鳥かごの詩
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同じような経験があったので、読み返すたびに胸がキュッとなります。多くの新聞少年、女の子たちに読んで欲しいです。 | ||||
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人生の岐路に立った時、選ぶ道はひとつしかない。選んだ道が正しかったかどうかは、永遠にわからない。 本書は、昭和41年(1966年)、山形から上京し、住み込みで新聞配達をしながら大学受験を目指す若者、作者自身の自伝的小説。鳥かごとは、住み込みの小さな部屋のこと。鳥かごの住人(同僚)たち、そして配達先の刺青のある元やくざの爺さん、その孫娘のサキとの恋愛などを中心に物語はすすむ。 サキをとるか、受験をとるかの選択に迫られ、主人公は受験を選び、サキのもとから逃げる。家族に期待を担って上京した主人公にとって、それは仕方のない選択。でも、サキのことを思うと、胸が痛む。その心の痛みが作者にこの小説を書かせたのだろう。 2009年、この本が出版された年に北重人はガンで逝去する。死ぬ前に、サキへの思慕を込めて、そして悔恨の情を抱きながらこの作品を書いたのだろう。本書、そして同じ年に出版された『火の闇 飴売り三佐事件帖』は北重人の遺書のように思える。合掌。 | ||||
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まだまだ大学進学が夢だった時代の物語 大学に落ち浪人となった主人公は生活費を稼ぐために 2畳の段ボールで仕切られた部屋に住み込み 朝晩新聞配達をしながら受験勉強に励みます 私たちの年代ならまだなんとなく実感をもって想像できるけど たぶん今時の子供たちには目に浮かべることすら 無理な世界だろうな 「かぐや姫」の三畳一間の二人の下宿どころか 大部屋を段ボールで仕切っただけの個室?で 恋人と密会してみたり(笑) うーん。 なんていうか、主人公といいとりまくいろいろな人たちといい 生きるということにまっすぐで まっすぐすぎて傷ついて それがいいか悪いかは別として 見習うべき点も確かにあるなと思いました | ||||
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「同上」家内の感想は「面白かった」でした。読むスピードが速いのでついていけません。 | ||||
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この作品は、団塊世代のレクイエム的小説と言えると思う。小説の面白さがギュッと詰まった一冊。北氏の巧みな筆力にも感動を覚えた。著者と同世代の私は、自分が主人公“康夫”になったような思いで、引き込まれるように一気に読み上げた。自分の青春、友の青春・・・私たちは、どう青春時代を過ごし今日に至ったのか?改めて考えさせられた作品でした。 | ||||
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