空を見上げる古い歌を口ずさむ

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種別
長編
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あらすじ

2007年05月15日 空を見上げる古い歌を口ずさむ (講談社文庫)

みんなの顔が“のっぺらぼう”に見える―。息子がそう言ったとき、僕は20年前に姿を消した兄に連絡を取った。家族みんなで暮らした懐かしいパルプ町。桜咲く“サクラバ”や六角交番、タンカス山など、あの町で起こった不思議な事件の真相を兄が語り始める。懐かしさがこみ上げるメフィスト賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

評判

空を見上げる古い歌を口ずさむの評価:

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空を見上げる古い歌を口ずさむの総合評価:

7.06/10点 レビュー 17件。

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No.17
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空を見上げる古い歌を口ずさむ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 空を見上げる古い歌を口ずさむ (講談社文庫)より
4062757362
No.16
(5pt)

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空を見上げる古い歌を口ずさむ (Pulp‐town fiction) Amazon書評・レビュー: 空を見上げる古い歌を口ずさむ (Pulp‐town fiction)より
4062118424
No.15
(3pt)

異色ミステリ?ダークファンタジー?

異色ミステリ?ダークファンタジー?とジャンル分けが難しい著者のデビュー作にしてメフィスト賞受賞作。

小学生の息子が突然、人の顔を認識しなくなった。戸惑う主人公と、その妻。そんな中、20年音沙汰がなかった主人公の兄が訪ねてくる。主人公は気がついていなかったが、兄は、息子と同様、少年の頃に突然、人の顔が認識できなったことを打ち明ける。そして、家族と暮らした地方都市で起きた悲惨な出来事を語り始めるのだった。

そこから、相貌失認の主人公の兄が主役となり物語は進む。突然行方不明となった友達、交番で拳銃自殺を遂げた警官、突発的な暴力衝動に駆られる者…。人を見分けられない兄の周りでおかしな事が多発し始める。本作品は、兄が犯人を目撃した(犯人の顔は見分けられないのだけど)拳銃自殺事件の謎解きがメインか…と思いきや、そうは単純ではない。

兄が顔を認識できる者たちが現れ、徐々に兄に課せられた大いなる(!)使命が判明していく…という展開だ。クライマックスでは、主人公のその後の生き方を決定付ける出来事が起きる。タイトルから想像する甘酸っさは、なるほどこういうことか。著者と世代が同じゆえノスタルジーには浸れた。

単なる謎解きではないのは良いとして、随分、違う方へ持って行かれた感がある。

【メフィスト賞】
空を見上げる古い歌を口ずさむ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 空を見上げる古い歌を口ずさむ (講談社文庫)より
4062757362
No.14
(3pt)

異色ミステリ?ダークファンタジー?

異色ミステリ?ダークファンタジー?とジャンル分けが難しい著者のデビュー作にしてメフィスト賞受賞作。

小学生の息子が突然、人の顔を認識しなくなった。戸惑う主人公と、その妻。そんな中、20年音沙汰がなかった主人公の兄が訪ねてくる。主人公は気がついていなかったが、兄は、息子と同様、少年の頃に突然、人の顔が認識できなったことを打ち明ける。そして、家族と暮らした地方都市で起きた悲惨な出来事を語り始めるのだった。

そこから、相貌失認の主人公の兄が主役となり物語は進む。突然行方不明となった友達、交番で拳銃自殺を遂げた警官、突発的な暴力衝動に駆られる者…。人を見分けられない兄の周りでおかしな事が多発し始める。本作品は、兄が犯人を目撃した(犯人の顔は見分けられないのだけど)拳銃自殺事件の謎解きがメインか…と思いきや、そうは単純ではない。

兄が顔を認識できる者たちが現れ、徐々に兄に課せられた大いなる(!)使命が判明していく…という展開だ。クライマックスでは、主人公のその後の生き方を決定付ける出来事が起きる。タイトルから想像する甘酸っさは、なるほどこういうことか。著者と世代が同じゆえノスタルジーには浸れた。

単なる謎解きではないのは良いとして、随分、違う方へ持って行かれた感がある。

【メフィスト賞】
空を見上げる古い歌を口ずさむ (Pulp‐town fiction) Amazon書評・レビュー: 空を見上げる古い歌を口ずさむ (Pulp‐town fiction)より
4062118424
No.13
(3pt)

妙に生々しかった

設定は、小さな町で連続殺人事件が起きて、犯人を捜すというミステリー。しかし、作者の自伝的要素を含んでいるため、妙な生々しさがあった。もちろん連続殺人事件などは経験していないだろうが、パルプ町なる町が旭川にあるのを、この小説を読んで初めて知った。大手製紙会社の城下町で、1961年生まれの作者は北海道旭川出身ということなので、パルプ町出身なのだろう。作者の小学生時代の生活≒主人公の小学生時代の出来事が書かれていて、高度経済成長期の日本ってこんなだったんだと勉強になった。同時に、同じ城下町に住んでいて同じ学校に通っていても、本体の製紙工場で働いている家族と子会社に働いている家族とでは、住んでいる社宅の造りや生活レベルが違い、子供同士も学校ではあまり口をきかないなどと、妙に生々しいことまで書かれていた。
空を見上げる古い歌を口ずさむ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 空を見上げる古い歌を口ずさむ (講談社文庫)より
4062757362

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