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獣の夢
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獣の夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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ちょっと頭を使う本でした。現在状況はどのようになっているのか、過去に飛んだり、回想が入ったりと忙しい本でしたが、「人」がありありと書かれている本だと感じました。難しくて途中でやめてしまおうかと思いましたが、独特の世界に引きずり込まれます。人が思う恐怖・・・見えないものが恐いというのはまさにこのことじゃないかなぁと思います。「よくある話」ではないことは確かです。未知への興味、をそそられる方は読んでみてはどうでしょうか? | ||||
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ちょっと頭を使う本でした。現在状況はどのようになっているのか、過去に飛んだり、回想が入ったりと忙しい本でしたが、「人」がありありと書かれている本だと感じました。 難しくて途中でやめてしまおうかと思いましたが、独特の世界に引きずり込まれます。人が思う恐怖・・・見えないものが恐いというのはまさにこのことじゃないかなぁと思います。「よくある話」ではないことは確かです。 未知への興味、をそそられる方は読んでみてはどうでしょうか? | ||||
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本作では、「情報のひとり歩き」「マスコミの行き過ぎ」といったよくある題材の背景に潜む「集団無意識」がテーマとなっているようだ。といってもあまり心理学心理学した難解な論展開や解釈はなく、作者の個性的な軽口口調の文体と相俟って、最後まで興味深く読ませてくれる。さて、本作最大の疑問といえる、“「獣」とは何か?”。普通に読めば、20字程度で要約できる程度にはわかる仕組みになっている。だがこの作者、物語の最終盤、わずか半ページで…(ここは云えない)。どんでん返しなんてものではないこのオチ。この作品を難解なものにしている唯一にして最大の要素がコレであろう。ひょっとしてタイトルの「夢」の意味って…。本作の本当のテーマとして作者が意図したものは結局何なのか、考えをめぐらすのも楽しみのひとつかもしれない。国語の試験問題にでもなりそうだな、という気がしている。PS この作者「ぶりぶり(擬音)」が好きだなあ。 | ||||
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本作では、「情報のひとり歩き」「マスコミの行き過ぎ」といったよくある題材の背景に潜む「集団無意識」がテーマとなっているようだ。といってもあまり心理学心理学した難解な論展開や解釈はなく、作者の個性的な軽口口調の文体と相俟って、最後まで興味深く読ませてくれる。 さて、本作最大の疑問といえる、“「獣」とは何か?”。普通に読めば、20字程度で要約できる程度にはわかる仕組みになっている。だがこの作者、物語の最終盤、わずか半ページで…(ここは云えない)。どんでん返しなんてものではないこのオチ。この作品を難解なものにしている唯一にして最大の要素がコレであろう。ひょっとしてタイトルの「夢」の意味って…。 本作の本当のテーマとして作者が意図したものは結局何なのか、考えをめぐらすのも楽しみのひとつかもしれない。国語の試験問題にでもなりそうだな、という気がしている。 PS この作者「ぶりぶり(擬音)」が好きだなあ。 | ||||
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