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(アンソロジー)

探偵小説の風景―トラフィック・コレクション



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探偵小説の風景―トラフィック・コレクションの評価: 3.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

列車、自動車、船

戦前の探偵小説から、汽車、汽船、乗合バスなどの乗物を舞台や小道具として使った作品が集められている。
 下巻では、海野十三「省線電車の射撃手」、夢野久作「空を飛ぶパラソル」、牧逸馬「百日紅」、中野圭介「白い手」、角田喜久雄「豆菊」、平塚白銀「セントルイス・ブルース」、光石介太郎「奇譚六三四一」、大阪圭吉「白妖」、大倉燁子「踊る影絵」、水谷準「砂丘」、マコ・鬼一「若鮎丸殺人事件」、小酒井不木「新聞紙の包」、城昌幸「鑑定料」の14篇が収められている。
 貴重な作品が集められているのは間違いない。
 しかし、探偵小説の出来という点では、どれもひどいものだ。そもそもきちんと解決の付いているものが少ないし、あっと驚くようなものは皆無。どちらかというと、グロテスクだったり、不気味だったりというものが多い。
探偵小説の風景―トラフィック・コレクション〈下〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:探偵小説の風景―トラフィック・コレクション〈下〉 (光文社文庫)より
4334746500

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