最後の医者は雨上がりの空に君を願う
評判
最後の医者は雨上がりの空に君を願うの評価:
4.50/5点 レビュー 199件。 B ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1〜9 1/1ページ
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最後の医者は雨上がりの空に君を願うの評価:
4.50/5点 レビュー 199件。 B ランク
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第一章
まず一般的な初診診療からかけ離れてすぎていて笑える。福原医師と美穂のやりとりがあり得ない。20代とは思えない美穂のお喋り。
それに応じる福原医師も。これはもはや医師と患者の会話ではない。
患者を下の名前で呼ぶ医者がいるだろうか?百歩譲っても初対面ではあり得ない。
一体福原医師の専門はなんだろう。
桐子はブラックジャックのドクター・キリコそのままでこの時点でその後の展開が読めてしまう。
なんと安直なネーミング。
第二章
桐子の子ども時代。ここもツッコミどころだらけ。
まずアレルギーの子どもと末期癌患者が同じ部屋はあり得ない。
普通小児病棟では?
いくら下巻への伏線のためとはいえあまりに無理のある設定。
娯楽室の絵本が「かちかちやま」とはシュール。
あれはかなりの残酷物語でたぬきが婆汁を作って翁が食べてしまうというカニバリズムであり,
ウサギがまた残酷な手でたぬきを殺すという昔話である。それを敢えて選ばせる作者の意図は何であろうか!?ホラーだ。
そしてなぜ子どもに医師が退院前の説明をするのか?保護者は何処?
そういえば桐子の保護者の姿がない。
そしてそして腹膜播種の末期癌患者に気休めで抗がん剤をやるだろうか?緩和ケアでは?
入院中大豆酵素やらの代替医療OKなのか?それが許されるのは緩和ケア病棟くらいでは?
それをアレルギーのある子どもにそれを飲ませようとするか?アナフラキシー起こしたらどうする!
もう色々めちゃくちゃである。
書いていて興奮してきた。これは読者の血圧を上げる、ある意味での医療本なのだろうか?
山崎豊子の「白い巨塔」とは雲泥の差である。
(比べるのも失礼か)
深刻な内容とは裏腹に軽い。お手軽と言っても良いかもしれない。
あっという間にサクサク読めてしまう。最近こうしたライトな本が多くなったように感じる。
キャラクターの設定がわかりやすく平板で心象風景が浮かんでこない。
イマドキの本だなと思う。
蛇足:別作品「最後の医者は桜を見上げて君を想う」は、歌野聖午著『葉桜の季節に君を想うということ』にタイトルが似ており、
なんとなくこちらを読んでしまった自分を責めたい。