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名探偵の呪縛
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名探偵の呪縛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 1~20 1/3ページ
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誰が犯人で何故殺人を犯したのか特に考えなくて読めた。 | ||||
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いつもの調子で読めるが東野作品には もっと面白く興味深い作品が多数あると感じました | ||||
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この街の、殺人事件は、天下一探偵の、夢の中の、出来事。? | ||||
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普通でしたので | ||||
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覚えてないくらいつまらなかったんだろう。 | ||||
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前作の様な作品を期待して読んだ為あまりの違いに困惑した 内容自体は新しく他にない作品になっているが、自分には合わなかった 作者の本格推理小説への葛藤を思わせる作品 | ||||
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冒頭から、いきなり作者の序文? と思わされる凝った出だし。すぐに引き込まれやりたい事が見えて来たが、本格ミステリ愛好家ならニヤニヤしっ放しではないか。自虐っぽい東野圭吾自身の立ち位置を振りかえるような内容で、読んでいて楽しいオアソビだった。でもちゃんと謎解きミステリの体裁を取っていてさすがである。 本格ミステリ愛好家の頬を緩ませる、楽しい東野圭吾のセルフパロディと評価する。 | ||||
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内容は確かに意外な犯人であったが特に言う程のものではなかった。しかし全く別の観点から思う所が出てきた。噴き出た。それはこの本の中の「この街は何かが足りない、欠落している。書いてあるような出来事が実際に起こる必要があった」と言う件である。これが当てはまった。某有名球団に。ハッキリ言って(死んでもらいたい)である。かつ二人いる。但し球団関係者ではない。それ以上触れるとわかりそうなので止める。だがもうそうなったら惜しまれ力が分散してよいのではないか。又テレビ業界にも有名な人で死んでくれたらと願う人がいる。これも二人だ。但し俳優やアーティストやアナウンサーではない。だが仮にそうなればあの顔や話が現れなくなると思うとどんなにすっきりしてよいか。出来ればこの本のように突然起こるのがいい。次々に。ショックで追随者も当面出ないだろうしどこの局もやり難くなるだろう。見事な位に想像してみた。 | ||||
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これ以降、東野作品は、別人のように作風が変わってしまった。もちろん確信犯。どちらが良いかは好みの問題だけど、客層にあわせて売り物を変えるのは悪いことではない。ただ、これ以前のこじんまりとしていた頃のほうが好きなだけ。しかし、あの頃がただひたすらに懐かしい。 | ||||
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題名どおり、探偵小説だが、幻想小説でもあって、作者の本格推理小説への郷愁と現時点での訣別の想いが感じられる作品。 作家が図書館で不思議な体験をする序章に始まり、第一章では、暮礼路市に案内されて、記念館の地下室で盗掘されたものを取り戻すことを市長から依頼される。 第二章では密室殺人、第三章では人間消失、第四章では館の連続殺人と、本格推理小説でお約束の謎が示されるが、いずれにおいても、探偵天下一は鋭い推理を披露する。 第一の事件における「壁に寄せられた家具の謎」、第二の事件における「凶器の状態から導かれる推理の論理性とその真相の意外性」、第三の事件における「実行可能性からの犯人特定と動機のユニークさ」など、いずれもよくできている。 「そして誰もいなくなった」、「Xの悲劇」等のパロディーと思われる遊び心も感じられる。 さらに、この作品には次のような謎も盛り込まれている。 「盗掘されたものは何であったか。また、それが象徴するものは?」 「市長が天下一に依頼した本当の目的は?」 「クリエイターとは誰のことか?」 「ミイラの正体は?」 本格推理小説として見ても良作だが、さらに本格推理小説に対する作者の想いが感じられる作品であった。 | ||||
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新たな局面を切り開いていくには、過去の遺産との決別が。 執着より否定。 求めよ、さらば与えられん。 尋ねよ、さらば見出さん。 門を叩け、さらば開かれん(マタイによる福音書)。 | ||||
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前作は様々な殺人事件とその解説、メタ発言、ギャグとコメディ風の作風で楽しく読みました 今作はストーリー中心でギャグやメタ要素はほぼ無く、推理物で探偵は天下一ですが前作の天下一探偵ではないので残念でした 大きな事件は3つほどしかありませんがそこそこ凝っている作りです 名探偵の掟のような内容を求めていたので不満がありましたが最後は綺麗に終わりこれはこれでアリだなと納得してしまいました 最後の語り手の言葉は作者自身の言葉なのかなと思うと感慨深いものを感じます | ||||
