堀田家に春がきた。勘一のひ孫たちも大きくなり、中学3年の花陽は受験生、夢に向かって猛勉強中。

今から30年前、突然、我南人が「この子ぉ、僕の子供なんだぁ」と生まれたての青をつれて帰ってきた―(「紺に交われば青くなる」)。

東京、下町の老舗古本屋「東京バンドワゴン」。営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。

非番の刑事も、忙しい。 商店街のよろず相談、引き受けてます(いつのまにか)。

2000年、39歳になった“弓島珈琲”店主の私(弓島大)の元に二つの事件が舞い込んだ。

終戦直後の東京。華族の娘、咲智子は父親からある文書が入った“箱”を託される。

元「怪盗紳士」が隠居として暮らし、非番の日にご近所の相談ごとで引っ張りだこの若手刑事も住む花咲小路商店街。

齢八十を越えてもなお堀田家の大黒柱として、古書店“東京バンドワゴン”を切り盛りする勘一。

東京、下町の老舗古書店「東京バンドワゴン」を営む堀田家は、今は珍しき四世代の大家族。

二十数年ぶり、親友の葬儀で福岡に集まったのは、大学時代の四年間、共同生活を送った三人の仲間と私。

たくさんのユニークな人々が暮らし、日々さまざまな事件が起きる花咲小路商店街。

たくさんのユニークな人々が暮らし、日々大小さまざまな事件が起きる花咲小路商店街。

このカウンターには、常連も事件もやってくる。そして店主と客たちが解決へ――。

たくさんのユニークな人々が暮らし、日々大小さまざまな事件が起こる花咲小路商店街。

感じる、圧倒的ノスタルジー――。 手探りでも懸命に未来を探した、「あの頃」が蘇る! 1981年、札幌。

古書店を舞台にした青の出演映画が公開になり、相変わらず賑やかな堀田家。中学3年生になった研人はますます音楽に夢中。

東京、下町の老舗古本屋「東京バンドワゴン」。営む堀田家は今は珍しい三世代の大家族。

花陽の医大受験を目前に控え、春を待つ堀田家。

たくさんのユニークな人々が暮らし、日々大小さまざまな事件が起きる花咲小路商店街。

老舗古書店「東京バンドワゴン」に舞い込む謎を、大家族の堀田家が人情あふれる方法で解決する、人気シリーズの番外長編。

連鎖する事件に蘇る絆。歳月は誰を変えたのか―東京・北千住で珈琲店“弓島珈琲”を営むダイは53歳になる。

ぼくが九歳、姉の風花ちゃんが十二歳になった四月に、お父さんとお母さんは、離婚した。

帆奈がバーで隣り合ったイケメンは、死神だった!?死神は、これまでに幸せを感じたことがないらしい。

賑やかな町を離れ、国道沿いにある通称「国道食堂」。ドライブインというより、大衆食堂という感じだからか、そう呼ばれている。

奈々川市坂見町は東京にほど近い古い町並みが残る町。

五歳上の姉が「小説家」になったのは、僕が中学生の頃だった。

古書店を営む四世代の大家族が活躍する、人気の「東京バンドワゴンシリーズ」、待望の第14弾! 一進一退を続けるボンの容態に、落ち着かない日々を過ごす堀田家。

“東楽観寺前交番”に赴任して三年目の巡査・宇田巡。

人気作家、初の怪獣小説。1970年夏、子供たちが体験する奇妙な出来事。

平和な田舎に事件なんて起きない…と思ってたのに。事件解決のカギは入念な捜査とお節介。

お店の中にプロレスのリング?ちょっと田舎にあるけれど何を食べても美味しい食堂“ルート517”。

警視庁SPの土壁英朗は仕事の負傷で休暇を取り、幼い頃両親の離婚で別れたまま2年前に事故死した母の墓参りに赴く。

1920年代、狂乱のパリ。作家志望の英国青年ユージンは、呪われた赤いダイヤの噂を聞きつける。

主人公・恭一郎には、七人の叔母がいる。 母の妹たちだ。

小樽にある高級料亭旅館〈銀の鰊亭〉の火事にまつわる騒動から一年。その事件を機に、警察を辞め、私立探偵となった磯貝公太。

百年の歴史を持つ邸宅が火事になり、主とその妻が亡くなった。

東京、下町の老舗古本屋「東京バンドワゴン」。営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。

明治時代創業の老舗古本屋・東京バンドワゴンは本日も大騒ぎ!先々代の時代に錚々たる文士が寄稿して編まれ、強盗殺人までも引き起こした“呪いの目録”。

明治時代から続く古本屋を舞台にした“東京バンドワゴン”シリーズは、皆様に愛されてついに第十巻目!さて、今回のお話は、真夏の幽霊騒動、そっと店に置き去りにされた謎の本をめぐる珍事、そして突如湧き起こる我南人引退危機!?や研人の高校受験の顛末など、笑いと涙の全

謎のカギを握るのは一枚のメモと高層マンション!?奈々川駅前の高層マンション“グレースタワー”最上階の部屋が暴力団の事務所になっている―。

ゲーム会社を辞め、引き籠っていた史親の部屋からの出火で家と主を失った秋山家。

柳町北署管内にある神社の石段下で、若い男性の遺体が発見された。

都内の幼稚園へ赴任してきた神尾舞子。

1969年、イケイケで無類に楽しく、でもちょっといかがわしい、そんなテレビに誰もが夢中だったあの頃―コミックバンド「ザ・トレインズ」のボーヤとなって芸能界入りした19歳の葛西靖之(チャコ)は、個性的なメンバーや業界人たちに振り回されていつも忙しい。

小田原を抜けてしばらく経った頃、国道沿いに元プロレスラーが営む「ルート517」という店が見えてくる。

〈カラオケdondon〉の奥まった一室。そこはお客に貸さない部屋。

下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。

「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。

逃げて辿り着いたその〈場所〉が守ってくれる 小説家になった羽見晃が入居を決めたのは、墨田区鐘ヶ淵にある築六十年、二階建ての〈マンション フォンティーヌ〉だった。

曽孫の研人も高校を卒業し、バンド“ＴＯＫＹＯ　ＢＡＮＤ　ＷＡＧＯＮ”の活動に専念するようです。

元東京高裁判事・静の女学校時代の同級生が、ある日、密室で死亡したーー。

みんなの顔が“のっぺらぼう”に見える―。息子がそう言ったとき、僕は20年前に姿を消した兄に連絡を取った。

高級料亭旅館〈銀の鰊亭〉。一年前の火事で当主夫妻は焼死。

愛を歌って生きていく。 新たな門出や、新たな生命(いのち)。

ここは“晴太多”。観光地も名物産業もないほぼ限界集落。

おちかに代わり三島屋次男坊・富次郎が新たな聞き手に。心揺さぶる極上の江戸怪談、新章突入─。