白馬山荘殺人事件

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白馬山荘殺人事件の評価:

3.79/5点 レビュー 48件。 C ランク

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平均点3.79pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全61件 41〜60 3/4ページ
No.21
(5pt)

フーダニット、ハウダニット

本作は、東野圭吾氏が執筆した、長編推理小説。
その内容は、いわゆるフーダニット、ハウダニットの要素を重視した作品であって、
その反面として、ホワイダニットの要素はほとんどない。

フーダニットとは、犯人当てのこと。
本作では、閉ざされた山荘の宿泊客のうちに、犯人が限定される。
読者は、この中から、犯人を推理する。
具体的には、作中で歌われるマザーグースという寓話に秘められた、暗号を解く。
この暗号を解いていく過程において、犯人が浮上してくるというもの。

この暗号は、非常に技巧的なもので、読者がこれを解くことは、不可能と思う。
作中で、暗号解読の説明があるが、
そう言われると、そうだなぁ、というもので、言われるまで、絶対に解けないだろう。

ハウダニットとは、犯行方法当てのこと。
本作では、密室殺人が起きる。
読者は、犯人が、密室トリックがどのようなものか、推理する。

密室トリックの質の良し悪しとしては、中の上と思う。
ああ、そのように細工すれば、確かに密室になるなあ、という程度のものと思う。

ホワイダニットとは、犯行動機のこと。
本作では、真犯人が、なぜ作中のような犯行をなしたのか、ということは、
非常に陳腐な理由であり、この点に関しては、あまり期待しないほうがいい。

読者層としては、純粋な推理小説ファンなら、楽しめると思う。
密室トリックとか、クローズド・サークルとか、暗号とか、
魅力的な要素が、多々ある。
反面、作品の中でも、背景事情とか、ストーリー性を重視する読書家の人は、
余り楽しめないかもしれない。
白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス)より
4334026656
No.20
(5pt)

東野さんのわりと初期の頃の作品で、

暗号の謎解きをメインとした本格推理もの。
白馬の山荘で突然の死を遂げた兄、その真実に迫るため妹のナオコは一年後にそこを訪れることを決意する。
暗号の鍵となるのがペンションの名前でもある「マザーグース」。
その唄の詞に隠された秘密を読解し、真実へと近づいていく・・・という物語。
白馬山荘殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)より
4334711227
No.19
(5pt)

東野さんのわりと初期の頃の作品で、

暗号の謎解きをメインとした本格推理もの。
白馬の山荘で突然の死を遂げた兄、その真実に迫るため妹のナオコは一年後にそこを訪れることを決意する。
暗号の鍵となるのがペンションの名前でもある「マザーグース」。
その唄の詞に隠された秘密を読解し、真実へと近づいていく・・・という物語。
白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス)より
4334026656
No.18
(5pt)

バブル期に青春を送られた方へ!

ストーリーの概略はほかの皆さんの書かれているとおり。
話の展開やミステリーの完成度の良否は意見の分かれるところ。

私はちょうど、被害者の妹のナオコと友人のマコトと同世代の
“アラフィフ”である。
冒頭の新宿駅のホームの描写から、ペンションの宿泊客・従業員の登場、
食事のメニューやそれぞれのグラスの中身、ナオコの兄の飲み物の描写など、
1980年代に青春を送った者にとっては、まさに郷愁・懐古の情をかき立てられる。

口調や仕草による登場人物の書き分け方に「古臭い」という批判もあるようだが、
著者の古典に対するオマージュととらえれば、舞台が1980年代でも無理はない。

シュールな時間経過とその後のそれぞれの出立、出会いと別れ──収斂と解散が
せつなく描かれている。
特にドクター夫妻との別れの場面は、ゴツゴツした表現がかえって胸に迫ってくる。

現在40歳代後半~50歳代の「バブル期の青春」を謳歌された方は、
本作品の支柱を彩るバブル期ならではの華やかな雰囲気を堪能できるだろう。

ナオコもマコトも現在は50歳かと思うと、この作品独特の世界観、人物群像、
複数のエピソードの背景も、ある意味で「1980年代の古典」として不朽の名作と
なり続けるであろうことは想像に難くない。
白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス)より
4334026656
No.17
(5pt)

バブル期に青春を送られた方へ!