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東野ワールド、幅広い!引き込まれてしまいます。 一気に読みたいくらい! | ||||
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本格推理小説への風刺に満ちた前作、名探偵の掟について作者がどういう思いで書いたのかが披露される作品。 推理小説を愛するがゆえに抱いてしまった「不満」、それに対する葛藤。 クライマックスで明かされる作者の心の声は、ミステリファンの心にしんみりと響いてくる。 ただ、そのクライマックスまでが長いとは感じた。 前作は、テンポの良いメタ的面白さが短編1章毎に挟まれていたが、それを長編に引き伸ばしたよう。 そのため、面白さの観点から☆をマイナス1させて頂いた。 | ||||
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2013年の今の時点で5つある「シリーズ」物の内、『天下一大五郎』シリーズと呼ばれる物。その2作目。 3冊目の構想は当初あったみたいだけど今は未定。どこいった… さておき前作の『名探偵の掟』の対なる本作。と、いうのも前作がコミカル風だったのに対し、こちらは真面目。本格ミステリ推理が主旨なんだけど、前作が起承転結の起・承に当たるなら、今回で転結と終えましたっていう捉え方でもできそうだ。 最後に、哀愁感が漂った。それは読んでからの…と言っておこう。 ある意味、混沌としているなと思った。 作家自身に触れるなら。 読者にとっては、『掟』の方が滑稽で、いいかもしれない。 ただ、『掟』の方はコミカルなので、人によっては「くだらねえ〜w」と思ってしまう危険あり(笑)。 名探偵の掟 (講談社文庫) | ||||
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東野圭吾さんの小説。天下一探偵シリーズではある・・ 以前名探偵の掟を読んだ。 古今東西の推理作品にありがちなおかしな点を笑った作品だ。 てっきりそういう型で本書も書かれているんだろうなと思っていた。 だが、本書は著者東野圭吾さんの内面を描いた作品であった。 1996年出版の本であり、ちょうど天空の蜂の後くらいだろうか。 最終部の本格推理小説の世界への思いを読み 東野作品の移り変わりを考えてみると納得感があった。 いつか新しい東野圭吾の本格推理小説を読んでみたい。 本書冒頭では核ジャックの小説に取り組んでいるとあった。 実際にはまだその作品は登場してないのだろうか。 原発問題には並々ならぬ関心を寄せているようだ。 核関連の東野圭吾さんの新しい作品にも期待したい。 | ||||
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傑作・名探偵の掟の続編となっていますが、雰囲気は全く異なります。名探偵の掟はファンも多く、好きな人が多いと思われますが、本作は主人公の名前こそ同じ(キャラは同じでありません!)だが、前作のような本格推理のお約束をことごとく茶化すような展開はなく、かろうじて本格推理の概念のない世界という設定はあるが、本格推理の概念がないことを最大限活かしたギャグや伏線などは殆どなく、どちらかというと作者の本格推理を書いていくことへの迷いや心労などが吐露されている作者投影型の変則私小説みたいなテイストになっています。事件の真犯人も変則私小説ですからもう読む前から分かるでしょう?私は途中でオチがもう分かってしまいました。どうも作者の迷いまばかり感じられる爽快感のない作品になっています。これなら別にわざわざ書き下ろしで続編なんか書く意味もなかったのではと感じてしまう。 | ||||
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前作はジョーク満載の作品でしたが 今作は少しシリアスな雰囲気で物語が進行していきます。 読み終えたときに東野圭吾が 「なぜ」このシリーズを描いたのか良く分かります。 現実で書きたいことと、 小説家として書いていかなければいけない苦悩が このシリーズを通して描かれ、 ラストで繋がるストーリーはとても良かったです。 | ||||
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「名探偵の掟」の続編。 「名探偵の掟」が面白く気に入ったので、本書を手に取りました。 しかし、本書は本格推理小説というテーマを扱っていることや、 同じ登場人物が出てくることは共通していましたが、タッチとしては 全く違う印象でした。 つまらない、ということは決して無いのですが、「掟」の軽快コメディを 求めていた私には、ちょっと期待はずれでした。 他のレビュアーも書かれていますが、後半の著者の本格推理小説に対する 思いには心を揺さぶられました。 飾らず率直に著者の胸のうちを書いているからなのだと思います。 しかし、その思いを綴るのは名探偵の掟の続編という形ではなくとも 良かったのではないか…と思います。 | ||||
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出だしがプルトニウム239が出て来たので、 かなり科学小説を期待しました。 残念ながら,図書館から本の世界に入って行って科学ネタはおしまい。 携帯電話のない世界。なるほど,時代を限定して書きたいときに使う手だと思いました。 本格推理小説のない世界で,本格推理小説について説明するという 東野圭吾が自分の得意分野で相撲を取っている。 たしかに一人勝ちのような気がした。 本の世界なら,「魔法の声」「魔法の文字」の方が面白い。 | ||||
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