使命と魂のリミット

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

使命と魂のリミットの評価:

3.98/5点 レビュー 245件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.98pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全335件 161〜180 9/17ページ
No.175
(4pt)

性善説のロジック

東野先生が手がけると医療モノもこうなる。
医療ミステリー(サスペンス)というと海堂尊先生が思い浮かぶ。登場人物の腹の中、黒いところを見せてくれる海堂作品に対し、東野氏は性善説をとるところが対照的で、おもしろい。

主人公と犯人は、共に大切な人の死に呪縛されている。
主人公や、その周辺の人々の「使命」と「魂」は、同じ方向を向いている(ことが最後にはわかる)。
一方の犯人にとっての「使命」。それは死者に手向けた決意であるのだが、その遂行のために近づいた女性に生じた感情=「魂」と衝突する。

使命と魂、死者と生者。その狭間で苦悩する様はそれぞれに痛々しいが、主人公、犯人とも、最後には各々が解放される形で、リミットを解き放つ。
ハッピーエンドと言って良いかは難しいが、魂が救われたことは確かだと思う。
同時に、生とは、こういうものなんだろうと、強く感じた。

作者の人間に対する温かい視線が感じられる、医療サスペンス。
わかりやすい語彙、読みやすい文章、最小限の登場人物で、ぐいぐい読ませてくれる。物語に引き込まれ、正味5、6時間で読み終えた。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.174
(1pt)

最後の1ページの惨さ

登場人物がみんないい人、お人よしで何の緊迫感もなく物事は進んでいく。
現実にはとうてい起こせそうもない犯罪も、順調に行われるが軽く解決されてしまう。
ラスト1ページにくるまではただの軽い小説で星2つか3つにできるが、
ラスト1ページの陳腐さがひどすぎるので、星1つ。
これより面白い東野圭吾の小説はいっぱいあると思う。
でも映画にはしやすそうかな。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.173
(1pt)

最後の1ページの惨さ

登場人物がみんないい人、お人よしで何の緊迫感もなく物事は進んでいく。
現実にはとうてい起こせそうもない犯罪も、順調に行われるが軽く解決されてしまう。
ラスト1ページにくるまではただの軽い小説で星2つか3つにできるが、
ラスト1ページの陳腐さがひどすぎるので、星1つ。
これより面白い東野圭吾の小説はいっぱいあると思う。
でも映画にはしやすそうかな。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.172
(4pt)

一つの事件を軸に絡み合う様々な人間模様

タイトルにも出ているように今作品は「使命」というワードがキーになっているなと感じさせられた。人は生まれながらにしてそれぞれの使命を持っていて、それを果たすために生きている。ある登場人物のセリフですが、このセンテンスが大きな意味を持っていることは、読了後分かるはずです。クライマックスの手術シーンはその緊迫感が読者にも、ありありと伝わってきてその世界に引き込まれてしまうこと請け合いです。
だが、作者の他の傑作と比べると少しこじんまりしたというか、置きに来た印象も持ってしまう。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.171
(4pt)

一つの事件を軸に絡み合う様々な人間模様

タイトルにも出ているように今作品は「使命」というワードがキーになっているなと感じさせられた。人は生まれながらにしてそれぞれの使命を持っていて、それを果たすために生きている。ある登場人物のセリフですが、このセンテンスが大きな意味を持っていることは、読了後分かるはずです。クライマックスの手術シーンはその緊迫感が読者にも、ありありと伝わってきてその世界に引き込まれてしまうこと請け合いです。
だが、作者の他の傑作と比べると少しこじんまりしたというか、置きに来た印象も持ってしまう。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.170
(5pt)

素晴らしき読後の爽快感

総合病院に「これまでの医療ミスを全て公表せよ」という脅迫状が届く。
後半はタイトル通り、息つく暇の無い医師達と犯人の戦いが描かれる。
感動の人間ドラマと緊迫のオペの様子を見事に融合させた、傑作医療サスペンス。

伏線の散りばめ方が良い意味で分かりやすく、記憶に残る。後半で少しずつ回収されていく様は、非常に気持ち良かった。

読書後の清清しさは格別。我が東野圭吾ランキングにてトップ3に入った。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.169
(5pt)

素晴らしき読後の爽快感

総合病院に「これまでの医療ミスを全て公表せよ」という脅迫状が届く。
後半はタイトル通り、息つく暇の無い医師達と犯人の戦いが描かれる。
感動の人間ドラマと緊迫のオペの様子を見事に融合させた、傑作医療サスペンス。

