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(短編集)

邪馬台国殺人紀行 歴女学者探偵の事件簿



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【この小説が収録されている参考書籍】
邪馬台国殺人紀行 (実業之日本社文庫)

邪馬台国殺人紀行 歴女学者探偵の事件簿の評価: 3.50/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(2pt)

歴史と事件の乖離。

「邪馬台国」に比定される3つの地域でなぜか殺人事件に出くわす歴史学者3人組、という設定の三話からなり、第1話は吉野ヶ里遺跡、第2話は纏向遺跡、そして第3話の舞台は三内丸山遺跡となっている。だが、三内丸山遺跡はそもそも邪馬台国とは関係ない。もちろん作中では三内丸山の住人が南下して東北山中に邪馬台国を築いた、という話は出るのが、その根拠は語られない。いやそもそも邪馬台国についての推理は随所で展開されるが、どれも根拠に乏しいか、あるいは根拠が示されないのだ。一方で発生する殺人事件は歴史絡みとは言い難いものばかりで、それゆえ歴史推理と殺人推理が噛み合っていないように思われる。その上殺人の真相もかなり不自然で――同一人物が3人もの相手から携帯電話を盗んだ上、それが誰にも気づかれないなど――、いくら虚構とは言え限界を超えているようにも思う。さらには物語は会話文主体で進むのだが、3人以上の会話のシーンになると、どの台詞を誰が言っているのかはっきりしない場合がある。しかも主人公は「3人組」なのだ。これが読みにくさを生じてさえいるのは少々困る。
邪馬台国殺人紀行 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:邪馬台国殺人紀行 (実業之日本社文庫)より
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No.5:
(5pt)

素晴らしい製品!

ここまでは順調ですね。 まったく問題はありません。 それはお勧めする価値のある素晴らしい製品です。 絶対にこれらの愛! 5つの星 最後に良い店を見つけ、広告として動作し、良質、完璧に動作します! 次回も購入する機会がありました
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No.4:
(1pt)

読み応えの無い作品

主人公の歴女だけが浮いて新規性や意外性に欠ける。 古代史ファンの方にはお勧めできません。
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No.3:
(4pt)

面白いのだけれど、すぐに終わってしまう。

早乙女静香をはじめとする3人組のシリーズ。中短編集。

この3人が揃う作品としては前作『すべての美人は名探偵である』以来だが、それぞれ単独では『邪馬台国はどこですか』や『九つの殺人メルヘン』など他にもいくつかある。

1編ずつがそれほど長くなく、また、テンポよく話が進んでいくので非常に読みやすい。なので、ややマニアックな歴史の内容も特に苦痛に感じることなく、読んでいける。

また、ストーリーのメインに据えられている歴史の謎も興味深いが、それ以上に何の気なしに会話の端々に何でもないことのように語られる説の中にも(前方後円墳のどちらが前か、など)、かなり鋭い指摘が あり、それらを読むだけでも面白い。

全体的に面白くてよいのだが、3編だけというのはかなり物足りない。一つ一つの話がテンポよく進むだけに、なおさら物足りなく感じてしまう。前の短編集のようにもう少し数があっても良かったのでは、と思う。
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No.2:
(5pt)

有難うございます。

丁寧な対応有難うございます。近所の本屋に売っていないもの読むことが出来感謝しております。
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No.1:
(4pt)

「ファンの皆様おまたせしました。早乙女静香 推して参る!」……って感じです。

鯨統一郎作品の中で最も存在感のあるキャラクター・早乙女静香ついに主役かつ探偵役で登場。
冒頭から静香節が大炸裂です。
従えるのは、静香を「お姉様」と慕う女子大生・桜川東子と、静香に振り回されるライバル歴史学者・翁ひとみ

キツくて傲慢な性格、自己中心的な思考。でもどこか憎めない人柄と美貌で静香が大活躍します。
初登場の『邪馬台国はどこですか?』シリーズでは素人の宮田にやりこめられ、
東子との初共演『すべての美人は名探偵である』では主役ではあるものの、探偵役はアリバイ崩しの東子に見せ場を譲っていました。
とうとう探偵役としての登場です。
トリックやロジック、事件そのものはミステリとして「傑作」と評するには物足りないですが、ファンにはたまらない1冊です。

内容は3つの事件を扱います。
九州説の吉野ケ里、畿内説の箸墓、そして三内丸山。
ウォーキングサークル「アルキ女デス」を結成した3人の歴女たちが、各地を散策し、地元の銘酒と料理に舌鼓をうつという要素も盛り込まれ、そして、入浴シーンの会話で静香が真相に気づきます。う〜む、サスペンス番組化を意識して執筆したかのような内容ですな(笑)。

事件の場所が邪馬台国所在候補の地、というだけで『邪馬台国はどこですか?』シリーズのようなビックリ展開ではありませんので、そこはご注意!

慕ってくる妹分の東子には面倒見のよい静香、ひとみに対してはイジワルな静香、さりげないようで露骨な彼氏自慢をする静香。もうすっかり萌えキャラ化してます。
この火サス番組のノリでの続編もいいですが、『新・日本の七不思議』でいきなり宮田と付き合い始めていた静香、二人が付き合うきっかけになった事件もそろそろ読んでみたいと個人的には思います。
邪馬台国殺人紀行 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:邪馬台国殺人紀行 (実業之日本社文庫)より
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