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【誉田哲也】
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ハングの評価:
6.60/10点 レビュー 5件。 C ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.60pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
ハングの感想
▼以下、ネタバレ感想
暗く、そして後味が悪い
誉田哲也氏と言えば、女性ヒロインを主人公にする物語が定番だが、本作は男勝りの警察小説に仕上がっている。暗闇、陰謀、裏切り、悲しみ、復讐、絶望感が入り乱れるダークな物語だ。主人公の元捜査一課の津原の視点をメインに進んでいくが、前半と後半では雰囲気を180度変えていく。雰囲気急変のきっかけは、ある殺人があったことが理由になる。津原の気持ちになって考えると、それもいたしかたないことなのかと思える。明るい部分があったのは序章のみで、ほぼ全編ダークが漂うお話で個人的には最高のテイスト。かつ殺人動機等が納得させられるものであれば最高評価であった。減点は2つ。まず人が殺されすぎたこと。今まで読んだ誉田作品の中で一番多いのではないだろうか。二つ目は殺人動機。そんなことの為に、私利私欲の為に殺人を犯したことへの怒りが半端ない。なので少し後味が悪いと思ってしまった。
天と地
この小説の前半と中盤以降の話の展開の違いは凄すぎる。警察小説だと読んでいると、後半は犯罪?ノワ-ル?と思わせる展開。始まりの軽いノリと違って、テ-マは重い。国益のために何をしても許されるのか、憎しみは正義を変えてしまうのか。主人公津原の純粋さと汚れていく様は、あまりに切ない。
▼以下、ネタバレ感想