ワン・ドリーム ~みんなでひとつの悪い夢~
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”極秘プロジェクト” ”鍵になる美少女(問題アリ)” ”パニック” ”脳神経ネタ””執着する男と冷静な女”と、「アリス」と設定が被っているなぁ、とは感じました。 個人的に、そういう設定は好みなので、気にはなりませんでしたが。 自分の感想は「夢見がちな少女達に振り回されたオッサン達が自衛隊や港町を巻き込んで大騒ぎになるストーリー」 終盤に「え、そうだったの!」というような、展開もあります。 今回、読んでいてちょっとひっかかったのが、自衛隊の階級。 あまり馴染みがないので、登場する人物が、組織の中でどの程度のポジションなのか、というのが分りづらいのが難点でした。 冒頭に、簡単な組織図がのっていましたが、一緒に階級表とかつけてくれると、よかったかも。 | ||||
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基本的には面白い気がしますが、みんなで見る夢が沢山出てきて、ちょっとしつこい。 後、自衛隊の色んなグループがいて、途中で訳わかんなくなる。 結局、なんかよくわかんないけど、独占欲が強い人が集った物語。 | ||||
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デビュー作『レフトハンド』以降は、「情報社会科学モノ(?)」と「脳神経モノ」を交互にリリースしてきている中井氏。第5作目の今回は、パターン通り「脳神経モノ」第2段といった風である。シニカルジョーク調の文体や、同一表現の愉快な繰り返し、といった“中井節”は本作でも健在。前著『獣の夢』では「やや悪ノリしすぎ」と評された文体も、本著では洗練され落ち着いた感があり好ましい。さて、『感染する悪夢』というテーマそれ自体は目新しい題材でもないが、それを「自衛隊の特殊陸戦兵器」としてSF考証してしまう本作は、やはり斬新と言わざるを得ない。「被験体の悪夢に被爆・感染する」−−その悪夢が伝播していく仕組みなど、よく考えられていて面白く読ませてくれる(ただ、その仕組みを応用した「姉妹の特殊意思疎通方法」や「故人の幻影との対話」といったシーンがあるが、そこまでいくとB級超能力小説といった風情で少々興ざめ。もっとリアル路線でもよかったか)。悪夢漏洩パニックの渦中で明らかになってゆく開発責任者の真意、悪夢の意味、被験体の正体。急転直下の展開力と、「えっ、そんなことだったの!?」とあっけにとられること必至の落とし方が実に見事である。300ページ強を一気に読ませるパニックホラーの快作、是非お試しあれ。追記:中井氏の作品は、余計な不快感抜きに、キチンと緊張感や焦燥感を味わわせてくれるのが嬉しい。暴力的描写・性的描写・グロテスクな描写等も無いわけではないが、“中井節”のお陰かカラリと読める。おぞましいだけのホラーが苦手な方にもお奨めしたい! | ||||
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