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(短編集)
鼠、江戸を疾る
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鼠、江戸を疾るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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現在、全部で12冊までのシリーズ。 短編小説ですが、登場人物は引き継がれていくので、途中登場の人物でも定番となる人物もいます。 人物設定が、主役の鼠小僧が兄、それを取り巻くメンバーは、鼠小僧と同居する妹、鼠小僧の妹に恋する旗本の青年、三毛猫は居ないけど、三毛猫ホームズシリーズを読んだ事がある人は、構図が似ている様なと思うかも。 事件を解決したりするのは三毛猫シリーズとちょっと似てるかなと思ったりもしますが、時代設定も江戸時代と現代で違うので、気になりません。 シリーズ全部読みましたけど、面白くてあっという間に読み終わりました。 続編の13冊目が待ち遠しいです。 | ||||
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テレビ時代劇のようなわかり易い展開、お約束に忠実な配役、物語の基本的なスタイルはしっかりと守られています。が・・・・ 最近の時代小説は作家さん自体が時代マニアというか、江戸時代が好きで色々調べているうちに嵩じて小説書いてみました的な熱量の高さを感じるものが結構多い中、この作品は時代背景とか当時の文化風俗とかテレビの時代劇レベルのことしか知らないし別に知ろうという気もない人がお約束を遵守して仕事で書きましたという感じ。 器用にまとまっているけど器用でしか無い。 読んでいて出てきた知らない固有名詞を検索して調べてみたくなるような、そういう方向の楽しみが全くない。 良くも悪くも一昔前の量産作家らしい作品。 | ||||
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後表紙の編集者の解説は以下の通り。 「表」の顔は、「甘酒屋次郎吉」と呼ばれる遊び人。しかし、その「裏」は、江戸で噂の盗賊・鼠小僧。一介の盗賊に過ぎないが、正義とやらにこだわって、一文にもならない事件に首を突っ込んでしまう。それもみな、江戸が故郷だから。この町で暮らす人々の幸せを見るのが何よりも好きだから―。今日も妹で小太刀の達人・小袖とともに、ひたむきに生きる庶民を助け、力を振りかざす強きをくじく。痛快エンタテインメント時代小説。 「一介の盗賊に過ぎないが、正義とやらにこだわって」というところが、世の社会派時代小説とは違うところ。鼠は割と簡単に千両箱を盗むことができるので、生活には困っていない。しかも、そもそも法を破っているのだから幕藩体制下の法治主義からも自由である。幕藩体制を覆す野望は決して持たないし、持つはずもない。しかし、視線は常に庶民から離れないので、殿様も金持ちも間違っていると思えば、容赦なく罰するだろう。藩がお取りつぶしになれば、多くの家族が路頭に迷うのでどんな悪大名でも殺すようなことはしない。そのさじ加減が実によい。明らかに作者赤川次郎の分身だろう。 実は滝沢秀明主演のシリーズ1は見逃した。シリーズ2は全編録画したから、順番に観た。それで長い事積んどく状態だったこの本を読んだ。鼠シリーズの一巻目なので、7編の短編からなる。ちょっとお得な一冊である。鼠と相棒の妹があまりにも万能なので、ちょっと妬けてしまうが、今の時代、これぐらい明るく悪を討ってくれないと鬱ってしまう。実は赤川次郎の小説を読んだのはこれが初めて。ずっと読まず嫌いでした。ものすごく読みやすいけど読み始めると、その後ろには広大な海が横たわっているのを知っているのでできるだけこれぐらいにしたい。 | ||||
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楽しく、疲れず、切りもよい。 通勤途中で読むのに最適。 短すぎて、話の進め方が強引になてしまうのは仕方が無いか・・ | ||||
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大変面白い江戸の有名人鼠小僧次郎吉の短編小説ので大変楽しんでいます。 | ||||
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どんどん続編御願いします。庶民をまもる 救世主かっこいいね。 | ||||
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ドラマの原作本なので、興味があり注文しました。内容も難しくなく、楽しく読めました。 | ||||
