十角館の殺人

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評判

十角館の殺人の評価:

3.75/5点 レビュー 763件。 S ランク

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平均点3.75pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,460件 1,321〜1,340 67/73ページ
No.140
(5pt)

メイントリックの発案者は……

《孤島》ものの嚆矢である、クリスティ『そして誰もいなくなった』の本歌取りが
目指された本作では、当然オリジナルにはない新しい試みが盛り込まれています。
そのひとつは、孤島での連続殺人が描かれる「島」のパートと交互に、
事件の背景や真相を捜査・解明していく「本土」のパートを展開している点です。
これは、探偵役を事件の外部に配置することで解決を担保し、その上で
「島」におけるサスペンスを最後まで途切れさせない工夫といえます。
また、作中において、ある人物が事件を推理する際に口にする
〈バールストン・ギャンビット〉という言葉もじつに暗示的。
〈バールストン・ギャンビット〉とは、容疑者の枠から犯人を「死者」に偽装することで事前に
締め出しておく手法のことなのですが、そこでの推理は直接、真相には繋がりません。
しかし、読み終えてみると、この言葉がメイントリックの
重大な伏線であったことに気づかされるのです。
▼付記
  本作のプロトタイプである『追悼の島』は、著者の妻で作家の
  小野不由美氏との共同作業によって完成させられたもの。
  しかも、本作のキモともいえるメイントリックの発案者も、じつは
  小野氏であったことが新装改訂版あとがきで明かされています。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.139
(5pt)

「新本格」の劈頭を飾る記念碑的作品

《孤島》ものの嚆矢である、クリスティ『そして誰もいなくなった』の本歌取りが
目指された本作では、当然オリジナルにはない新しい試みが盛り込まれています。
そのひとつは、孤島での連続殺人が描かれる「島」のパートと交互に、
事件の背景や真相を捜査・解明していく「本土」のパートを展開している点です。
これは、探偵役を事件の外部に配置することで解決を担保し、その上で
「島」におけるサスペンスを最後まで途切れさせない工夫といえます。
また、作中において、ある人物が事件を推理する際に口にする
〈バールストン・ギャンビット〉という言葉もじつに暗示的。
〈バールストン・ギャンビット〉とは、容疑者の枠から犯人を「死者」に偽装することで事前に
締め出しておく手法のことなのですが、そこでの推理は直接、真相には繋がりません。
しかし、読み終えてみると、この言葉がメイントリックの
重大な伏線であったことに気づかされるのです。
▼付記
  本作のプロトタイプである『追悼の島』は、著者の妻で作家の
  小野不由美氏との共同作業によって完成させられたもの。
  しかも、本作のキモともいえるメイントリックの発案者も、じつは
  小野氏であったことが新装改訂版あとがきで明かされています。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4061849794
No.138
(5pt)

二番煎じ?いやいや・・・

最初の第一章を読んだだけで、「そして誰もいなくなった」を意識していることが明確に伝わってくる。何だ、「そして誰もー」の二番煎じか。そして横溝正史ほかで使い古された感のある「見立て殺人」、「隠された血縁関係」を思わせる振り・・・どこからどう読んでも、素直な、そして読者にものすごく親切な推理小説にしか読めないのである。
しかし、そうでないことは、この作品が始めて発表されてから何年もたった後で再販され、高評価を得ていることからも、明らかであろう。ぜひ、この本は素直に読んでほしい。そして最後で息を呑んでほしい。
注意。この小説のテキストは非常に癖がない。それはするする読めるということでもあるが、するする読めすぎるという感も無きにしも非ずである。見立て殺人の元ネタも非常にあっさりと処理されているし、登場人物もこぎれいにまとめられている。しかし、この小説の最大の見所である「突き落とすようなあっけない結末」を実現するには、こういう癖のない書き方でなければなかったのだ、と思う。もし、もっとドロドロネチネチしたのを読みたいという人は、横溝正史の「悪魔が来たりで笛を吹く」でも読むといい。しかし、それだけの理由でもし「十角館」を読まないというならば・・・これほど勿体無いことがあるだろうか?
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.137
(5pt)

