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(短編集)
怪笑小説
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怪笑小説の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 1~20 1/3ページ
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笑える。 | ||||
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東野圭吾ファンです、楽しく読んでます。 | ||||
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久しぶりに東野圭吾が読みたいけれど、長編を読む集中力が最近ない。だから短編集があればいいなと探していて辿り着いた。 まずは最初の鬱積電車を読み終えて「え?ここで終わり!?」となり、あとがきを読んでスッキリ。以降はあとがきから先に読んで物語を楽しむことにするとニヤニヤしながら味わうことができた。 おっかけバアさんは、自分も推し活をたまにするけどここまではなるまい…って思ってる私のような人ほど予備軍かもしれないと震えた。 しかばね台分譲住宅はカフェで読んでいたが、周りから見たらさぞ不気味だったろう。 あるジーサンに線香を、を読んでアルジャーノンに花束をはドラマを少し見て辞めてたなと思い出したので、原作も読みたくなった。 動物家族も面白かったけれど、全編通してオチが荒々しく思える作品が多く感じた。短編集はこういうものなのか、それとも20年以上前の作品だからなのか気掛かりではあるが、他の◯笑シリーズも早速ポチったところなので「他も読みたい!」と思えるぐらいには十分楽しめた。 | ||||
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笑える小説を探して、まとめサイト等を巡りたどり着いた小説だったのですが、最後の2作は笑いどころは無く読んでいてしんどかった | ||||
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商品も綺麗で対応も早く助かりました。 | ||||
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めちゃくちゃシュールです。話によってあまり面白くないのもあるけど、サクサク読めます。おっかけばぁさんと、超能力狸は笑いました。 | ||||
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短編小説は読みやすいです。 東野圭吾さんの過去の生活からの小説とか おもしろかったです。 | ||||
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笑シリーズの中でも、最初のこの本は面白いほうだと思いました。私のなかでは、『鬱積電車』『おっかけバアさん』『しかばね台分譲住宅』が良かったです。 登場人物が珍しく、大阪弁の人もいて、笑シリーズには合っているな、と思った。そして珍しく最後に著者自身の全作品の解説があり、それが一番良かったです。『鬱積電車』の解説で、東野さんもやはり、電装時代に自動車通勤していた頃は渋滞を回避して、狭い、抜け道を全力で走っていたことが書かれていて、自分も毎朝娘の送り(駅まで)していた頃を思い出し、あの辺ではやはり皆そうなるな、と思った。 『おっかけバアさん』での疑問は、杉サマは大勢のファンのことなのに、1人1人のアクセサリーのことまでいちいち覚えているのだろうか? ということでした。 | ||||
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個人的には作者の長編小説が好きなので いままで手に取るのが抵抗あった。が、 あまりにテンポよく進むため短編もありなのかと 思いなおすが、いやいや一つ一つをもっと丁寧に 書き直してもらえれば、9つのストーリーを もっともっと読んでいられたのに。 と、つい思わずにはいられなくなる。 ちなみに、あとがきは小説の面白さを 何倍にもしてくれます。 | ||||
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ラジオの朗読で聞きました。 オチが聞けなかったため、本を探して読みました。 朗読がいかに上手かを知りました。 | ||||
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どこかで読んだ事がありそうな話だと思ったら、筒井康隆ソックリ。少々下品なところもあるブラックユーモアな作品群は、筒井康隆作と言われても信じてしまいそうだ。共通点を考えると関西出身作家と言うことで、やはり本場のお笑い文化の影響ではなかろうか。ミステリ作家だとばかり思ってた東野圭吾の芸達者ぶりに感心。ただ多彩と言える作品群だが、逆に統一性のなさは気になった。ミステリとか、SFとか、絞られていた方が良かったとは思う。だが、十分読んで楽しませてもらったので満足。 | ||||
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なんともいえない面白さがあります。想像しやすいような身近な感じで、心地悪いような、でもなんだか笑ってしまう感じでした。おもしろくてすぐ読み終わりました。 | ||||
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一徹おやじには笑わせてもらいました。自分の夢を息子に押し付け、結果息子は男に走って(!)父親の呪縛から逃げるようにアメリカにいる恋人を追いかける。事実を知ったお父さんはどうなるかと思うとドキドキします。 | ||||
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新聞にこの本の紹介があり、読んでみたくなって購入。 ブラックな、でも誰しも持っていそうな感情なので面白く、ついつい先が知りたくなって読み進めていきました。 今は職場の人に貸し出し中です。 | ||||
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短編小説なので少しの時間があれば読め、読み終わった時、ウフッと笑いが込み上げてしまいます。 本は表示どうりのキレイな本でした。 | ||||
