江戸の下町の様子で、ちょうどこの作品にも出てくる深川辺りに住んでいる私と

しては、なんとも嬉しい。

さて、遅ればせながら、第一作を探しましょうか。
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫)より
4101247153
No.5
(5pt)

絶妙なバランスで引き込まれる捕物帖

時代物が好きなわりには、捕物帖といった感じのものは余り興味がなく、だから、藤沢周平好きな割りには

この、彫師伊之助捕物覚え、なんてのは、正直偶然手に取ったようなもんだった。

本作は、シリーズ第2作目、と言うことだけど、それも知らないで。

でも、面白かったです。

スピードとじっくり行くところ、更に艶めいた部分に殺人剣との立ち回り。非常にバランスがよくって。

だから、別に一作目から読む必要はない、と思いますね。

どことなく無頼な部分を秘めながら、でも日常は、口うるさい親方にがみがみ言われながら、残業して早出

して。。。なんてところで、親方に気を遣う

何だか身にほだされるところがありますね。

でも、伊之助の推理はよく切れるし、それ以上に、横丁の路地入って行って、奥さん達から情報を得る。

ここらの描写がいかにも、江戸の下町の様子で、ちょうどこの作品にも出てくる深川辺りに住んでいる私と

しては、なんとも嬉しい。

さて、遅ればせながら、第一作を探しましょうか。
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚えより
4103296038
No.4
(4pt)

暗黒面を描きながらユーモアも忘れない懐の広さ

伊之助シリーズの第2段。元凄腕の岡っ引きが知人に頼まれ、本業(彫師)の傍ら探偵家業に勤しむうちに、江戸に巣食う巨悪を暴き出すという構図は前作と変らない。人情物の印象が強い作者が意識的に人生の暗黒面を描くシリーズにしたものと思われる。改めて作者の懐の広さを感じる。前作の「消えた女」という題名が平凡過ぎるのに比べ、本作は題名からして内容を強くイメージさせるものとなっている。

伊之助は、今回は川に浮んだ身元不明の男の調査から始まり、連続殺人魔に相対する事になる。捜査を進める度に一枚一枚剥がされて行く悪の皮。読者も心情的に伊之助と一体化して悪と向き合う事になる。これが藤沢氏の他の作品群に無い本シリーズの魅力であろう。そして、このハードボイルド・タッチのストーリー展開の中で、捜査時間を稼ぐ苦労、オバさんの井戸端会議を聞く苦労(これは重要な手がかりになる)等、ユーモアと市井の人々の機微の描写も忘れない。さすがと感心させられる。

江戸の暗黒面を描くという作者にとっては新境地のシリーズでありながら、ユーモアと市井の人々の機微の描写も忘れないという作者の懐の広さを見せ付けた秀作。
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫)より
4101247153
No.3
(4pt)

暗黒面を描きながらユーモアも忘れない懐の広さ

伊之助シリーズの第2段。元凄腕の岡っ引きが知人に頼まれ、本業(彫師)の傍ら探偵家業に勤しむうちに、江戸に巣食う巨悪を暴き出すという構図は前作と変らない。人情物の印象が強い作者が意識的に人生の暗黒面を描くシリーズにしたものと思われる。改めて作者の懐の広さを感じる。前作の「消えた女」という題名が平凡過ぎるのに比べ、本作は題名からして内容を強くイメージさせるものとなっている。

伊之助は、今回は川に浮んだ身元不明の男の調査から始まり、連続殺人魔に相対する事になる。捜査を進める度に一枚一枚剥がされて行く悪の皮。読者も心情的に伊之助と一体化して悪と向き合う事になる。これが藤沢氏の他の作品群に無い本シリーズの魅力であろう。そして、このハードボイルド・タッチのストーリー展開の中で、捜査時間を稼ぐ苦労、オバさんの井戸端会議を聞く苦労(これは重要な手がかりになる)等、ユーモアと市井の人々の機微の描写も忘れない。さすがと感心させられる。

江戸の暗黒面を描くという作者にとっては新境地のシリーズでありながら、ユーモアと市井の人々の機微の描写も忘れないという作者の懐の広さを見せ付けた秀作。
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚えより
4103296038
No.2
(4pt)

優しい男

前作で、前の事件が片付いたらいっしょになると約束をした伊之助であったが、今作ではおまさとは結婚の約束までにはいたっていない。しかし伊之助の気持ちは前作と比べるとずいぶんと明るい。二人の中はずいぶんと進展してるみたいだ。今回の事件はずいぶんと陰惨な連続殺人なのだが、所々コミカルな描写が目に付くようになった。8~9時まで残業をする同僚を後目に(秘密の探偵家業の為に)定時出勤や早帰りを繰り返す伊之助と棟梁とのやり取り、などがそれだ。あるいは、長屋の女房の井戸端会議から巧妙に事件の情報を聞き出す、その会話の妙。この聞き取りは場所を変えて3度にわたって描き分けられる。よほど女性とのおしゃべりに付き合っていないとここまでは書けないだろうと思える上手さ、である。また、コミカルではないが、立ちまわりの部分も上手い。命が狙われること3回。いずれも剣ではなく、十手ではなく、柔術で切り抜ける。世の捕り物帖とは違う部分だ。
今回伊之助、1人の女性の命を結果的には救っている。「何のかのといっても、男は手前勝手が出来るが女は耐えるしかない。耐え切れずに自分の勝手に走れば、死んだ女房のようにわれとわが身を殺す羽目に陥る。」という悔恨の気持ちが強いためか、このシリーズを通して伊之助は常に女性の味方である。ホントに伊之助は「優しい」男なのだ。
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え (新潮文庫)より
4101247153
No.1
(4pt)

優しい男

前作で、前の事件が片付いたらいっしょになると約束をした伊之助であったが、今作ではおまさとは結婚の約束までにはいたっていない。しかし伊之助の気持ちは前作と比べるとずいぶんと明るい。二人の中はずいぶんと進展してるみたいだ。今回の事件はずいぶんと陰惨な連続殺人なのだが、所々コミカルな描写が目に付くようになった。8~9時まで残業をする同僚を後目に(秘密の探偵家業の為に)定時出勤や早帰りを繰り返す伊之助と棟梁とのやり取り、などがそれだ。あるいは、長屋の女房の井戸端会議から巧妙に事件の情報を聞き出す、その会話の妙。この聞き取りは場所を変えて3度にわたって描き分けられる。よほど女性とのおしゃべりに付き合っていないとここまでは書けないだろうと思える上手さ、である。また、コミカルではないが、立ちまわりの部分も上手い。命が狙われること3回。いずれも剣ではなく、十手ではなく、柔術で切り抜ける。世の捕り物帖とは違う部分だ。
今回伊之助、1人の女性の命を結果的には救っている。「何のかのといっても、男は手前勝手が出来るが女は耐えるしかない。耐え切れずに自分の勝手に走れば、死んだ女房のようにわれとわが身を殺す羽目に陥る。」という悔恨の気持ちが強いためか、このシリーズを通して伊之助は常に女性の味方である。ホントに伊之助は「優しい」男なのだ。
漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚え Amazon書評・レビュー: 漆黒の霧の中で―彫師伊之助捕物覚えより
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