二番煎じ?いやいや・・・

最初の第一章を読んだだけで、「そして誰もいなくなった」を意識していることが明確に伝わってくる。何だ、「そして誰もー」の二番煎じか。そして横溝正史ほかで使い古された感のある「見立て殺人」、「隠された血縁関係」を思わせる振り・・・どこからどう読んでも、素直な、そして読者にものすごく親切な推理小説にしか読めないのである。
しかし、そうでないことは、この作品が始めて発表されてから何年もたった後で再販され、高評価を得ていることからも、明らかであろう。ぜひ、この本は素直に読んでほしい。そして最後で息を呑んでほしい。
注意。この小説のテキストは非常に癖がない。それはするする読めるということでもあるが、するする読めすぎるという感も無きにしも非ずである。見立て殺人の元ネタも非常にあっさりと処理されているし、登場人物もこぎれいにまとめられている。しかし、この小説の最大の見所である「突き落とすようなあっけない結末」を実現するには、こういう癖のない書き方でなければなかったのだ、と思う。もし、もっとドロドロネチネチしたのを読みたいという人は、横溝正史の「悪魔が来たりで笛を吹く」でも読むといい。しかし、それだけの理由でもし「十角館」を読まないというならば・・・これほど勿体無いことがあるだろうか?
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.136
(4pt)

綾辻の始まり

勘がいい人ならトリックにも気づくだろうが、まさか、そんなことないよなって思わせる
小手先の技術なら綾辻の右にでるものはいないと思う。
ワクワクさせる展開に、映像では再現できない構成、伏線の張り方。そして、過去の名作達に
対する親愛の情がいい。
ただ、ひとつマイナス点をあげるとすれば、動機付けが軽い。小才はきくが内面描写が弱いところが惜しいなー。まあ小手先の有無で優劣がきまるのが推理小説でもあるので、この見方は
ひねくれてるかもしれないけどね。
まあ何はともあれ本格推理小説を読んでワクワクしたいあなたには是非おすすめ。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.135
(4pt)

綾辻の始まり

勘がいい人ならトリックにも気づくだろうが、まさか、そんなことないよなって思わせる
小手先の技術なら綾辻の右にでるものはいないと思う。
ワクワクさせる展開に、映像では再現できない構成、伏線の張り方。そして、過去の名作達に
対する親愛の情がいい。
ただ、ひとつマイナス点をあげるとすれば、動機付けが軽い。小才はきくが内面描写が弱いところが惜しいなー。まあ小手先の有無で優劣がきまるのが推理小説でもあるので、この見方は
ひねくれてるかもしれないけどね。
まあ何はともあれ本格推理小説を読んでワクワクしたいあなたには是非おすすめ。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.134
(5pt)

まさに衝撃的デビュー作。

いままで新本格と呼ばれるものは読んでなく、海外のミステリ中心に読んでいました。
たまたまこの十角館の殺人を買って読んでみたら・・・
びっくりでした!一気に最後まで読みました。
これが新本格か!と唸らせられました。
これからこのシリーズを読破したいと思います。
はじめてミステリを読む人にもおすすめです!
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.133
(5pt)

まさに衝撃的デビュー作。

いままで新本格と呼ばれるものは読んでなく、海外のミステリ中心に読んでいました。
たまたまこの十角館の殺人を買って読んでみたら・・・
びっくりでした!一気に最後まで読みました。
これが新本格か!と唸らせられました。
これからこのシリーズを読破したいと思います。
はじめてミステリを読む人にもおすすめです!
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4061849794
No.132
(5pt)

映画化は絶対出来ない作品です。

正統派の探偵小説、そしてこのあと続く「館」シリーズへの序章。
綾辻作品を読むにはまずこれを最初に読んでください。そして、数々の館シリーズを読んで「暗黒館の殺人」を最後に読んでください。このシリーズの伏線と展開を楽しむことができます。
ただ、この作品の映画化はぜったいできません。あくまでも小説の中の世界です。その答えは作品を読めば必ず分かります。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.131
(5pt)

映画化は絶対出来ない作品です。

正統派の探偵小説、そしてこのあと続く「館」シリーズへの序章。
綾辻作品を読むにはまずこれを最初に読んでください。そして、数々の館シリーズを読んで「暗黒館の殺人」を最後に読んでください。このシリーズの伏線と展開を楽しむことができます。
ただ、この作品の映画化はぜったいできません。あくまでも小説の中の世界です。その答えは作品を読めば必ず分かります。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.130
(5pt)

一行の重み

この新装版で初めて「十角館の殺人」に触れました。
私自身はミステリ初心者ですので、トリック自体にどうこう言うつもりはありません。
ただ、その見せ方が非常にうまい。
たった一行の記述で視界が開ける、この展開は思わず拍手を送りたくなるほど、奇抜で、鮮やかです。
最初にそのページを目にした瞬間、その瞬間にそれまでの世界が結びつき、ひっくりかえる。
読み終わってしまった今は、もう二度と同じ衝撃を味わえないことが残念ですらあります。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.129
(5pt)

