君の話

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評判

君の話の評価:

4.50/5点 レビュー 78件。 A ランク

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平均点4.50pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全127件 61〜80 4/7ページ
No.67
(5pt)

作品の評価を下げたくないから★5にはするが…

三秋縋さんらしくよく作り込まれたレベルの高い作品だと思う。しかし三秋縋らしさがファンの自分からしてみれば新鮮味にかけるところがあった。どこかで見た主人公、ヒロイン。ヒロインは作品により多少イメージが変わるところもあるが、主人公は一貫して物事を斜に構え、世間から1歩引いたところでひねくれた考えを持ってる青年というイメージが変わらない。設定は違えど展開は似たようなものでインパクトにかけてしまう。

物語としては美しく丁寧に纏められていた。記憶を扱う設定上どうにでもなる感じがしてしまってイマイチ入り込めなかったのが残念。これは題材が難しかったのではないかなと思う。
君の話 Amazon書評・レビュー: 君の話より
4152097825
No.66
(5pt)

最高

私が読んだ小説の中で、一番気に入った。
三秋縋先生の今後の飛躍が楽しみだ。
君の話 Amazon書評・レビュー: 君の話より
4152097825
No.65
(5pt)

義憶の作り出した最期の幸福

人体にありもしない記憶を植え付けることができる世界という、想像力を刺激する設定に読み始めた当初ドキドキしました。

義憶が生まれたことで、どんなトリックで物語を楽しませてくれるのか、この世界に生きる人にとって義憶とはどういった存在なのか、などの好奇心が引き立てられます。

主人公の前に突然現れる義憶通りの幼馴染。
でも、義者のはずの幼馴染は主人公と同じ義憶を持っている。

初めは、幼少期に幼馴染に何かしらのつらいことがあったために、耐えきれずに主人公が記憶をレーテで消したのかと思いましたが、そんな安直なストーリーではありませんでした。

物語はもっと複雑で、幼馴染の少女時代にまで及ぶ混沌とした思いが引き起こしたものでした。

義憶技工士という記憶を作る人が、自分の記憶はどんどん新型アルツハイマーに犯されて記憶が残りわずかしかないというのは意地悪な設定だな、と思いました。

自分で作った義憶のおかげとはいえ、最期に幼馴染は幸せに死ぬことができたのではないでしょうか。

恋する寄生虫、スターティングオーバーや三日間の幸福をこれまで読んできましたが、間違いなく最高の一冊でした。
君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1) Amazon書評・レビュー: 君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1)より
4150315051
No.64
(5pt)

義憶の作り出した最期の幸福

人体にありもしない記憶を植え付けることができる世界という、想像力を刺激する設定に読み始めた当初ドキドキしました。

義憶が生まれたことで、どんなトリックで物語を楽しませてくれるのか、この世界に生きる人にとって義憶とはどういった存在なのか、などの好奇心が引き立てられます。

主人公の前に突然現れる義憶通りの幼馴染。
でも、義者のはずの幼馴染は主人公と同じ義憶を持っている。

初めは、幼少期に幼馴染に何かしらのつらいことがあったために、耐えきれずに主人公が記憶をレーテで消したのかと思いましたが、そんな安直なストーリーではありませんでした。

物語はもっと複雑で、幼馴染の少女時代にまで及ぶ混沌とした思いが引き起こしたものでした。

義憶技工士という記憶を作る人が、自分の記憶はどんどん新型アルツハイマーに犯されて記憶が残りわずかしかないというのは意地悪な設定だな、と思いました。

自分で作った義憶のおかげとはいえ、最期に幼馴染は幸せに死ぬことができたのではないでしょうか。

恋する寄生虫、スターティングオーバーや三日間の幸福をこれまで読んできましたが、間違いなく最高の一冊でした。
君の話 Amazon書評・レビュー: 君の話より
4152097825
No.63
(4pt)

変わった恋愛作品を読みたい時に、オススメの名作です(^-^*)/

SF恋愛作品です(^-^*)/
記憶を改変する義憶という設定も、設定の活かし方も、両方見事ですっかり騙されました!
恋愛作品としても、孤独過ぎる魂の交錯が切なくも感動的で素晴らしい!
変わった恋愛作品を読みたい時に、オススメの名作です(^-^*)/
君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1) Amazon書評・レビュー: 君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1)より
4150315051
No.62
(4pt)

変わった恋愛作品を読みたい時に、オススメの名作です(^-^*)/

SF恋愛作品です(^-^*)/
記憶を改変する義憶という設定も、設定の活かし方も、両方見事ですっかり騙されました!
恋愛作品としても、孤独過ぎる魂の交錯が切なくも感動的で素晴らしい!
変わった恋愛作品を読みたい時に、オススメの名作です(^-^*)/
君の話 Amazon書評・レビュー: 君の話より
4152097825
No.61
(5pt)

