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人間たちの話
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人間たちの話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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科学的に突飛になりすぎず とは言え真面目すぎず ちょうどいい案配に書くことできる希有なSF作家の短編集 | ||||
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短編小説集である。SFではあるが、難解な科学ではなく読める。難しいからSF小説読んだことないけどどんなものか読んでみたいと思っているなら、まずはこの本を薦めたい。 | ||||
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私はいままであまりSFと言うものを読んでこなかった。偶然の巡り合わせでこの短編集を買って読んだのだが非常に面白かった。この本の著者は博士号をとっておりその深い科学の素養を土台として世界観が構築されている。それだけではなく彼は科学を興味深いフィクションに味付けするのが非常にうまい。物語の世界観をより深く知りたいと思わせるのがうまいのだ。しかしそれでも著者が本当に描きたいのは世界観なのではない姉妹にもある通りこれは人間たちの話なのである。奇妙で興味深く、けれど科学に裏打ちされた世界の中で懸命に生きる登場人物たちがとても生き生きと描かれている。少なくとも私はこの本を通してサイエンスでフィクションなストーリーを楽しめた。 | ||||
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この本はサイエンスフィクションの名作です。 | ||||
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ゆる言語学ラジオの堀本見さんがお薦めしていたので読みました。 それぞれの短編に、趣がありクスクス笑えるコミカルさがあって、とても面白かったです。 特に表題作の人間たちの話は、内容も文章も凄く自分好みの話でした。 | ||||
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SF小説は、今の現実から逃避させてくれるから、好んでいる。 ありそうで、デジャブ―でありそうな、でも、新しい物語との出会いは、面白かった。 | ||||
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久しぶりに、本に引き込まれるような感覚になりました。 まるで美味しいけど、ちょっと足りない食事をした後のような読後感です。 もう少し続きが欲しい、でも今充分満足。 | ||||
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過酷な環境でもたくましく生きる”人間たちの話”です | ||||
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細かい舞台設定の説明はなくストーリーが始まるのでそういうのが気になる人はつらいかもしれませんが、まぁとにかくよくこんなことを思いつくもんだという驚きと感心の連続です。 細かいことは気にせずに、とにかく面白がればよい。 | ||||
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「人間たちの話」はまさに人間ドラマの小説。「宇宙ラーメン重油味」は一転、タイトルから想定されるようにコミカルで面白い。 | ||||
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6編で表紙絵は各編の登場人物の絵だった。 「冬の時代」、「人間たちの話」、「宇宙ラーメン重油味」、「No Reaction」が気に入った。 「冬の時代」と「人間たちの話」は長編化しても面白そう。 横浜駅のやつは読んでいないので読んでみるかな。 | ||||
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素晴らしい短編集。 長編への期待が高まる。 | ||||
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難読名な著者、いすかりゆば氏による6編収録の短編集。著作後3ヶ月以上経ってるから、他人が書いたと同等と主張する、著者による解説付き。 どこか人を食った様な、基本硬質なんだけど柔らかいのもこなす、少し遊びのある着想と文章。どれも、楽しめました。「宇宙ラーメン重油味」は、好き。「記念日」も良いな。 アポトーシスの説明:「個々の存在が寄り集まって集合体を形成し、互いに強く依存するようになると、やがて全体のために個が死ぬという「機能」が獲得される。」分かりやす! | ||||
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叙事詩風な「冬の時代」、ドタバタギャグ調「宇宙ラーメン重油味」「No Reaction」、思索的な「たのしい超監視茶会」「人間たちの話」、シュールな「記念日」と、いずれの短編もテイストは違うが、理論物理学に裏付けられた堅固な世界観に基づいている。 生命とは何か、人間とは何かと、哲学的に概念そのものを問い直している。したがって、宇宙人の身体は炭素系化合物ではないし、透明人間は一方的に物理現象を受容するだけだったりする。 一番惚れたのはラーメン青星の存在だな。今や海外に進出し、出自の中国を超えて【日本料理】と称されるようになったラーメンが、とうとう宇宙にまで進出したのだ。これはラーメン史上初の快挙である。 | ||||
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“消化管があるやつは全員客!” “太陽系では珍しい 系外人対応の飲食店!” “対応生物数が無駄に多い!” “銀河標準語が流暢!” 帯に記された惹句に惹かれ 『宇宙ラーメン重油味』 を一読。 故郷の星を遠く離れ、お腹を空かせて訪れる お客様たちの奇々怪々なスガタは言うに及ばず その舌(⁉)と胃袋(⁉)を満足させるべく駆使される 究極の調理法とは・・・。 これぞ、正しく“SF飯”! と言うほかない。 外食産業版“宇宙船ビーグル号”! ぜひとも連作して欲しい。 『冬の時代』 『たのしい超監視社会』 『人間たちの話』 『記念日』 『No Reaction』 どれを取っても、 ニンゲンという生き物のどうしようもなさと、 そこはかとない可笑しみ、哀しさが横溢する好短編ぞろい。 あらゐけいいちセンセイの表紙イラストも 作品ごとのフンイキをウマくとらえてますね。 ここ数年ばかり ほとんど“モーニング”には目を通してないけれど 『CITY』今度読んでみようと思います。 | ||||
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「No Reaction」が面白かったですね。自称透明人間の視点で複数の人間の事が語られるのですが、この透明人間意外とつぶしが効かないらしく、帰る家を忘れたり自分では扉を開いたり本を読んだりすることが出来ません。よって情報収集が受動的なのですが、そんな視点でもよく人の事を観察できていると思えて実にユーモラスです。 「一九八四年」のパロディとも言え、ある意味で非常に面倒くさい世の中を描く「たのしい超監視社会」も面白いですよ。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります なぜ雪と氷の世界なのか,なぜ部屋に巨大な岩石が現れ,奇妙な事象が起こるのか, その舞台や設定『なぜ』ではなく,そのときに人間は何を考え,どう生きるのかなど, 地球から火星,冥王星のさらに外まで,様々なシチュエーションでの人間たちの話です. そのシチュエーション自体も興味深く,残念ながら理解できない点もありましたが, 不条理や不可解,ユーモアなど幅広く,「面白いことを考える」と素直に関心します. このほか,あらゐけいいちさんのカバー絵と,どこか懐かしさを覚える帯も印象的です. 宇宙のどこかの生き物を考えるのは楽しいし,近くの大事な人を思うのもうれしい. また,見知らぬ場所を意気揚々と目指し,かと思えば,劇薬に侵され自由を見失いと, 賢くもあり,愚かでもある人間たちの様子を,じわじわと味わえる,そんな一冊でした. | ||||
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