一行の重み

この新装版で初めて「十角館の殺人」に触れました。
私自身はミステリ初心者ですので、トリック自体にどうこう言うつもりはありません。
ただ、その見せ方が非常にうまい。
たった一行の記述で視界が開ける、この展開は思わず拍手を送りたくなるほど、奇抜で、鮮やかです。
最初にそのページを目にした瞬間、その瞬間にそれまでの世界が結びつき、ひっくりかえる。
読み終わってしまった今は、もう二度と同じ衝撃を味わえないことが残念ですらあります。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.128
(4pt)

バカミスです

馬鹿馬鹿しいです。トリックとも呼べないようなトリックです。読者にフェアに情報が提示されている訳でもありません。しかし、そんなことはどうでも良いことです。すべてはたった一行のために。すべてがたった一行で明かに。秀逸なバカミスとして一読の価値はあります。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.127
(4pt)

バカミスです

馬鹿馬鹿しいです。トリックとも呼べないようなトリックです。読者にフェアに情報が提示されている訳でもありません。しかし、そんなことはどうでも良いことです。すべてはたった一行のために。すべてがたった一行で明かに。秀逸なバカミスとして一読の価値はあります。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.126
(4pt)

これがデビュー作品とは驚き

「そして誰もいなくなった」を彷彿させる作品。
登場人物の名前(ニックネーム)がまた洒落ている。
ミステリー好きにはたまらないだろう(笑)
なんだか久しぶりにアガサクリスティを読みたくなってしまった。
意外な人物が犯人なんだろう、と思いながら読んだにもかかわらず、
やっぱり最後で「うーん」と唸らされた作品。
このまま犯人はわからないまま終わるのかと思ったら最後であのシーンが出てくるとは。
これがデビュー作品、と言うんだから綾辻氏のすごさを思い知らされた、って感じ。
他の作品もぜひ読んでみたいと思う。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.125
(4pt)

これがデビュー作品とは驚き

「そして誰もいなくなった」を彷彿させる作品。
登場人物の名前(ニックネーム)がまた洒落ている。
ミステリー好きにはたまらないだろう(笑)
なんだか久しぶりにアガサクリスティを読みたくなってしまった。
意外な人物が犯人なんだろう、と思いながら読んだにもかかわらず、
やっぱり最後で「うーん」と唸らされた作品。
このまま犯人はわからないまま終わるのかと思ったら最後であのシーンが出てくるとは。
これがデビュー作品、と言うんだから綾辻氏のすごさを思い知らされた、って感じ。
他の作品もぜひ読んでみたいと思う。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4061849794
No.124
(5pt)

え?って思わせる。

この本は私が綾辻行人さんを好きになった一番最初の本だが、なんというか小説初心者の私でもドキドキで読めた。次に何が起こるのか、起こってしまったのかを推理していく。集団意識の中で自分以外誰も信じられなくなる心理状態にみんななっていきます。で、最後あたりがえ〜?ってなります。正直、なるほど!と思わせるような感じです。名前の呼び方にも特徴があるので逆に誰が誰だかわからなくなるようなものではなくて、読みやすいです。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.123
(5pt)

え?って思わせる。

この本は私が綾辻行人さんを好きになった一番最初の本だが、なんというか小説初心者の私でもドキドキで読めた。次に何が起こるのか、起こってしまったのかを推理していく。集団意識の中で自分以外誰も信じられなくなる心理状態にみんななっていきます。で、最後あたりがえ〜?ってなります。正直、なるほど!と思わせるような感じです。名前の呼び方にも特徴があるので逆に誰が誰だかわからなくなるようなものではなくて、読みやすいです。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4061849794
No.122
(5pt)

え?って思わせる。

この本は私が綾辻行人さんを好きになった一番最初の本だが、なんというか小説初心者の私でもドキドキで読めた。次に何が起こるのか、起こってしまったのかを推理していく。集団意識の中で自分以外誰も信じられなくなる心理状態にみんななっていきます。で、最後あたりがえ〜?ってなります。正直、なるほど!と思わせるような感じです。名前の呼び方にも特徴があるので逆に誰が誰だかわからなくなるようなものではなくて、読みやすいです。
十角館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
406181320X
No.121
(5pt)

一度読んだことがある方もこの機会に是非。

旧文庫版と比較しながら読んで感じたことを箇条書きにしてみます。
・字が大きくなり、とても読みやすくなりました。一部図版が新しくなっています。
・細かな加筆改稿が施されています。違和感はありません。
・あの一行のために、素晴らしいレイアウトになっています。
・あとがき、解説が新しくなっています。読み応えありです。
久々に読んで、やっぱり私はこの作品が好きなんだなと思いました。
これから読まれる方は勿論のこと、旧版既読の方も手にとって読んでみてください。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X