使命と魂のリミット

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

使命と魂のリミットの評価:

3.98/5点 レビュー 245件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.98pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全335件 261〜280 14/17ページ
No.75
(2pt)

なんだか

火曜サスペンス劇場の書き下ろしシナリオのような作品
東野節とはこうだ!といえるほどの数は読んでないけど
明らかにほかの東野作品と比べたら普通の出来に仕上がってます
しかし相変わらず東野さんは文章で女性の美しさを表現するのが下手ですね
看護士の望は中の下、ヒロイン夕紀は清楚で凛とした伊東美咲のような女性のイメージなんでしょうが文章だけでは2人の容姿はまったく同列で違いのイメージがわきません
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.74
(5pt)

レベルの維持がすごい!

東野作品の中でベスト1だと思います。読み終わった後に、痛烈に考えさせられるものがありました。登場人物それぞれが(犯人でさえも)、それぞれ自分のなすべきことを自分の場所で懸命にやっている、その真摯さが胸を打ちます。「多分、こういう結末なんだろうなあ」というところから大きく外れはしない展開なのですが、それもまたよしです。(ちょっとした意外な展開はあったけれど…)東野さんは、『容疑者Xの献身』で直木賞をとらなくても、こちらで、充分、受賞できたと思います。レベルの維持がすごいですね。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.73
(5pt)

レベルの維持がすごい!

 東野作品の中でベスト1だと思います。読み終わった後に、痛烈に考えさせられるものがありました。登場人物それぞれが(犯人でさえも)、それぞれ自分のなすべきことを自分の場所で懸命にやっている、その真摯さが胸を打ちます。「多分、こういう結末なんだろうなあ」というところから大きく外れはしない展開なのですが、それもまたよしです。(ちょっとした意外な展開はあったけれど…)東野さんは、『容疑者Xの献身』で直木賞をとらなくても、こちらで、充分、受賞できたと思います。レベルの維持がすごいですね。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.72
(3pt)

登場人物が善人ばかりで..

タイトルにあるスリルは味わえるし、ストーリーもテンポよく展開していくので、あっという間に読み終えてしまったが、東野作品としては凡庸に思う。

性善説に立ったかのようなきれいな結末であるが、毒のない登場人物ばかりなのがそれを暗示しており、先が読めてしまうという点でサスペンスとしては致命的。犯行にあたっても現実的にはまず不可能な手段であるし、あまりにも狭い範囲で人間関係がつながりあってるのは小説とはいえ、不自然さを感じる。人の「使命」とは何かを命題に描かれた作品のため、登場人物の心の揺れは念入りに表現されており、十分読ませてはくれるが、犯人が犯罪を決行するまでの過程がやや描写不足であり、舞台背景となる病院の描写も表面的で、重いテーマの割りに重量級の作品になり損ねた佳作といったところでしょうか。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.71
(3pt)

登場人物が善人ばかりで..

タイトルにあるスリルは味わえるし、ストーリーもテンポよく展開していくので、あっという間に読み終えてしまったが、東野作品としては凡庸に思う。
性善説に立ったかのようなきれいな結末であるが、毒のない登場人物ばかりなのがそれを暗示しており、先が読めてしまうという点でサスペンスとしては致命的。犯行にあたっても現実的にはまず不可能な手段であるし、あまりにも狭い範囲で人間関係がつながりあってるのは小説とはいえ、不自然さを感じる。人の「使命」とは何かを命題に描かれた作品のため、登場人物の心の揺れは念入りに表現されており、十分読ませてはくれるが、犯人が犯罪を決行するまでの過程がやや描写不足であり、舞台背景となる病院の描写も表面的で、重いテーマの割りに重量級の作品になり損ねた佳作といったところでしょうか。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.70
(5pt)

使命・良心・解決

夕紀の抱え込んだ疑問。譲治の抱え込んだ悔しさ。

この二つの出来事が一つの物語の中で展開し、西園教授の手術という出来事で絡み合う。

西園教授に対する夕貴の疑惑。西園教授が執刀する患者、島原に対する譲治の恨み。

七尾刑事の最後の賭け。

それらが効果的にストーリーを構成していて、スリル満点の展開を満喫できます。

単なるサスペンス物というだけではなく、人間の持つ、人を愛する気持ちについても副題としてクローズアップさせているようです。

夕紀の最後の台詞、スッキリさせる結末となるわけです。

ドラマ化、映画化されるといいなと思います。ビジュアル的な効果が、この物語をさらに盛り上げるのではないかなと感じます。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.69
(5pt)