ストーリーの概略はほかの皆さんの書かれているとおり。
話の展開やミステリーの完成度の良否は意見の分かれるところ。

私はちょうど、被害者の妹のナオコと友人のマコトと同世代の
“アラフィフ”である。
冒頭の新宿駅のホームの描写から、ペンションの宿泊客・従業員の登場、
食事のメニューやそれぞれのグラスの中身、ナオコの兄の飲み物の描写など、
1980年代に青春を送った者にとっては、まさに郷愁・懐古の情をかき立てられる。

口調や仕草による登場人物の書き分け方に「古臭い」という批判もあるようだが、
著者の古典に対するオマージュととらえれば、舞台が1980年代でも無理はない。

シュールな時間経過とその後のそれぞれの出立、出会いと別れ──収斂と解散が
せつなく描かれている。
特にドクター夫妻との別れの場面は、ゴツゴツした表現がかえって胸に迫ってくる。

現在40歳代後半~50歳代の「バブル期の青春」を謳歌された方は、
本作品の支柱を彩るバブル期ならではの華やかな雰囲気を堪能できるだろう。

ナオコもマコトも現在は50歳かと思うと、この作品独特の世界観、人物群像、
複数のエピソードの背景も、ある意味で「1980年代の古典」として不朽の名作と
なり続けるであろうことは想像に難くない。
白馬山荘殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)より
4334711227
No.16
(4pt)

まぁまぁなストーリーだった。

これ英語を解る人ならもっと面白いんだろうなーって思いました。マザーグースといったマニアックな謎解きは正直クドかった。最後はいい展開で閉まったので面白かった。
白馬山荘殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)より
4334711227
No.15
(4pt)

まぁまぁなストーリーだった。

これ英語を解る人ならもっと面白いんだろうなーって思いました。マザーグースといったマニアックな謎解きは正直クドかった。最後はいい展開で閉まったので面白かった。
白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス)より
4334026656
No.14
(4pt)

最初の本格系ミステリー

青春推理としてのイメージの強かった東野氏が初期に手掛けたクローズドサイクル本格推理もの。この当時一大ムーブメントとなっていた新本格推理系にすり寄った作品とも言える。テーマは殺人事件そのものよりも童謡マザーグースをモチーフにした暗号解きがメインで、その頃の新本格系作家がいずれもディクスンカーを目指していたのと対照的にアガサクリスティーを彷彿とさせる題材なのは東野氏ならでのこだわりが感じられる(新本格系はカーを信奉しクリスティは否定がデフォルトですからね・・・)。
後半は宝探しがメインとなり純粋なミステリーとしての魅力はやや薄まるが、最後までテンポ良く話が進行していき、一気に読ませるのはさすがだ。
白馬山荘殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)より
4334711227
No.13
(4pt)

最初の本格系ミステリー

青春推理としてのイメージの強かった東野氏が初期に手掛けたクローズドサイクル本格推理もの。この当時一大ムーブメントとなっていた新本格推理系にすり寄った作品とも言える。テーマは殺人事件そのものよりも童謡マザーグースをモチーフにした暗号解きがメインで、その頃の新本格系作家がいずれもディクスンカーを目指していたのと対照的にアガサクリスティーを彷彿とさせる題材なのは東野氏ならでのこだわりが感じられる(新本格系はカーを信奉しクリスティは否定がデフォルトですからね・・・)。
後半は宝探しがメインとなり純粋なミステリーとしての魅力はやや薄まるが、最後までテンポ良く話が進行していき、一気に読ませるのはさすがだ。
白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス)より
4334026656
No.12
(5pt)

