珈琲屋の人々
評判
珈琲屋の人々の評価:
3.75/5点 レビュー 40件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 41〜50 3/3ページ
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珈琲屋の人々の評価:
3.75/5点 レビュー 40件。 C ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
情感豊かな文章で、つぶさに描くことに定評のある著者の連作短編集。
かつて商店街を荒らした地上げ屋を、怒りに任せて殺めてしまったマスターを主人公とし
主人公に殺された地上げ屋の妻
援助交際の元締めをする女子高生
複雑な過去・現在を背負った人々が、
一杯のコーヒーをきっかけに、秘めた想いを語り始めます。
ありきたりな表現だと「コーヒーのようにほろ苦い」―と言ったところですが
この本に関しては、むしろ
<特濃エスプレッソをマグカップで>
―という表現がお似合いではないでしょうか。
とにかく全編通じて、
話が重く、登場人物が暗く、
悲壮で、沈痛で胸が張り裂けそうになります。
とはいえ、いかに重い物語であっても
それがゆえに不快になることはなく
むしろ、つらい過去や現在を背負った人々の内面を追体験し
それを記そうとする作家の姿勢に強い感銘を覚えます。
近頃流行の「深イイ」に感動できない方でも
というか、「深イイ」に感動しない方にこそおススメの著作です。