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東野圭吾が「好きかもしれない」とひそかに感じ続けてきたけど、この小説を読んで、もう「大好き」になった。それを決定付けたくて選んだ本だったけど、まさに私が求めていた以上の作品だった。『容疑者X』や『秘密』で見え隠れしていた作者の世間を馬鹿にしたような態度がこの作品に圧縮されている。そしてその密度が非常に高い。 しかし、読んでいてそこまで気分が悪くならないのは、笑いのターゲットを東野自身が憎悪する対象に向けているという理由からかもしれない(それは最後の作者による解説からわかる)。それが人間のエゴだったり、権威主義だったりするが、個人的に鬱血した怒りを笑いというオブラートに包んで読者に提供する。それが一般的な皮肉だったりするのはよくあるし、道徳的に面白い本だと簡単に片付けられてしまうかもしれないけど、この人の場合はかなり「個人的」であって、時々理解できないところがある。 作者による解説を読んで初めて作品にこめられたメッセージを理解することができる。だからこそよけいにおもしろい。 いくつかの短編でなっているけど、その中でも特に「超たぬき理論」が本当に笑える。超自然現象を説明しようとすれば、どんな理論を使っても説明可能であるという、非科学的なことを説明しようとする人々へ向けた強烈なパロディー的作品である。そして同じパロディ作品でも、「あるジーさんに線香を」は言うまでもなく「アルジャーノンに花束を」のパロディー作品であるが、元の作品よりもいいんじゃないかと思われるくらい、短いストーリーの中に悲哀が込められていて、心に響く作品である。最後の「動物家族」と同様、映画になってもいいくらいの「名作」である。ちなみにこの2作品は笑いどころがまったくない重いテーマである。 | ||||
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東野圭吾は「悪意」や「容疑者Xの献身」など一般小説としても推理小説としても非常にレベルの高い本を書いているイメージがありましたが、それらに比べると本書は著者が息抜きに書いているように見えます。しかし面白くないということはまったくなく、むしろこれだけのベストセラー作家がこんなにハメをはずしてのびのび書けるということは大変貴重だと思います。特にお気に入りは「しかばね台分譲住宅」。往年の筒井康隆を髣髴させるハイテンションぶりです。 | ||||
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短編が巧く書ける人は、長編も書ける。 短編が巧く書けないと、長編は書けない。それが公募なんかで実力を試されるけども。 私は東野さんの短編ばかりを読んでいるけど、笑小説(今で4冊めが最新)シリーズを全部読んだ所で、きっとこの方は長編でも面白いのが書けるだろーな、なんて事も簡単に予想できちゃうな。 今はバリバリに人気作家なのですが。ガリレオでもお馴染み。 「笑小説」シリーズ、と分けられたシリーズの初期、1冊め。1995年刊行。 「怪・毒・黒・歪」と続くんですが、初めから光ってますね。初期は、粗削りに見えるでしょうが、何の制約もなく「試しにやってみれ」っていう精神もあるので、純粋に面白いって話が飛び出し易いです。 それを見たかのよーなこの本。「一徹おやじ」「あるジーサンに線香を」とか、試しに書いちゃってくれてますね。遊び心ですね。 私の気に入りは、「超たぬき理論」。普段は嫌いな理屈もそれを超えてお笑いになっちゃう。なるほどこうやって人は刷り込まれるのかと(笑)。笑えます。 それから、「しかばね台分譲住宅」。一番グロでキショイ話なのですが、絵でなくてよかったかと。ああほんと。 どうも、私は漫画人生辿ってきたせいか、好みが漫画寄りで申し訳ない感想なのですが、 東野さんの初期の頃も今よりまだ漫画が抜けてないおかげで、小説というよりも漫画を読んでいるような、視覚的でした。 全然構いませんが。全部面白かったし。 ☆を減らしたのは、「投げっぱなし」は、なぁ…と、最後の締めにイチャモンつけただけです。厳しいな私も(汗)。書き手の苦労も解ってるだろーに… 本の帯が、『怪しい笑いに酔いしれる宵闇の時』。 順に、「鬱積電車」「おっかけバアさん」「一徹おやじ」「逆転同窓会」「超たぬき理論」「無人島大相撲中継」「しかばね台分譲住宅」「あるジーサンに線香を」「動物家族」の9編。 この並びを見ただけで、嫌な予感がしそうです。ええ。ワクワクします。 一話一話の締めに作者からの後書きがついているのですが、それを読むのも一興かと。 発想が得意な作家様の黒い笑いの短編集第1弾でした。 毒笑小説 (集英社文庫) 黒笑小説 (集英社文庫) 歪笑小説 (集英社文庫) | ||||
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本書は、ブラックで時にシニカルな笑いが詰まった9編の短編集で、 1995年に単行本として刊行されたものを文庫化したものです。 27歳という若さで江戸川乱歩賞を受賞し、青春ミステリの世界に颯爽 と登場した著者が、それまでの作風とは異なるタイプの小説を手がけ 始めた頃の作品です。 解説で、真保裕一氏が「今のうちから覚悟をしておいたほうがいいだ ろう。以後、本書に似たタイプの作品が増えていく」(p. 287)と鋭く 指摘したように、この後、『毒笑小説』『黒笑小説』『歪笑小説』と 次々と著作が刊行されていきますが、本書はその第一弾となる本です。 本書では、満員電車の中の人間模様の本音を扱った「鬱積電車」、ふと したことがきっかけで、ある舞台俳優に熱をあげた「おっかけバアさん」、 自分の息子をプロ野球選手にする夢を追いかけ続ける「一徹おやじ」、 先生が集まる会に生徒を呼び、その様子をシニカルにえがく「逆転同窓 会」、UFOは文福茶釜であるという理論を語る「超たぬき理論」、船旅の 途中のアクシデントで、無人島に到着し、そこで大相撲中継をする「無 人島大相撲中継」、自分の住む住宅街で死体が発見され、土地の価格 下落を気にした住民たちがとった行動をえがく「しかばね台分譲住宅」、 医療実験により次第に若さを取り戻し、次第に老いていく老人をえがいた 「あるジーサンに線香を」、人間が動物に見えてしまう中学生の悲劇を えがいた「動物家族」の9編が収録されています。 読みやすい筆致でえがき出された、人間のブラックな部分やあまりの ばかばかしさに、大笑いではないですが、思わずニヤッとしてしまった り、時に顔をしかめたくなったりする作品ばかりです。著者の「○笑」 シリーズの第一弾をどうぞ。 | ||||
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まだ届いてないんですが、高校の朝読書の時間に読みたいと思います!「あるジーサンに線香を」はドラマ化される事もあり、この"笑"だけは前もって小説を読んでみたいと思いました。レビューも高評価なので楽しみです。 | ||||
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