フィクションの中のフィクションのリアル

過去を過去として自身に留めず、それによって形作られた過去から産まれれた抽出物によって虚構を認めようとせずに虚構と向き合っていこうとするが、虚構であるはずの記憶に現実が混ぜこまれ、虚構を虚構としてではなく現実として捉えていくような
君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1) Amazon書評・レビュー: 君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1)より
4150315051
No.60
(5pt)

フィクションの中のフィクションのリアル

過去を過去として自身に留めず、それによって形作られた過去から産まれれた抽出物によって虚構を認めようとせずに虚構と向き合っていこうとするが、虚構であるはずの記憶に現実が混ぜこまれ、虚構を虚構としてではなく現実として捉えていくような
君の話 Amazon書評・レビュー: 君の話より
4152097825
No.59
(5pt)

心が安らかに沈んでゆく、そして

久しぶりに悲しい、儚い気持ちを感じました。
今や人生の大半を仕事に費やしている現状に焦りを感じてしまった。
運命の人を信じている、少女の様な心は持ち合わせてないと思っていたのですが、どうやら間違いだった様です。
これから、時間をかけて運命の人に出会ってきます!
君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1) Amazon書評・レビュー: 君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1)より
4150315051
No.58
(5pt)

心が安らかに沈んでゆく、そして

久しぶりに悲しい、儚い気持ちを感じました。
今や人生の大半を仕事に費やしている現状に焦りを感じてしまった。
運命の人を信じている、少女の様な心は持ち合わせてないと思っていたのですが、どうやら間違いだった様です。
これから、時間をかけて運命の人に出会ってきます!
君の話 Amazon書評・レビュー: 君の話より
4152097825
No.57
(5pt)

この物語はすてきです。

なかなかどうして、非常に面白い。
お気に入りの作品の1つになりました。
お奨めします。
君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1) Amazon書評・レビュー: 君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1)より
4150315051
No.56
(5pt)

この物語はすてきです。

なかなかどうして、非常に面白い。
お気に入りの作品の1つになりました。
お奨めします。
君の話 Amazon書評・レビュー: 君の話より
4152097825
No.55
(5pt)

渇いた魂が絞り出した純度の高い物語に、心を打たれる

これは、何とも切ない恋愛小説だ。

ナノロボットという粉末を飲めば、それが脳に働きかけて、記憶を改変することができる。忘れたい記憶を消し去ることもできれば、服用者一人ひとりに向けたオリジナルの擬似記憶(義憶)を植え付けることもできる。義憶をつくるシナリオライターにあたるのが、義憶技工士と呼ばれる職業である。

物語の前提条件はかなりSFだが、いかにも実際に社会に根付いているかのように、細部にこだわって作り込まれている。

この物語には、主要登場人物の千尋、灯花がそうであるように、空っぽの幼少期を過ごした人たちが何人も登場する。その渇いた魂同士が交錯して、世にも美しく、優しく、儚い物語が産み出された。そしてその物語は、現実に対して作用し出す。

理性では嘘と理解しながらも、そこに救いを求めてしまう哀しさは、涙を誘う。絵に描いたような初恋のストーリーは、胸の奥のこそばゆい箇所を刺激する。

本書の主人公は、そのような力を秘めた物語そのものである。

架空のはずの物語と現実の相似の謎に引き込まれ、クライマックスでは読者を驚かせる粋な仕掛けもある。

独創的な舞台設定といい、感情の襞の描写の細やかさといい、実に心に沁みる作品である。
君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1) Amazon書評・レビュー: 君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1)より
4150315051
No.54
(5pt)

渇いた魂が絞り出した純度の高い物語に、心を打たれる

これは、何とも切ない恋愛小説だ。

ナノロボットという粉末を飲めば、それが脳に働きかけて、記憶を改変することができる。忘れたい記憶を消し去ることもできれば、服用者一人ひとりに向けたオリジナルの擬似記憶(義憶)を植え付けることもできる。義憶をつくるシナリオライターにあたるのが、義憶技工士と呼ばれる職業である。

物語の前提条件はかなりSFだが、いかにも実際に社会に根付いているかのように、細部にこだわって作り込まれている。

この物語には、主要登場人物の千尋、灯花がそうであるように、空っぽの幼少期を過ごした人たちが何人も登場する。その渇いた魂同士が交錯して、世にも美しく、優しく、儚い物語が産み出された。そしてその物語は、現実に対して作用し出す。

理性では嘘と理解しながらも、そこに救いを求めてしまう哀しさは、涙を誘う。絵に描いたような初恋のストーリーは、胸の奥のこそばゆい箇所を刺激する。

本書の主人公は、そのような力を秘めた物語そのものである。

架空のはずの物語と現実の相似の謎に引き込まれ、クライマックスでは読者を驚かせる粋な仕掛けもある。

独創的な舞台設定といい、感情の襞の描写の細やかさといい、実に心に沁みる作品である。
君の話 Amazon書評・レビュー: 君の話より
4152097825
No.53
(5pt)

