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セーラー服と機関銃・その後 卒業
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セーラー服と機関銃・その後 卒業の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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自分の中では、ひと夏の良い思い出ですが、世間のイメージでは、相変わらず親分さんで。 ぼちぼちセーラー服からも卒業っていう大事な時でも、外道には関係ないようで、またまた、ドタバタに巻き込まれちゃうJK。 見た目がそれっぽい人より、ホンモノの外道は、フツーの顔をして街を闊歩する。 最後まで飽きさせない、お嬢に完敗。 卒業おめでとう。 卍(まんじ)。 | ||||
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1981年、一大ブームとなった薬師丸ひろ子主演による伝説の大ヒット映画『セーラー服と機関銃』! 高校卒業を間近に控えて普通の女子高生として過ごしていた星泉が、ある事からふたたびやくざの組長として立ち上がる『セーラー服と機関銃』の続編! 今回、橋本環奈主演による『セーラー服と機関銃 卒業』の原作となるのが本書である。 物語上は前作から1年後の18才になった星泉だが、本作自体が前作〈1978〉より9年ぶりに再登場されたモノ〈1987〉なので当時はバブル期前で地上げ屋の問題が盛んに取りざたされていた時代なので本作にもその時勢が反映されている(詳しくは映画『マルサの女2』〈1988〉を見ればよくわかる)。 偽物による「目高組組長・星泉」の名を語った何者かによる女子中学生への恐喝事件が5件発生し、捜査にあたった神崎刑事から疑惑のまなざしを向けられた星泉。 そんななか、前作で泉たちの目高組と敵対関係にあった大組織・浜口物産の浜口社長から地上げ屋を追っ払うよう力を貸してほしいと頼まれた泉だが。 今回も泉の親衛隊である奥沢哲夫、竹内智生、渡辺周平のクラスメイト3人組は基より、泉に疑惑の目を向ける所轄の神崎刑事、泉を地上げ屋から守ってくれる救世主に思うN町商店街代表の原田老人や泉に助けてもらって感謝する魚屋の中村研一とその妹・実子(16歳)、義理で地上げ屋に加担する元目高組の構成員で唯一の生き残りである武。 地上げ屋を裏で操るS不動産の安井社長とその愛人で訳ありの清原雅子、ふとしたことから泉の命を助けてくれた国友礼子とその父で国会議員である国友、泉を親分としたってつきまとう女子中学生・ユリ、地上げ屋側の用心棒である殺し屋・瀬田、前作に引き続き今回も泉に接触して何かを企む浜口物産の浜口社長など今回も一癖もふた癖もある登場人物が錯綜する。 成行き上、商店街を地上げ屋から守ることとなった星泉だが、ひとえに正義と悪の図式にはなっていないのが本作の特徴だ。 登場人物たちも意外なところで意外な人物とつながっていたり、真相を明かされても後味の悪い展開となっていて、そのあたりは赤川次郎氏の作家性によるものか、とにかく解決しても決してスッキリした形では終わらせていないのが印象的でした。 困っている人や理不尽な行いを見たら黙っていられない星泉が、ヤクザをやめたハズなのについつい目高組四代目組長・星泉として啖呵を切ってしまうところは圧巻です。 今回は何の縁もゆかりもない人たちのために立ち上がった泉が、その裏ではずる賢い大人たちに利用されようとも自分の信念に従って行動するサマは、星泉という人柄がまさに女・高倉健ともいえる感じでその点に関しては読んでいて心地よさを覚えます。 星泉という可愛らしさだけでなく、度胸と気風のよさも兼ね備えているところが本シリーズの魅力です。 | ||||
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表紙が橋本環奈じゃないのが届きました。 橋本環奈ちゃんのが欲しい人はオススメしません。 | ||||
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映画化、ドラマ化された第一作があまりにも有名で、その続編ということであまり期待はしていなかったが、意外にも面白く読めた。 目高組四代目組長から普通の高校生に戻った星泉だったが、ふとしたことで、地上げに伴うトラブルに関わることになる。第一作から、同級生三人組や浜口が再び登場。神崎刑事、泉に憧れるユリ、地上げにあう町の住人の研一・実子の兄妹…果たして地上げや数々の暴力事件の黒幕は誰なのか? キャラクターも多彩で、事件の背後も複雑に絡まり合い、スピーディーな展開は予想がつかない。十分楽しめた一冊だった。尚、旧目高組の生き残りである武が登場するのも、ちょっと嬉しい。 | ||||
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セーラー服と機関銃の続編というものの,セーラー服と機関銃より先に読んでしまいました。 赤川次郎は映画好きのため,作品が映画の台本のようだということが分かりました。 どんどん映画にしましょう。 本作品では,少女が何人も亡くなっているのは悲しいし, 赤川次郎の理想の女性像が浮かび上がっています。 透明感のある女性を書く時には,赤川次郎は,映画の原作として逸品だと思います。 | ||||
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セーラー服と機関銃の続編というものの,セーラー服と機関銃より先に読んでしまいました。 赤川次郎は映画好きのため,作品が映画の台本のようだということが分かりました。 どんどん映画にしましょう。 本作品では,少女が何人も亡くなっているのは悲しいし, 赤川次郎の理想の女性像が浮かび上がっています。 透明感のある女性を書く時には,赤川次郎は,映画の原作として逸品だと思います。 | ||||
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ひょんなことから弱小ながらもれっきとしたヤクザ目高組の親分を務めた女子高生の星泉。一連の騒動から時が経ち、普通の女子高生生活を送っていた泉だったが、卒業を目前に迫ったある日、またもやヤクザの争いに巻き込まれる。解散した目高組を一日だけ復活、セーラー服姿に機関銃を構えた親分星泉の戦い再び! 本棚の整理をしていたら奥のほうから出てきた『セーラー服と機関銃』、パラパラと読み返してみて続編があることを知り、手にとってみました。スピーディーな場面切り替えと共にテンポ良く進む話、登場人物たちの小気味良い掛け合い、軽くサラッと読めるところは前作同様(というよりは赤川次郎作品すべてに共通していえることですが)、前作を楽しめたのなら読んで損はないかと。 文体が軽いせいか、発表作品がとても多い多作家のせいか、赤川次郎という作家には、一般受けはするが通好みの凝った作品は無い、読み捨てられるような小説を数多く書いているという作家というイメージを持つ人も多いことと思います。実際そうなんですけど(ファンの人、ごめんなさい)。が、初期の『幽霊列車』のトリックや『マリオネットの罠』のあのゾクゾクするような雰囲気など、すばらしい発想力を持っているのは実証済み。今後、赤川次郎といったらこれ!と万人が認めるような一作を書き上げてくれるものと期待しています。 | ||||
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【セーラー服と機関銃】の続編だと聞き、読んでみたのですが…やはりおもしろかったです!今回もハラハラさせてもらいました。しかし前作には劣るので★-1です。 | ||||
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