使命・良心・解決

夕紀の抱え込んだ疑問。譲治の抱え込んだ悔しさ。
この二つの出来事が一つの物語の中で展開し、西園教授の手術という出来事で絡み合う。
西園教授に対する夕貴の疑惑。西園教授が執刀する患者、島原に対する譲治の恨み。
七尾刑事の最後の賭け。
それらが効果的にストーリーを構成していて、スリル満点の展開を満喫できます。
単なるサスペンス物というだけではなく、人間の持つ、人を愛する気持ちについても副題としてクローズアップさせているようです。
夕紀の最後の台詞、スッキリさせる結末となるわけです。
ドラマ化、映画化されるといいなと思います。ビジュアル的な効果が、この物語をさらに盛り上げるのではないかなと感じます。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.68
(4pt)

私の使命は・・・

病院物とかお医者さん物といえば、渡辺淳一さんというイメージになりがちですが、この『使命と魂のリミット』は、かなりいいです・・・。

 自分の父親の死をきっかけに本当の事が知りたくて、医者になった主人公氷室夕紀。

手術室という閉鎖的な空間では、日々どんなことが起きているのか?

 夕紀が研修医として働いている大学病院に、脅迫状が・・。

犯人の目的は病院にあるのか?それとも他にあるのか?

事件が進むうちに、今まで夕紀が知らなかった父に関する出来事までわかってきて・・・。 

読み出したら、なかなか止められません・・。

 自分に与えられた使命ってなんだろう?

持って生まれた使命って?

この本を読んで、私はこれから長い人生生きていくうえで、自分に与えられた使命って一体どんなことなんだろう?って考えるきっかけが出来たような気がします。

ただ何となく生きているようでも、私にだって何か与えられた使命がきっとあるはずだって。

そんな事を考えながら、読んでいました。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.67
(4pt)

私の使命は・・・

 病院物とかお医者さん物といえば、渡辺淳一さんというイメージになりがちですが、この『使命と魂のリミット』は、かなりいいです・・・。
 自分の父親の死をきっかけに本当の事が知りたくて、医者になった主人公氷室夕紀。
手術室という閉鎖的な空間では、日々どんなことが起きているのか?
 夕紀が研修医として働いている大学病院に、脅迫状が・・。
犯人の目的は病院にあるのか?それとも他にあるのか?
事件が進むうちに、今まで夕紀が知らなかった父に関する出来事までわかってきて・・・。 
読み出したら、なかなか止められません・・。
 自分に与えられた使命ってなんだろう?
持って生まれた使命って?
この本を読んで、私はこれから長い人生生きていくうえで、自分に与えられた使命って一体どんなことなんだろう?って考えるきっかけが出来たような気がします。
ただ何となく生きているようでも、私にだって何か与えられた使命がきっとあるはずだって。
そんな事を考えながら、読んでいました。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.66
(2pt)

取材不足。。。

医療現場の描写に突っ込みどころ満載で、読んでてちょっとしらけてしまいました。清潔区域ってこんなに広いの?手術室でデジカメ使っちゃだめ?麻酔導入時、患者に触っちゃだめ?大学病院の手術場に監視カメラないの?などなど。どうやって取材したんだろう。。。

ストーリーは無難で、驚きはないものの、読んで損したとは思いませんでした。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.65
(2pt)

取材不足。。。

 医療現場の描写に突っ込みどころ満載で、読んでてちょっとしらけてしまいました。清潔区域ってこんなに広いの?手術室でデジカメ使っちゃだめ?麻酔導入時、患者に触っちゃだめ?大学病院の手術場に監視カメラないの?などなど。どうやって取材したんだろう。。。
ストーリーは無難で、驚きはないものの、読んで損したとは思いませんでした。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.64
(4pt)

東野圭吾が作家使命から描いたようなヒューマンもの

病院が舞台になっているけれど、ミステリーとして捉えるより、

人の胸の内を描いたヒューマンものと思った方がいいと思う。

ある大手術を軸に、胸の内に拭えない疑惑や悔しさがある研修医夕紀と穣治が、

ラストに向けて心を揺らしていく。

人を恨んだままとか、疑ったままでいるのは、相手を許すより楽だけど、

胸にわだかまる苦しさは消えることが無い。

東野圭吾が、人には良心があると信じたい切望が、作家としてこの作品を描いたように読後感じた。

故に人にある滑稽さや、惨めな部分が欠如した綺麗な作品になってしまった。

皆がお互いを許しあう。

己の使命に気付く人たち。

使命に気付けずもがいてたり、許すことが出来ない自分を見ないようにしたりという、人にある弱さがあまりにも無いので肩透かしに感じる面は否めない。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.63
(4pt)

