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夏の償い人 鎌倉あじさい署



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【この小説が収録されている参考書籍】
夏の償い人 鎌倉あじさい署 (祥伝社文庫)

夏の償い人 鎌倉あじさい署の評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

RAAを扱った点は評価に値するものの…。

神奈川・鎌倉あじさい署の生活安全課よろず係の刑事が、
いなくなった老人ホーム入所者の捜索をするうちに、
企業の不正、PCソフト詐欺、未公開株の国会議員購入枠など、
根底に結びついた事件が明らかになってゆく。

主人公は当初、刑事課に異動できたのが不思議なくらいの能力だが、
上司から「虚心坦懐」を言い含められ、また同僚の支えで、徐々に力を発揮する成長物語でもある。

RAA(特殊慰安施設協会)の存在を現代に蘇らせるように使っており、
人物設定に説得力を添えている印象もあるが、日本政府だけを悪者に仕立てるなど、
踏み込み不足かつ表面的な印象も否めない。

鎌倉・横浜の名所を物語の鍵に使い、物語に幅を持たせているので、飽きさせず読ませる。
夏の償い人 鎌倉あじさい署 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:夏の償い人 鎌倉あじさい署 (祥伝社文庫)より
4396342160

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