個人的なジンクス

東野圭吾さんの書かれた小説は全て読ませて頂いたんですが、個人的に強く確信したのは“東野さんが白銀世界もしくはゲレンデなど雪深い地を舞台に書かれた小説には外れが無い!!”という事でした。いや、あくまでも個人的に感じた意見なので他の方は「あの作品はイマイチだった」と思われるものもあるとは思うのですが。私はこの比較的初期の頃に発表されたこの白馬山荘殺人事件が本当に傑作だと思いました。

ストーリー的にもマザーグースを謎解きに引用するなんてセンスがあるというか、あの只でさえ謎めいたマザーグースの歌が絡んでいると聞くだけでも面白いと思わせる魅力的な内容です。そして真犯人に辿り着くまで二転三転する登場人物達の立ち居地が何とも意外性があってわくわくする。

初期の奇をてらったりしない純粋な謎解きに没頭出来る作品は今読んでも新鮮で心から面白いと感嘆します。やはり東野圭吾はすごい!
白馬山荘殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)より
4334711227
No.11
(5pt)

個人的なジンクス

東野圭吾さんの書かれた小説は全て読ませて頂いたんですが、個人的に強く確信したのは“東野さんが白銀世界もしくはゲレンデなど雪深い地を舞台に書かれた小説には外れが無い!!”という事でした。いや、あくまでも個人的に感じた意見なので他の方は「あの作品はイマイチだった」と思われるものもあるとは思うのですが。私はこの比較的初期の頃に発表されたこの白馬山荘殺人事件が本当に傑作だと思いました。

ストーリー的にもマザーグースを謎解きに引用するなんてセンスがあるというか、あの只でさえ謎めいたマザーグースの歌が絡んでいると聞くだけでも面白いと思わせる魅力的な内容です。そして真犯人に辿り着くまで二転三転する登場人物達の立ち居地が何とも意外性があってわくわくする。

初期の奇をてらったりしない純粋な謎解きに没頭出来る作品は今読んでも新鮮で心から面白いと感嘆します。やはり東野圭吾はすごい!
白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス)より
4334026656
No.10
(5pt)

最後にケルトの話がでてくるのがよい。

事件は3つ起きていた。

元の持ち主の息子の死亡事件。
宝石店の入り婿の死亡事件。
主人公の兄の死亡事件。

そして友人と山荘に来た主人公。
そこでまた殺人事件が起きる。

元の持ち主が作ったマザーグースにまつわる鍵。
その鍵を開けて行くと事件は解決するという。

多段階に解決するので,結末がいつまでも続く。夕焼けと朝焼け。

マザーグースに親しむのによい作品。
参考文献もある。
最後にケルトの話がでてくるのがよい。
白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス)より
4334026656
No.9
(5pt)

最後にケルトの話がでてくるのがよい。

事件は3つ起きていた。

元の持ち主の息子の死亡事件。
宝石店の入り婿の死亡事件。
主人公の兄の死亡事件。

そして友人と山荘に来た主人公。
そこでまた殺人事件が起きる。

元の持ち主が作ったマザーグースにまつわる鍵。
その鍵を開けて行くと事件は解決するという。

多段階に解決するので,結末がいつまでも続く。夕焼けと朝焼け。

マザーグースに親しむのによい作品。
参考文献もある。
最後にケルトの話がでてくるのがよい。
白馬山荘殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)より
4334711227
No.8
(5pt)

1986年

山荘のひんやりとした空気があざやかです。
事件があるのかないのか、あるとすればその謎をどう解くのか、誰がどのような意図で解こうとするのか、不確定な設定が徐々にきれいに整理されていきます。探偵小説に分類してよいでしょう。
昭和時代の佳作ですね。
白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス)より
4334026656
No.7
(5pt)

1986年

事件があるのかないのか、あるとすればその謎をどう解くのか、誰がどのような意図で解こうとするのか、不確定な設定が徐々にきれいに整理されていきます。探偵小説に分類してよいでしょう。昭和時代の佳作ですね。
白馬山荘殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)より
4334711227
No.6
(4pt)