人としてなすべき使命とは

帝都大学医学部の研修医 夕紀は、術中に亡くなった父と同じ病気の人を助けたいと思う一方で、手術の担当医であり、現在の彼女の指導教授でもある 西園。その西園が、彼女の母との交際相手でもあるといった事実を知り、あの時の手術は、万全の状態で行われたのか、父親が亡くなったのは故意によるものではないかとの疑念を抱いていた。

そんな折に、病院を破壊するとの脅迫文が届けられる。犯人の目的は・・・。

夕紀、西園、父と母、そして犯人と看護婦、因縁としか言い様の無い交錯する人間関係を背景に、医者として、親として、そして人としての使命とは何かを教えてくれます。

サスペンスという体裁は採っていますが、最近の著作に見られるヒューマンドラマ的な要素がより強く出ている作品だと思います。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.62
(4pt)

東野圭吾が作家使命から描いたようなヒューマンもの

病院が舞台になっているけれど、ミステリーとして捉えるより、
人の胸の内を描いたヒューマンものと思った方がいいと思う。
ある大手術を軸に、胸の内に拭えない疑惑や悔しさがある研修医夕紀と穣治が、
ラストに向けて心を揺らしていく。
人を恨んだままとか、疑ったままでいるのは、相手を許すより楽だけど、
胸にわだかまる苦しさは消えることが無い。
東野圭吾が、人には良心があると信じたい切望が、作家としてこの作品を描いたように読後感じた。
故に人にある滑稽さや、惨めな部分が欠如した綺麗な作品になってしまった。
皆がお互いを許しあう。
己の使命に気付く人たち。
使命に気付けずもがいてたり、許すことが出来ない自分を見ないようにしたりという、人にある弱さがあまりにも無いので肩透かしに感じる面は否めない。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.61
(4pt)

人としてなすべき使命とは

帝都大学医学部の研修医 夕紀は、術中に亡くなった父と同じ病気の人を助けたいと思う一方で、手術の担当医であり、現在の彼女の指導教授でもある 西園。その西園が、彼女の母との交際相手でもあるといった事実を知り、あの時の手術は、万全の状態で行われたのか、父親が亡くなったのは故意によるものではないかとの疑念を抱いていた。
そんな折に、病院を破壊するとの脅迫文が届けられる。犯人の目的は・・・。
夕紀、西園、父と母、そして犯人と看護婦、因縁としか言い様の無い交錯する人間関係を背景に、医者として、親として、そして人としての使命とは何かを教えてくれます。
サスペンスという体裁は採っていますが、最近の著作に見られるヒューマンドラマ的な要素がより強く出ている作品だと思います。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.60
(4pt)

使命は魂を超えられるか?

作品の大きなテーマは「使命」。

人間は誰しもその人しか果たせない使命というものを持っている。
それを全うすることが「かっこいい生き方」である。

そして使命を放棄することは、
今まで生きてきた意味を失うことでもある。

しかし人間は完ぺきではない。
人としての感情(魂)が、使命を全うすることを拒むこともある。
そんな葛藤を打ち破って使命に突き進む人々は美しく輝いていた。

特に同じ女性として、
看護師の望がここまでの強さを見せたことには
自分の「使命」を知っている人間の強さを感じました。

期待していた大どんでん返しがなかった分、若干物足りない。
絶対何か秘密や裏がありそうなアヤシイ人物に
結局何もなかったことで肩透かしをくらった感じ。

しかしそうでなければ、この作品の主題はなりたたない。
彼に少しでも疑いを持ってしまった私や夕紀は
人としてまだ未熟だったということだと思う。

読後感はサイコーに良かった。
自分の使命はなんなのだろう?読者一人一人が問うことになるでしょう。
ミステリーではなく、人間ドラマとして読みたい作品。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.59
(4pt)

使命は魂を超えられるか?

