バイ貝

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評判

バイ貝の評価:

3.25/5点 レビュー 12件。 C ランク

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平均点3.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1〜10 1/1ページ
No.10
(4pt)

笑えました。

日常の中で 非日常な気持ちが面白いです。
バイ貝 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイ貝 (双葉文庫)より
4575714585
No.9
(4pt)

笑えました。

日常の中で 非日常な気持ちが面白いです。
バイ貝 Amazon書評・レビュー: バイ貝より
4575237647
No.8
(4pt)

解説から読むのもアリ

本文に,以下のようにある.

そう.私は刑務所に入り,官費で生活をする訳ではなかった.
私は自分でカネを稼ぎ,自分で生活をしていかなければならないのだった.
カネを稼いで鬱を溜め,その鬱を散ずる為にカネを遣い,ハッピーと鬱を細かく調整しながら,
なんとかやっていかなければならないのだ.

さて,そんな私は,自分の快,不快を,カネの嵩に換算して,
増えた,減ったとわちゃわちゃするのだが,
その過程で,読者は笑い,時に俺のことかしらと訝り,
そして社会のあり方に異議を申したくもなるのだけれど如何ともし難く,
作中の私がようやっとたどり着いた境地に
一服の清涼を得る.

あと,スポーツに興味が持てないひとっているよね.
それは,色んな理由があるんだろうけど,
本書を読んで,あっ,こんな感じでスポーツ見てる,
これが理由で無関心なのだなと得心した.

惜しむらくは,バイ貝(売買)とあるのだから
買うのみでなく売る方も書いて欲しかった.
本書の場合,主人公はyowai50になろうかという小説家なので
若い編集者とのやり取りとか,売るエピソードも欲しかった.
それにより本書に希薄な他者との関わりが描けたと思う.

本書は珍しく,解説から読んで楽しめた一冊.

町田康ファンには,既視感のある表現が散見されるも
夫婦茶碗以来,久々に声を出して笑った一冊.
バイ貝 Amazon書評・レビュー: バイ貝より
4575237647
No.7
(4pt)

日々の生活で堪った鬱をいかに散じるか

カネを稼ぐのは辛く苦しく、カネを遣うのは楽しくて気色がよい。
 あまりに多く鬱があるようであれば一定程度カネを遣い、その鬱を散じておく必要がある。
 と考えて「鎌」を買った。

 という具合に、「鎌」の購入から始まる本書、その後「宝くじ」「鉄の中華鍋」「カメラ」の購入へと発展していくのだけれど、そこはまさしく予想どおり、一時は減じるかとみえた鬱も最終的には増加の一途。
 特に「中華鍋」ではかなりの奮闘ぶりをみせる(焼きめしの調理場面では、実際焼きめしが食べたくなる具合の良い描写です)だけに、思惑通りに行かず物事を中途半端に終わらせたがための脱力感。
 しかしながら、のどが渇き、目が充血し、唇が震え、手も震え、足もガクガクし、胃がキリキリと痛み、脂汗が流れ、フケが大量に出る、みたいな価格のカメラを購入するあたりからなにやら突き抜けた感が出てきます。
 本書は、この主人公の非常に小さな世界における「悩みとふっきり、そしてまた悩み」のスパイラルを楽しめるかどうか、という作品で、そこそこ面白いですが「告白」や「宿屋めぐり」のようなずしりとした読み応えはありません。
 でも本書には続きがあるみたいですね。そちらに期待です。
バイ貝 Amazon書評・レビュー: バイ貝より
4575237647
No.6
(4pt)

町田らしい文章

町田康さんらしい言葉使いですいすい読めました。さらっと読めるので待ち時間などに最適立と思います!
バイ貝 Amazon書評・レビュー: バイ貝より
4575237647
No.5
(4pt)

解説から読むのもアリ

本文に,以下のようにある.

そう.私は刑務所に入り,官費で生活をする訳ではなかった.
私は自分でカネを稼ぎ,自分で生活をしていかなければならないのだった.
カネを稼いで鬱を溜め,その鬱を散ずる為にカネを遣い,ハッピーと鬱を細かく調整しながら,
なんとかやっていかなければならないのだ.

さて,そんな私は,自分の快,不快を,カネの嵩に換算して,
増えた,減ったとわちゃわちゃするのだが,
その過程で,読者は笑い,時に俺のことかしらと訝り,
そして社会のあり方に異議を申したくもなるのだけれど如何ともし難く,
作中の私がようやっとたどり着いた境地に
一服の清涼を得る.