暗号解読

東野先生のファンで、最近昔の作品を読み漁っていますが…
このお話は漫画の「金田一少年の〜」を連想させる
ような話だったと思います。
東野先生といえば巧妙なトリックが魅力ですが、
白馬山荘ではプラス暗号。
ちょっとやりすぎ感は否めないですが、
まあ楽しめました。
山荘の見取り図はいいとして、
トリック解説の図までつけてしまったということは
文章でそこまで表現できなかったのかな、とも少し思いました。
わかりやすくてよかったといえばよかったですが。
ミステリー初心者には楽しめる作品だと思いました。
白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス)より
4334026656
No.5
(4pt)

暗号解読

東野先生のファンで、最近昔の作品を読み漁っていますが…
このお話は漫画の「金田一少年の〜」を連想させる
ような話だったと思います。
東野先生といえば巧妙なトリックが魅力ですが、
白馬山荘ではプラス暗号。
ちょっとやりすぎ感は否めないですが、
まあ楽しめました。
山荘の見取り図はいいとして、
トリック解説の図までつけてしまったということは
文章でそこまで表現できなかったのかな、とも少し思いました。
わかりやすくてよかったといえばよかったですが。
ミステリー初心者には楽しめる作品だと思いました。
白馬山荘殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)より
4334711227
No.4
(4pt)

密室殺人に謎解きとして童謡マザーグースを絡めたストーリー

本書は、密室殺人に謎解きとして童謡マザーグースを絡めたようなストーリーです。
公一がなくなったが、それは密室だった。兄が亡くなったあとに、ナオコのところにある手紙がきたという。「マリア様が、家に帰るのはいつか?」という暗号めいたものが気になる。手紙の内容と自殺というのが結びつかないので、ナオコはマコトと共に兄が泊まっていた別荘にいって来る事にする。主人公の兄である公一がなくなったかという真相を探るために、別荘の各部屋にかかっているマザーグースの額縁の謎を説くことになる。
マザーグースの額縁の謎を解いている間に、大木氏が殺された。これは、兄がなくなったことと関連するのか。また、川崎氏がなくなったこととも何らかに関連するのか。
マザーグースの額縁の謎を2人が解明する姿は爽快である。古典的なミステリーなんだろうとは思うが、それなりに楽しく読めました。
白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス)より
4334026656
No.3
(4pt)

密室殺人に謎解きとして童謡マザーグースを絡めたストーリー

本書は、密室殺人に謎解きとして童謡マザーグースを絡めたようなストーリーです。
公一がなくなったが、それは密室だった。兄が亡くなったあとに、ナオコのところにある手紙がきたという。「マリア様が、家に帰るのはいつか?」という暗号めいたものが気になる。手紙の内容と自殺というのが結びつかないので、ナオコはマコトと共に兄が泊まっていた別荘にいって来る事にする。主人公の兄である公一がなくなったかという真相を探るために、別荘の各部屋にかかっているマザーグースの額縁の謎を説くことになる。
マザーグースの額縁の謎を解いている間に、大木氏が殺された。これは、兄がなくなったことと関連するのか。また、川崎氏がなくなったこととも何らかに関連するのか。
マザーグースの額縁の謎を2人が解明する姿は爽快である。古典的なミステリーなんだろうとは思うが、それなりに楽しく読めました。
白馬山荘殺人事件 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)より
4334711227
No.2
(4pt)

理屈抜きで楽しめる

 舞台はあまり観光客のこないペンション。そこにはある時期、なぜか同じメンバーが顔をそろえる。 そのペンションで、兄が自殺したことに納得のいかないナオミは自分で調査を開始します。 そこにあつまるメンバーがいかにもうさんくさいし、自殺した状況が密室だし、『マザーグース』の謎まで絡んでくる。そこかしこに伏線であろうと思われるものがちりばめてあり、自分もナオミになった気分で謎解きが楽しめます。 冒頭部分にも、ちょっとした”仕掛け”が施してあるし、ラストも一筋縄ではいきませんよ~。
白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 白馬山荘殺人事件 (カッパ・ノベルス)より
4334026656