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ドラマを見ておもしろいなと思っていたら、赤川次郎さん原作でした。三毛猫シリーズもかなり読み込んだほどのファンでしたが最近本を読まなくなって時代物を書いていらっしゃるとは思っていませんでしたのですぐによみはじめました。 片山兄弟がタイムスリップしたようなコンビですがさすが赤川さん。おもしろいですね。 | ||||
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久しぶりの赤川さん。相変わらずの筆のキレです(^^) 楽しかった | ||||
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鼠が世のため人様のために 疾る姿は引き込まれます あっという間に読み進められ大変気に入りました 他巻も購入するつもりです | ||||
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現代小説の量産王だけに、時代劇も軽快な筆致で読みやすい。 時代考証もしっかりなされていて、ねずみ小僧ジロキチの新たな物語で、すっかり夢中になりました。 | ||||
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ストレスも無くスっと読み進められます これは、作者の能力の高さ! 素晴らしい この点にのみの★★です。 しかし 失礼ながら全く物語に魅力を感じられません 登場人物に魅力が感じられない、思い入れを持てない これでは読み易くとも・・・これでは読む理由がない ※読破数を稼ぐ と言う目標が有るならば理由になりますね(笑) 短編だから? いいえ! そうでは無いでしょう 少なくとも私は、この物語の中に身を委ねることは出来なかった これは評価には関係有りませんがm余りにも(これも)スっと人を 殺める事にも抵抗感があります。 なぜ、この作品を書こうと思われたのか?全く理解りません。 加えて、書店での評価が高い理由も私には全く・・・ 良かった既書全てを一気に買わなくて・・・ 数話を残して本を閉じましたので | ||||
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全体的に、読みやすくてユーモアのある作風、でも決してオチは甘くしない。 これが私がもつ、赤川作品のイメージです。 そして、久々に赤川次郎の作品にふれました。 短編ばかりとゆう事もありますが、時代劇でこの読みやすさは、さすがです。 時代小説にありがちな、江戸時代のうんちくが語られていないのは珍しいのでは? それがわかりやすくもあり、時代もの好きには、物足りなくもあり……? 江戸弁なのか、現代言葉でしゃべるのか、ハッキリしろぃ!と、言いたくなる面もありますが、 次郎吉の人柄はさっぱりしていて、やる事にはソツがなく、みていて気持ちが良いです。 私的には、江戸っ子は、もっと欠点の多いイメージ(短気/いじっぱり/宵越しの金は持たない) ですが、彼は盗っ人で稼ぎが良いせいか、はぶりも気前も良い、困った人のほおっておけない。 ちょっとおせっかいな兄さんです。 そうそう、あいかわらず、赤川作品のお兄さんキャラは、妹の尻に敷かれていました。 | ||||
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江戸の時代小説。 鼠小僧。名は、甘酒屋次郎吉。 妹、小袖と2人暮らし。 江戸の庶民の人情物語。 侍や大店のご主人の無理をかわす。 起つ 泳ぐ 化ける 討つ 騒ぐ 落ちる の6編。 かっこいい兄妹の活躍にもかかわらず、 万事丸く収まるわけではないところがものがなしい。 | ||||
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子供の頃に出会って以来この方、彼の作品は多岐に渡っているが、時代小説だけは書かないと思っていた。 どっこい、鼠小僧の話である。 この話での次郎吉は、妹の小袖と二人暮らしだ。小袖は女だてらに小太刀の名手で、嫁の貰い手はない模様。はきはきした物言いといい、「三毛猫ホームズ」の晴美を髣髴させる。 次郎吉や小袖が出会った人々や事件を描いた短編集で、これまでと同様、読みやすさには太鼓判を押していい。そしてカタカナがないためか、ちょっとばかり、いつもより軽さがない。それがいい。 次郎吉も小袖も、いい連中だ。 レギュラーは兄妹だけだが、これに馴染みの同心でも作れば、ドラマに向いているだろう。「水戸黄門」枠でもいいかもしれない。 時代小説が苦手な人にも、かなりオススメ。 | ||||
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とても初めて書いた時代小説と思えないほど、よく書かれていると思います。字の大きさも丁度良く、面白くてすぐ読み終わってしまいました。 主人公である鼠小僧次郎吉が妹の小袖と共に、町人の頼まれ事や困り事を解決していく人情物語。ぜひ、読んでください。 | ||||
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