伏線の散りばめ方が良い意味で分かりやすく、記憶に残る。後半で少しずつ回収されていく様は、非常に気持ち良かった。

読書後の清清しさは格別。我が東野圭吾ランキングにてトップ3に入った。





使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.168
(4pt)

「犯罪者側に立つ作品」です。

「犯人・加害者側」の心情を丁寧に描き、「犯罪が完遂出来るか否か」を描くストーリーは、「天空の蜂」や「さまよえる刃」と同様のプロットです。
読む側としては「犯人側」に感情を移入していき、何とかこの犯罪を達成させてあげたい、と切ない程応援したくなります。
しかしながらこの共感は道徳や法律、その他モラルに反するため、決して肯定してはいけない、という作者のメッセージがやはり隠されています。
そのメッセージは結局読者の共感を裏切る事になり、並みの作者であれば、読者側のこの忸怩たる思いを解消する事は難しく、読後の感想も最悪のモノとなる場合が多いと思います。

その点、この作者「東野圭吾」はやはり凄い。「仇討ち法」的な旧時代の復讐方法は決して認めず、しかし犯人側に感情移入している読者の鬱憤も解消させる、という絶妙な描写で貫き通します。
最後のヒロインの一言も、鳥肌が立つ程格好良いです。

お勧めです!
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.167
(4pt)

「犯罪者側に立つ作品」です。

「犯人・加害者側」の心情を丁寧に描き、「犯罪が完遂出来るか否か」を描くストーリーは、「天空の蜂」や「さまよえる刃」と同様のプロットです。
読む側としては「犯人側」に感情を移入していき、何とかこの犯罪を達成させてあげたい、と切ない程応援したくなります。
しかしながらこの共感は道徳や法律、その他モラルに反するため、決して肯定してはいけない、という作者のメッセージがやはり隠されています。
そのメッセージは結局読者の共感を裏切る事になり、並みの作者であれば、読者側のこの忸怩たる思いを解消する事は難しく、読後の感想も最悪のモノとなる場合が多いと思います。

その点、この作者「東野圭吾」はやはり凄い。「仇討ち法」的な旧時代の復讐方法は決して認めず、しかし犯人側に感情移入している読者の鬱憤も解消させる、という絶妙な描写で貫き通します。
最後のヒロインの一言も、鳥肌が立つ程格好良いです。

お勧めです!
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.166
(4pt)

感動しました!

感動しました!
終局でかなりいい話がありました。
医療ものは苦手であまり読まないのですが、この本は専門用語やグロテスクな描写はなく、とても読みやすかったです。
登場人物の心理に重きを置いているので、とても感情移入しやすく、のめり込みやすい本でした。
内容に合う、いいタイトルをつけたものだな、と思います。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.165
(4pt)

感動しました!

感動しました!
終局でかなりいい話がありました。
医療ものは苦手であまり読まないのですが、この本は専門用語やグロテスクな描写はなく、とても読みやすかったです。
登場人物の心理に重きを置いているので、とても感情移入しやすく、のめり込みやすい本でした。
内容に合う、いいタイトルをつけたものだな、と思います。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.164
(4pt)

使命と魂のリミット

お涙頂戴の感はあるが、東野作品としてはわりと面白かった。替え玉脅迫を使ったところが今までにない斬新さがある。
ただ犯人の人物像への迫りが少なくいつのまにか犯行計画が進んでいた点に不快感を感じる。
一般文学355作品目の感想。2011/03/22
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.163
(4pt)

使命と魂のリミット

お涙頂戴の感はあるが、東野作品としてはわりと面白かった。替え玉脅迫を使ったところが今までにない斬新さがある。ただ犯人の人物像への迫りが少なくいつのまにか犯行計画が進んでいた点に不快感を感じる。一般文学355作品目の感想。2011/03/22

使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.162
(2pt)

中途半端な作品

今まで大半の東野作品を読んでいるが、面白くなかった。
何がテーマなのかはっきりしていない。
医療?恋愛?何かいろいろ詰め込みすぎて、失敗しているように感じた。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.161
(2pt)

中途半端な作品

今まで大半の東野作品を読んでいるが、面白くなかった。
何がテーマなのかはっきりしていない。
医療?恋愛?何かいろいろ詰め込みすぎて、失敗しているように感じた。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.160
(4pt)

