純子
- 遊女 (56)
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けど、ちゃんと面白かったので困る。 あえて言うなら、ジュブナイルスカトロエンタメ小説という謎のジャンル。 けど、ちゃんと面白かったのでモヤモヤして困る。 | ||||
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純子と地蔵の会話が軽妙洒脱で、小生は好きです。ボダ子よりこっちの方がいい。 ただし、うんこ食べる話しだから、キャパの狭い人は無理に読まなくていいと思ふ。 岩井志麻子とか好きな人には、おすすめします。 | ||||
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傑作の多い赤松利市にしては傑作とは言えない。しかしながら十分に面白い。 前半の、読むに耐えないウンコ描写を越えると、見事な一本糞が拝めるだろう。 小説という概念に囚われず、詩集と思って何度もパラパラと読んで欲しい。 | ||||
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時々爆笑しながら一気に読了。昭和33年、高度経済成長期直前の貧しい農村。そこでも最下層の、畑を持たず屎尿汲み取りで生計を立てる家族。母は井戸に飛び込み自殺。悲しい生い立ちの美しい純子を町場のお大尽に売り飛ばすべく、祖母が独特の教育を施したところ、自己犠牲精神とヤクザも一目置く胆力を備えた、竹を割ったような娘に育つ。糞蠅と見下されたでくのぼうの叔父は町へ出て大金を稼いで帰ってくる。随所に地雷が仕掛けられ、耐え難い不潔な描写が現れ、どうだもう止めるか、嫌なら読まなくていいんだぞ?と繰り返し読者を試すのである。終盤はまだやるのか?あんたも好きね、とあきれたが、あの筆が走る疾走感は好きでなければ書けるものではなく、著者はまちがいなく変態です。赤松といえば不幸、破滅のイメージでしたが、明るい希望のある作品も、よいですね。貧しくても上を向いて明日を信じられたあの頃。そんな作品を期待します。 | ||||
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赤松利市がまたやってくれた。 間違いなく、問題作である。 赤松利市氏、そしてこの本の編集者たちが、大真面目にこの本を書き、校正し、ゲラチェックしたのかと想像すると、笑いがこみ上げてくる。特にあのラストシーンは、腹を抱えて笑いそうになった。 嫌悪感、不穏な空気は、序盤がピーク。次第に、霧が晴れて行くようにそれらが薄れていく。自分でもまさかと思ったが、官能をすら感じるようになる。さすがは赤松利市。 批判的なレビューも多いが、LGBT文学なども、昔は「理解できない」「不快だ」と批判されたのだろう。それとこれとは話が違う?本当にそうだろうか。 ゲイを激しく否定する人は、想像力が欠如しているか、自分自身の奥底に潜むゲイ願望を認めたくないからだという。ともすれば、この本を否定する人はもしかして…。 私はレビューを読んで軽く尻込みした上で読んだが、存外に楽しめた。赤松利市氏のストーリーテリングに信頼を寄せ、怖いもの見たさで読んでみるのもまた良いのではないだろうか。 もちろん、食事中に読むことは、私もお勧めはしない。 | ||||
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