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くもの巣



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【この小説が収録されている参考書籍】
くもの巣 (1958年) (世界探偵小説全集)

くもの巣の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

甘めの☆4つです。

ナイジェル・ストレンジウェイズの登場しないノン・シリーズで、本格推理小説ではなく純然たるサスペンス小説。
殺人事件が起こるまでとそれ以降の二部構成となっている。

田舎育ちで純朴なデイジーは、働きに出たロンドンでヒューゴーという紳士に出会い、その魅力にたちまち惹かれてゆく。
その思いは、ヒューゴーの正体が宝石強盗であることを知っても変わらない。
だが、その2人の愛を引き裂こうとする悪徳医師のジャコーが現れて・・・というストーリー。

第一部のラストで殺人事件が描かれるが、犯人は誰かという興味や、裁判の過程と結果にはあまり重きを置かれていない。
2人を破滅させようと暗躍するジャコーや、何があってもヒューゴーへの信頼が揺らぐことなく彼への愛を貫き通すデイジーの心理描写が克明に描かれている。

このあたり読者の好き嫌いが分かれるところだろうが、個人的にはあまり興味を引かれなかったので、総合的には60点といったところで、甘めの☆4つです。
くもの巣 (1958年) (世界探偵小説全集)Amazon書評・レビュー:くもの巣 (1958年) (世界探偵小説全集)より
B000JAT4BW

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