早く先を読みたくて仕方なかった

読み終わったあと帯びの
「あの日なくしたものを取り戻すため、今日、私は命を賭ける」
を目にしたとき、なるほどと思いました。

散りばめられた人物描写を最後につなげていくところ描き手のすごさを感じます。
そして、一人一人の人物設定がしっかりしていて、最後はこいつだったらこうするだろ、
早く読ませろ。と思ってどんどん入り込んでしまう。

厚めだけど早く読み終わった。読み応えのある本でした。

欲を言うとちょっとくさいところが多くて、人間のディープな部分を描ききれてないかなたという点で星4つにさせて
いただきました。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.159
(4pt)

早く先を読みたくて仕方なかった

読み終わったあと帯びの
「あの日なくしたものを取り戻すため、今日、私は命を賭ける」
を目にしたとき、なるほどと思いました。

散りばめられた人物描写を最後につなげていくところ描き手のすごさを感じます。
そして、一人一人の人物設定がしっかりしていて、最後はこいつだったらこうするだろ、
早く読ませろ。と思ってどんどん入り込んでしまう。

厚めだけど早く読み終わった。読み応えのある本でした。

欲を言うとちょっとくさいところが多くて、人間のディープな部分を描ききれてないかなたという点で星4つにさせて
いただきました。

使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.158
(5pt)

面白い医療もの

安定感のあるストーリー展開が面白いと思います。
これは登場人物が全般的に善人が多いですね。
抜群の構成力とリーダビリティを持っているので
一気読みできました。
自分は医療ものがそれほど好きではありませんが
この本書は面白かったです。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.157
(5pt)

使命の意味

一個人として読む小説としてはパーフェクトです。全てにおいて隙がありません。

特に作品後半の、手術シーンの緊迫感は尋常ではありません。

まるで自分自身が現場に居合わせ、心臓が口から飛び出るくらいの緊張を強いられているような錯覚を起こすほどです。

読破した瞬間に深く息を吐き出すと、鳥肌が立つくらいの深い感動に包まれるとともに、あまりの緊張で暫く呼吸を忘れていたことも自覚しました。

東野さんの作品は毎回複数のテーマが込められていますが、本作品はタイトルの一部にもなっている「使命」が最重要キーワードです。

「人の使命」という哲学的テーマを核に、緻密な取材を重ねたであろう医療知識で固め、人物の細かな機微に触れるその描写力には、作者ならではと驚嘆するほかありません。

「使命」とは、「他人を思いやって」、「一生懸命勉強」して初めて分かってくるとのフレーズから、「他者を助け、他者の役に立つために、自分なりのどれだけの努力が出来るか」であると解釈しました。

恋人の復讐といった様な、利己的な欲望の成就など空しいものです。
本当の感動は、自己犠牲を強いてまで他者を助けることからやってきます。

如何に研鑽を積んで世の中の役に立つことができるか、貢献できるかが、人の果たすべき使命であると教わった気がします。

事件解決後のフォローも東野作品の魅力ですね。
締めくくりのセリフには思わず泣けてきます。

「リミット」については、一読しただけでは明確な答えがでませんでした。皆さんはどのような解釈をされるでしょうか。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.156
(5pt)

さすが東野氏。おすすめの一作です。感動しました。

東野氏ファンは、もっと、ミステリーのトリックや最後の驚きを期待するかも知れません。
でもね、たくさんのたくさんの医療小説が多くでている今、そういうテクニカルな医療知識をここまで追いつかせて、しかもストーリーとヒューマニティのある小説にできたひとはこれまでに彼だけだと思います。
予想しやすかった最後の展開とか、余りにストレートな正義感とか、現実はもっと複雑だとか、意見はたくさん有ると思います。
でも、絶対に一読に匹敵する一冊です。単純に感動しました。感動できる本に出会えてむしろうれしかった。
たくさんの人が医療ミスの問題を制度的な問題や労務環境や法制度の問題として社会的な問題として議論していますが、東野氏の言うように、医者が助けなかった命等というものはなく、助けられた命と助けられなかった命の二つしかないというのは衝撃的でした。
こういう言葉が、現実社会の議論のなかでも通り一遍等の言葉でなく、もっと心からの言葉としてできていいと思うし、それこそが社会を納得させるのではないかと思います。
テクニカルな取材は綿密で大変だったと思います。そこに東野氏の作家としてのなみなみならぬ執念と本気を感じるからこそ読者は本気で感動できるのではないでしょうか。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071