作品の大きなテーマは「使命」。
人間は誰しもその人しか果たせない使命というものを持っている。
それを全うすることが「かっこいい生き方」である。
そして使命を放棄することは、
今まで生きてきた意味を失うことでもある。
しかし人間は完ぺきではない。
人としての感情(魂)が、使命を全うすることを拒むこともある。
そんな葛藤を打ち破って使命に突き進む人々は美しく輝いていた。
特に同じ女性として、
看護師の望がここまでの強さを見せたことには
自分の「使命」を知っている人間の強さを感じました。
期待していた大どんでん返しがなかった分、若干物足りない。
絶対何か秘密や裏がありそうなアヤシイ人物に
結局何もなかったことで肩透かしをくらった感じ。
しかしそうでなければ、この作品の主題はなりたたない。
彼に少しでも疑いを持ってしまった私や夕紀は
人としてまだ未熟だったということだと思う。
読後感はサイコーに良かった。
自分の使命はなんなのだろう?読者一人一人が問うことになるでしょう。
ミステリーではなく、人間ドラマとして読みたい作品。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.58
(3pt)

使命

テーマとしては、重すぎもせず、軽すぎもせずという感じか。しかし、読後感は実にさわやかである。内容に触れることになるので詳しくは書けないが、困難な状況の中でも手術を行い、患者を全身全霊を尽くして救おうとする医師たち、裏切られた傷を抱えながらも患者を救うために電話をかける看護婦…その自らの使命を懸命に果たそうとする姿勢には、なんともいえないすがすがしさを感じる。読後には、すっきりとした爽快感が広がる。

「使命」…これが、この小説のキーワードになる。果たして,どれだけの人間が、それを意識して仕事をしているだろうか。しかし、どんな職業にもそれは存在する。プロ棋士にはいい勝負をしてファンを楽しませるという使命が、お笑いタレントには人を笑わせ、楽しい気分にさせるという使命がある。そのような職業の人間には迷う時期があるらしい。将棋を指して何の意味があるのかと思い、ボランティア活動に参加した棋士もいたそうだ。だが、その時期を過ぎると、これが自分の天職だと思えるときがくるという。このとき、その人は本当の意味でその道のプロになり、使命を自覚できるようになったといえるのだろう。この小説の中心となる事件は、ある人物の使命感の欠如から起きる。そういう意味では、多くの社会人に意識してほしい2文字である。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071
No.57
(3pt)

使命

テーマとしては、重すぎもせず、軽すぎもせずという感じか。しかし、読後感は実にさわやかである。内容に触れることになるので詳しくは書けないが、困難な状況の中でも手術を行い、患者を全身全霊を尽くして救おうとする医師たち、裏切られた傷を抱えながらも患者を救うために電話をかける看護婦…その自らの使命を懸命に果たそうとする姿勢には、なんともいえないすがすがしさを感じる。読後には、すっきりとした爽快感が広がる。「使命」…これが、この小説のキーワードになる。果たして,どれだけの人間が、それを意識して仕事をしているだろうか。しかし、どんな職業にもそれは存在する。プロ棋士にはいい勝負をしてファンを楽しませるという使命が、お笑いタレントには人を笑わせ、楽しい気分にさせるという使命がある。そのような職業の人間には迷う時期があるらしい。将棋を指して何の意味があるのかと思い、ボランティア活動に参加した棋士もいたそうだ。だが、その時期を過ぎると、これが自分の天職だと思えるときがくるという。このとき、その人は本当の意味でその道のプロになり、使命を自覚できるようになったといえるのだろう。この小説の中心となる事件は、ある人物の使命感の欠如から起きる。そういう意味では、多くの社会人に意識してほしい2文字である。
使命と魂のリミット Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミットより
4103031719
No.56
(3pt)

ミステリーだと思ったら期待はずれになる

本書は大学病院内で発生した脅迫事件について、研修医の夕紀、刑事の七尾、犯人の穣治の3人の視点で描かれている。

捜査方針に歯向かい、一人たんたんと事件の核心に迫る七尾はもう少しかっこよくというか、なぜ七尾だけが核心に迫れたかを説得力あるように書いてくれるとよかったかも。

ミステリーというよりは人間ドラマという感じの内容なので、ひねったものが少し物足りない。もう少し意外性のある話だったらよかったかな。でも手術後の西園の告白シーンはちょっと意表をつかれた。一応ラストの展開も伏線はあったものの、夕紀の最後のセリフにそれほど感銘を受けれなかった。

でも1日で一気に読んでしまう面白さではある。
使命と魂のリミット (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 使命と魂のリミット (角川文庫)より
4043718071