贖い

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評判

贖いの評価:

4.14/5点 レビュー 49件。 B ランク

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平均点4.14pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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未読の方はご注意ください

全42件 41〜42 3/3ページ
No.2
(4pt)

人間の怨恨の深さを描いた重厚な作品

最近あまり見かけなくなった1ページ上下段構成の469ページもある長編です。

贖い(あがない)とは、賠償の古語で、一般には罪を償う、あるものを代償にして手に入れると言う意味があります。
きっと重いテーマなんだろうと思い読み始めました。

東京・埼玉・愛知、この3箇所で起きた殺人事件
この3つの事件はそれぞれ手口も違えば互いの関連性もありません。
これらの事件を追う捜査員の姿が丁寧な人物描写で描かれています。

犯人は途中から読者にも見えて来ますがその動機には過去の辛く悲しい事実が隠されていて切なくなりました。

手に掛けられた何の罪もない3人の子供達を思うとこの復讐は絶対あってはならないものだと思うと同時に
犯人の20年にも及ぶ心の葛藤や決意を想像すると胸が締め付けられ堪らなくなります。

これが「可愛いベイビー」を書かれた五十嵐さんと同一人物だと思うと幅の広い作家さんだと改めて感じました。
重いテーマですが読み応えありの1冊です。
贖い Amazon書評・レビュー: 贖いより
4575239038
No.1
(4pt)

あまりにもタイミングが悪すぎ・ネタバレアリです

話自体は面白い。
が、余りにもタイミング悪い。もしくは良すぎ?
故に、読んでる最中、ずっと「良識に反した読んではいけないモノ」読んでる気分だった。
作家読みだったんで、内容全く知らないで読み始めたが、少し間を置いてから読めばよかった。
少なくとも今のタイミングでなかった方が、屈託なく楽しめた筈。と思った。

正しい読み方ではないでしょうが、率直な感想は「あっぱれ」。
この手の話で「目標達成」するのは珍しいと思った。通常は「やりそこない」と「未達成」で、それでも無理くり「反省」させて、そこで読者をゆすぶるのが定石。そういう点ではある意味胸がすいた。
彼は「後悔はしない」と決めているんだと思う。因果応報の後の事は「つけたし」でしかないんだと思った。
自殺を完遂できなくても、できても、死刑になろうが、なるまいが、おそらく関係ないんだろうと。
諦念を持って受け入れるんだと思う。
稲葉に共感してはいけない事は分かっているが、共感するなという方が無理。
贖い Amazon書評・レビュー: 贖いより
4575239038