この島でいちばん高いところ



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初公開日(参考)2000年09月
分類

長編小説

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この島でいちばん高いところ (祥伝社文庫)

2000年09月30日 この島でいちばん高いところ (祥伝社文庫)

「少し離れた小島に、遠浅のきれいな海岸があるからね」夏休みに二泊三日の海水浴に出かけた十七歳の少女五人。無人島に渡った彼女らは、砂浜の美しさに酔いしれるあまり帰りの船に乗り遅れ、その島で一晩過ごすことに。ところが、島にはもう一人、男が潜んでいた!―理不尽な体験を通し、少女から大人に変わる瞬間を瑞々しい感性で描く傑作ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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この島でいちばん高いところの総合評価:3.00/10点レビュー 4件。-ランク


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No.4:
(2pt)

やや辛口評価ですが

孤島ものミステリーとしてはよくあるパターンで、一人ずつ犠牲になっていく恐怖はよく表現されていたと思う。ひとりひとりの性格とか内面がもう少しクリアに書き分けられいてたら恐怖の感じ方などもその感受性によって違っていてよかったのになあと思いました。
それと、夏のぎらぎらした太陽の熱があおる焦燥感とか、孤島の砂のざらざらした感触からくる手触りなどが行間にもう少し感じられると場の空気がもっと濃密になったのにとやや残念です。
途中でまで読んで先が予想されてしまったのはがっかりでした。
なお、これは個人的な好みですが、若いお嬢さんが怖い思い、痛い思いをするのはかわいそうで好きじゃない。
以上を総合して☆ふたつにさせていただきました。
この島でいちばん高いところ (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:この島でいちばん高いところ (祥伝社文庫)より
4396328117
No.3:
(2pt)

ミステリーではない、ただの凡百サスペンスホラー。

2000年に西澤保彦や歌野晶午らと共に、「無人島」をテーマに書かれた競作四作品のうちの一冊。

裏表紙の惹句に「傑作ミステリー」とあるので買ったのだが、これは「無人島を舞台に五人の女子高生が殺人鬼に襲われるだけ」のありがちなサスペンスホラー。ちなみに一時間ちょいで読み終わるくらいのボリューム。

短編作として小器用にまとめてはいるが、この作品ならではのオリジナリティや工夫は皆無。一応、殺人鬼側には彼女らを襲う理由があるが、はっきり言ってどうでもいい程度の動機。このページ数でそれぞれのキャラ描写に深みを持たせるのは難しいだろうが、中途半端に過去のエピソードを持ち出してくるので(学校での出来事とか)、その取ってつけたようなエピソードのせいで返ってキャラが薄っぺらくなっている。

青春ミステリーっぽさを出したいなら、殺人鬼という悪役は、あくまでテーマや主人公達のキャラをくっきりと浮かび上がらせるための役割に徹するべきだった。その殺人鬼から逃げたり、共闘したり、時には裏切ったりといった過程の中で、彼女らの人間性の発露と精神的成長をしっかりと描かなくてはいけないだろう。そこが描けていないので、ラストのエピローグの「少女から大人に変わる云々」のセリフが浮いてしまっているのだ。
この島でいちばん高いところ (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:この島でいちばん高いところ (祥伝社文庫)より
4396328117
No.2:
(1pt)

ミステリーではない、ただの凡百サスペンスホラー

2000年に西澤保彦や歌野晶午らと共に、「無人島」をテーマに書かれた競作四作品のうちの一冊。

裏表紙の惹句に「傑作ミステリー」とあるので買ったのだが、これは「無人島を舞台に五人の女子高生が殺人鬼に襲われるだけ」のありがちなサスペンスホラー。ちなみに一時間ちょいで読み終わるくらいのボリューム。

短編作として小器用にまとめてはいるが、この作品ならではのオリジナリティや工夫は皆無。一応、殺人鬼側には彼女らを襲う理由があるが、はっきり言ってどうでもいい程度の動機。このページ数でそれぞれのキャラ描写に深みを持たせるのは難しいだろうが、中途半端に過去のエピソードを持ち出してくるので(学校での出来事とか)、その取ってつけたようなエピソードのせいで返ってキャラが薄っぺらくなっている。

青春ミステリーっぽさを出したいなら、殺人鬼という悪役は、あくまでテーマや主人公達のキャラをくっきりと浮かび上がらせるための役割に徹するべきだった。その殺人鬼から逃げたり、共闘したり、時には裏切ったりといった過程の中で、彼女らの人間性の発露と精神的成長をしっかりと描かなくてはいけないだろう。そこが描けていないので、ラストのエピローグの「少女から大人に変わる云々」のセリフが浮いてしまっているのだ。
この島でいちばん高いところ (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:この島でいちばん高いところ (祥伝社文庫)より
4396328117
No.1:
(1pt)

オトナになるって、ちっともステキじゃないことなのでしょうか!?

 無人島に遊びに行った女子高生たちが、うっかり帰りの舟を逃し、恐怖の体験をする…という設定。 恐怖度より不快指数が高く、ヒロインのひとり葛葉は責任回避的な女だし(戦うユンジャは唯一カッコいいけどねえ)、犯人の動機もイマイチ不鮮明だし、忌むべき陵辱シーンはあるし、私の好みとは全く正反対のお話。戦略が媚のみというのもやるせなし。 登場する或る男の言葉は醜悪だが真実を言い当てているのだろう。読後〈女の友情はハムのように薄い〉とか〈女って絶対に共闘できないよね〉という巷でよく聞く言葉を思い出させる一冊であった。
この島でいちばん高いところ (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:この島でいちばん高いところ (祥伝社文庫)より
4396328117



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