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暗殺日和はタロットで
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暗殺日和はタロットでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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あくまで私個人の感想ですが、つまらなかったです。 (おもしろい、と感じられたかたは不愉快でしょうから、以下は読まないでください。) どうしてつまらないのか、その原因を考えてみました。 次の3点が思い浮かびました。 (1)キャラクタ キャラが、記号とまでは言いませんが、人のぬくみを感じさせません。薄っぺらいです。 あと、気のせいかもしれませんが、この小説のキャラって、作者から愛されていないんじゃないか、という印象を受けました。 「愛されていない」というのが不適切なら、「大事にされていない」と言ってもいいです。 キャラらがそんななので、感情移入できません。 その結果、ちっともハラハラドキドキしないのでした。 (2)リアリティ 全編を通して、ちょくちょく、嘘くさいところが出てきます。 キャラの設定でも嘘くさいのがあるし、事柄でも嘘くさいのがあります。 たとえば、主人公の女性はクラシック音楽のピアニストをめざしています。 その彼女が、ピアノの調律を完璧に行なったり、ジャズバーで雰囲気のあるジャズピアノを上手に弾いたりする場面があります。 あるいは、日本の殺し屋が、苦も無く広東語を理解し、しゃべる、という場面もあります。 それなりに説明があればともかく、そのままでは、 「え、本当かよ」 とシラケてしまうのでした。 (3)話のトーン 小説の出だしはシリアスな雰囲気なのですが、殺し屋が出てくるあたりから、不条理コメディの雰囲気に変わってきます。 また、トーンということではありませんが、最初はピアニストの女性が主人公だと思っていたのに、途中から殺し屋が主人公になってしまいました。 なんだかちぐはぐな感じでした。 以上、あくまでも私個人の感想です。 私はこの本を他人に勧めようとは思いません。 しかし、読まれたかたが「おもしろい」と感じることだって、あるかもしれません。 | ||||
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