騙し絵の館
- 騙し絵 (1)
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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館に住む少女と執事。ミステリー作家。そして謎めいた女。勃発する連続少女誘拐殺人事件。だがそれは支線であり本線は別にある。最初から散りばめられた伏線。ひとつひとつが集まり一枚の絵になる時、隠されていた犯罪が明らかになる。一言一句ムダのない言葉で綴られるモノローグと行動が騙し絵となっている。 | ||||
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凝ったつもりが空回り、というのが一番適切な表現でしょうか。 例えば、普段目にしないような難しい言葉を使って凝った文章にしたかったのかもしれませんが、普通の文章に難しい単語をちりばめただけなので、一生懸命、類義語辞典を参照しながら書いたのか?という感じです。 本文にはありませんが、例えば、「トイレに行ってくるといって席を立った」という文章を「雪隠に行くといって席を立った」と書き換えたからって、格調高くなったいうのは難しいのと同じです。 やたらと捻りすぎてそもそも何がこの小説内の謎なのかもはっきりしないストーリー、容易に予想がつく語りの仕掛けなど、ミステリとしての作りもいまひとつでした。 一番うまくできているのは、宣伝で使われた煽り文句でした。 | ||||
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面倒くさ。 と思う事しきり。 リリカルなラビリンスに誘われたい人にはいいかも知れないが、「思わせぶってないではっきり言いなさい!はっきり!」と言いたくなった感じ。 ほのめかしから現実に変わるトコでいきなり「リリカルラビリンス」が、「4畳半和室、畳ケバ立ってます」的生活臭に満ちちゃった感じも好みじゃない。 | ||||
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これはやはりミステリーなのでしょうか?何かモノローグの断片を読まされているような。ちょっとミステリーとしてはズルいかなと。連続犯は何か突然いきなり現れ、おまけにわかった時には既に逮捕!今まで正直かなりのミステリーを読み漁りましたが、こんな唖然とした作品はなかった。それに人物が描かれてなかったですね。生きている魅力的な存在が一人もいなかった。独り善がりの比喩的な表現も多すぎて…。作者の意図が良く分からなかったです。私の理解力の無さ?結末は殆ど半ばでわかってしまいましたし。連続犯意外は。再読は…したいと思わないです。本当に面白いものなら例えストーリーがわかっていても読みたいものですけど…。何か読んでいて疲れたミステリーって久しぶり…。説明の多すぎる作品も結構ウンザリですが、無さすぎるのもミステリーとしてはどうなんでしょうね。本当に面白いと思ったのは最後の最後だけでした。星3つはその最後だけに付けました。 | ||||
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猟奇的な事件の経過が描かれ、作家・金原が犯人の「額縁の中の男」の正体を 暴くために、謎めいた館の周囲を探っていき、犯人を告発することよりも、 いわくありげなお嬢様と執事、金原の秘密の謎解きが少しずつ明かされて行くのが この作品の本題になっているようである。 つまり、幻想的な舞台の内で巧みにぼかされた表現による伏線に騙され、 最後に金原の秘密が判るのが面白いと思えれば、楽しめる作品である。 一方、猟奇殺人の結末の方に関心を抱いてしまうと、少々物足りない。 特に、はっきり書かれていないために、登場人物の関係などが良く判らず、 犯人も唐突に登場してきたような印象が否めないし、猟奇殺人としても 犯行動機や犯人像などもありきたりで単に残酷だとしか思えない点が、 私には残念に思えた。 | ||||
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