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告白 仮面警官(3)



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【この小説が収録されている参考書籍】
告白 仮面警官〈3〉 (幻冬舎文庫)

告白 仮面警官(3)の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

警察組織の不正を描いた群像劇

今作のストーリーは薬物事犯ならびに売春疑惑からはじまる。
ただし、この事件はきっかけにすぎず、中盤からは機密情報の漏洩が焦点となる。
当然、現職の警察官が一枚噛んでいるわけだが、主人公の南條をはじめ、
今回登場する警察官はほとんど曰くつきというのが面白い。
中には卑劣きわまりないクズ刑事(小早川)までいて何度もムカムカさせられた。
もちろん警察モノのセオリーとして勧善懲悪のオチはつけられているが。
それはさておき、登場人物がやたらと多いのが気になった。
視点保持者も10人以上いて、しかも話がどんどんクロスしていくため、
展開についていくのに苦労させられることもしばしば。
こうした混乱を防ぐために、冒頭に主要人物一覧があればと思う。
まあ物語自体は充分楽しめたし、一作目から提示されている
『中国に絡んだ警察トップ(影山)の陰謀』も明かされていないので、
続編もいずれ読むことは間違いない。評価は期待を込めて★ひとつオマケ。
告白 仮面警官〈3〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:告白 仮面警官〈3〉 (幻冬舎文庫)より
4344416848
No.1:
(4pt)

おっと、まだ続くのね。

これで終わるのかと思って読んでいたら、おやおやあれあれ?

まだ続くんかい。
他の書評ではたたかれていても、あたしは好きですこの感覚。

まるでジェットコースタームービーみたいに連鎖する事件。
切り替えが早く登場人物が多いけど、ケッコウ硬質なシナリオ。

作者が映画館勤務ってので少しなっとく。
そうか、この贅沢な盛り込みは、映画のエッセンスに起因するのね。

いやいやいいねこれ。
4巻が楽しみだ!
告白 仮面警官〈3〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:告白 仮面警官〈3〉 (幻冬舎文庫)より
4344416848

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