その時は振り向いてみるのもいいかもしれません。

三秋縋ワールドであったけど、何かが違った。
絶望の中にある希望、幸せを書きたい
といつか著者が言っていたことを思い出しては、主人公は間違いなく不幸の中にいたが絶望の中には居なかったような錯覚を覚えた。
錯覚だったことに気づくのはもちろん言うまでもない。
この先はネタバレを含みますが。
読者にヒロインを植え付けたのは義憶ではなく間違いなくこの本であること。
そして今自分が感じている空虚さを言語化して胸の奥を掴むのはこの本であること。
もう少し自分の運命を信じて、それを感じた時は振り向いてみるのもいいのかもしれません。
君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1) Amazon書評・レビュー: 君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1)より
4150315051
No.52
(5pt)

その時は振り向いてみるのもいいかもしれません。

三秋縋ワールドであったけど、何かが違った。
絶望の中にある希望、幸せを書きたい
といつか著者が言っていたことを思い出しては、主人公は間違いなく不幸の中にいたが絶望の中には居なかったような錯覚を覚えた。
錯覚だったことに気づくのはもちろん言うまでもない。
この先はネタバレを含みますが。
読者にヒロインを植え付けたのは義憶ではなく間違いなくこの本であること。
そして今自分が感じている空虚さを言語化して胸の奥を掴むのはこの本であること。
もう少し自分の運命を信じて、それを感じた時は振り向いてみるのもいいのかもしれません。
君の話 Amazon書評・レビュー: 君の話より
4152097825
No.51
(5pt)

三秋すがるは一流の作り手だ

世の中には、たくさんの物語がありますよね。
古くは口承伝達に始まり、日本においては「竹取物語」により、「物語」という概念が芽を出し、平安時代には紫式部という「大人気作家」が生まれ、そして、長い時を経て、数多の小説が途切れることなく描き出され、やがてそれらは映画、ドラマ、マンガ、ゲーム、アニメ……といった形に変容していきました。

それらは種は違えど、垣根はあれど、「人に虚構を与える」という点では共通しています。

本書は、そんな「虚構」と「現実」についての話。
人の記憶を書き換えることのできる「レーテ」やら、「グリーングリーン」といった「記憶改変ナノロボット」が一般化した社会で、主人公が「会ったこともない幼馴染み」の記憶(本書では「義憶」と言われます)を手にしてしまう、という話です。

この設定を書くと、ともすれば最近流行りのAIやVRの一般化した近未来小説のような印象を与えてしまいかねませんが、本書の肝はそこにはありません。

なぜならば、作者が三秋すがるなのですから。

世の中に物語数多あれど、書き手が大勢いれど、「三秋すがる」と全く同質の書き手はいません。彼の描き出す物語は、儚くて、ねじれていて、けれどもまっすぐで、要するに1本の芯が通っています。
そして、どうしようもなく彼の物語に共感する、共感せざるをえない読者がいます。

この本の冒頭の方で、
「自分の頭の中で一番美しい記憶が他人の作り話だなんて、虚しすぎるではないか」
というセリフがありますが、
記憶改変ナノロボットやVRが発展するまでもなく、それ以前の太古の昔からそういう人間は大多数いたと思いますよ。

だって、自分たちは、ただ文字がつづってあるだけの白い紙にこんなにも、どうしようもない感情を覚えることができるのですから。

そういった意味で、三秋すがるは一流の義憶の作り手です。
君の話 Amazon書評・レビュー: 君の話より
4152097825
No.50
(5pt)

切ないけど、どこか温かみのある物語。

最後の一文を何度も何度も噛み締めてしまう。
ありきたりな表現ですが、読了後になんとも言えないため息が出ます。
君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1) Amazon書評・レビュー: 君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1)より
4150315051
No.49
(5pt)

切ないけど、どこか温かみのある物語。

最後の一文を何度も何度も噛み締めてしまう。
ありきたりな表現ですが、読了後になんとも言えないため息が出ます。
君の話 Amazon書評・レビュー: 君の話より
4152097825
No.48
(5pt)

なんて切ない話なのか

三秋縋さんの作品は今回初めて読ませていただきました。なんて切ないんだろう、と読み進めるほどに胸が苦しくなるような物語でした。本作品のSF要素は“義憶”に関する必要最低限なものだけで、普段SF系の小説は読まない方にもおすすめします(僕がそうなので、最初は少し抵抗がありました)。

 少し掘り下げますと、本作品は主人公と、彼の義憶の中に出てくる幼馴染との、二つの視点で構成されています。自分の心の隙間をすっかり満たしてしまうような偽りの記憶が、本当は真実なのではないか。受け入れたら楽になれるのに、しかし、自分はこれが偽りであることを知っている。そんな葛藤のなかで主人公はどのように成長していくのか、そして、偽り(?)の幼馴染の目的はなんなのか。自分の胸を締め付けながら、それでいて心を躍らせながら、是非この本を手にし、読み進めてください。
君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1) Amazon書評・レビュー: 君の話 (ハヤカワ文庫 JA ミ 18-1)より
4150315051