あと,スポーツに興味が持てないひとっているよね.
それは,色んな理由があるんだろうけど,
本書を読んで,あっ,こんな感じでスポーツ見てる,
これが理由で無関心なのだなと得心した.

惜しむらくは,バイ貝(売買)とあるのだから
買うのみでなく売る方も書いて欲しかった.
本書の場合,主人公はyowai50になろうかという小説家なので
若い編集者とのやり取りとか,売るエピソードも欲しかった.
それにより本書に希薄な他者との関わりが描けたと思う.

本書は珍しく,解説から読んで楽しめた一冊.

町田康ファンには,既視感のある表現が散見されるも
夫婦茶碗以来,久々に声を出して笑った一冊.
バイ貝 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイ貝 (双葉文庫)より
4575714585
No.4
(4pt)

笑った

全体的に低評価のレビューが多いが、私的にはかなり笑った
町田康作品を読むのは初めてで他の小説も読んでみたいと思う

この男は計算高く合理的に散鬱しようとするのだが、根本的にそこに損得勘定を見い出すのが間違っている

鬱の心情がよく表れていると思う

私的にツボにハマったのは磯カンドのくだりと、カメラ選びに際して、妙な喩えを連発し結果的に間違った判断をしてしまう所や(ガソスー大事でしょ!)
カメラのレンズの伸び縮みを、陰茎に喩える所等が爆笑だった

こんなに笑ってしまうのは最近少々鬱気味だからなのかもしれない…
バイ貝 Amazon書評・レビュー: バイ貝より
4575237647
No.3
(5pt)

「バイ貝」とはそもそも…

「バイ貝」とはそもそも、なんなのかなあ、とそこのところからしてつまずいてしまった私なのだけれども、あるいは、「バイ貝」とはバイバイ――bye-bye――のことかもしれぬ、なんとなれば本書冒頭には、

カネ、銭を遣うとき我々はなにものからか解放されている。

 と書いてあるからである。わかったような、わからないような文章を書いてしまったが、まあ、実のところは、そんなことはどうでもよいことなのだろう。
 私はただ私じしんが読んでおかしく思ったり、感心したりした箇所を紹介して、レヴューに代えようと思う。

 その一つは宝くじを購入するまでに行った考察や、実際に購入してからの欝量とハッピー量のバランスに関する分析、およびその分析を過去の買い物経験にフィードバックさせて行った考察の件である。

ただただカネを遣いさえすれば心のなかから欝がなくなるという訳ではなく、遣いようによってはさらに欝になったり、思いがけなくハッピーになったりするのである。

 その他、洗剤ボトル「エリート」の件や、スポーツに関する独特の解釈をする件なんかは私には面白く読めた。
 このレヴューよ、君に言おう、――bye-bye
バイ貝 Amazon書評・レビュー: バイ貝より
4575237647
No.2
(4pt)

日々の生活で堪った鬱をいかに散じるか

カネを稼ぐのは辛く苦しく、カネを遣うのは楽しくて気色がよい。
 あまりに多く鬱があるようであれば一定程度カネを遣い、その鬱を散じておく必要がある。
 と考えて「鎌」を買った。

 という具合に、「鎌」の購入から始まる本書、その後「宝くじ」「鉄の中華鍋」「カメラ」の購入へと発展していくのだけれど、そこはまさしく予想どおり、一時は減じるかとみえた鬱も最終的には増加の一途。
 特に「中華鍋」ではかなりの奮闘ぶりをみせる(焼きめしの調理場面では、実際焼きめしが食べたくなる具合の良い描写です)だけに、思惑通りに行かず物事を中途半端に終わらせたがための脱力感。
 しかしながら、のどが渇き、目が充血し、唇が震え、手も震え、足もガクガクし、胃がキリキリと痛み、脂汗が流れ、フケが大量に出る、みたいな価格のカメラを購入するあたりからなにやら突き抜けた感が出てきます。
 本書は、この主人公の非常に小さな世界における「悩みとふっきり、そしてまた悩み」のスパイラルを楽しめるかどうか、という作品で、そこそこ面白いですが「告白」や「宿屋めぐり」のようなずしりとした読み応えはありません。
 でも本書には続きがあるみたいですね。そちらに期待です。
バイ貝 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイ貝 (双葉文庫)より
4575714585
No.1
(4pt)

町田らしい文章

町田康さんらしい言葉使いですいすい読めました。さらっと読めるので待ち時間などに最適立と思います!
バイ貝 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: バイ貝 (双葉文庫)より
4575714585