ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~



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初公開日(参考)2019年04月
分類

長編小説

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ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)

2019年04月25日 ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)

『最後に食べるものが、あなたの作るカレーでうれしい』家賃四万五千円、一部屋四畳半で夕食付き。平凡な大学二年生の俺・七瀬浩太が暮らす深山荘は、オンボロな外観で心霊スポットとして有名だ。暗闇に浮かぶ人影や怪しい視線、謎の紙人形…次々と不思議な現象が起こるけれど、愉快な住人たちは全く気にしない。―だって彼らは、悲しい過去を持つ幽霊ですら、温かく食卓に迎え入れてしまうのだから。これは、俺たちが一生忘れない“最後の夕食”の物語だ。“メディアワークス文庫賞”を受賞した感動作!(「BOOK」データベースより)




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ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~の総合評価:8.86/10点レビュー 7件。Bランク


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No.7:
(5pt)

面白かったです。

面白かったです。
ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)より
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No.6:
(5pt)

読み終わりに・・

読み始めたときは正直面白みに欠ける作品かと思ってしまいましたが、いつのまにか作中に引き込まれ、後半はところどころで涙が・・・
なんとも切なくそれでいて温かくて優しい気持ちの良い作品だと思いました。
みたらし団子もカレーライスも食べたくなりますね、家族と一緒に!
ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)より
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No.5:
(1pt)

誰が主役か分からん状況で脈絡のないストーリーが展開し続ける迷走小説。読者に何を読ませたかったの?

第25回電撃小説大賞「メディアワークス文庫賞」受賞作

物語の舞台となるのは「深山荘」という学生向けのシェアハウス。このシェアハウスに住み近所にある大学で民俗学を専攻する学生・七瀬が一応の主人公となる(「一応」の意味については後で説明)。二年生に進級した七瀬は大家の孫娘で一年先輩の夏乃子に憧れているが、進展のないまま過ごしている。

オリエンテーション終了後、学食で昼食を取ろうとした七瀬は友人の宮本から「深山荘には幽霊がでるらしい」という噂を聞かされる。幽霊みたいな8年生・児玉という変わり者はいるが幽霊なんてと一笑に付した七瀬だったが、妙に気になったまま深山荘に帰る事に。

深山荘では入居したばかりの一年生沙羅が荷ほどきの作業をしていたがまだ緊張が解けない沙羅の手伝いは最低限にして自室に戻り新年度の時間割を組み立てる作業を始める。一段落した所で万年床に寝っ転がった七瀬だが、その瞬間窓枠がガタガタ鳴り出し、蛍光灯は明滅を繰り返すという異常現象が発生。身体も金縛りにあう中、七瀬の視界の隅に映ったのは白い服を着て青白い顔をした女性の姿だった。恐怖のあまり七瀬が悲鳴を上げた途端金縛りは解け、異常現象は収まるが……

……えーと……これは結局「何」について語ろうとした作品なんだろう?読み終えてはみたものの自分が読んだ小説が何を中心に据えて語ろうとした作品なのかさっぱり分からない。普通小説を一冊読み終えれば「探偵と巧妙な犯罪の謎を解き明かす話」だったり「妖怪と陰陽師が呪術合戦を繰り広げる話」であったり「男女の関係が結ばれたり離れたりする話」だったりと「自分はこういう筋書きの小説を読んだ」と説明できるものだと思うが、この作品最後まで読んでも「この話の軸はこうである」と説明し得る一貫したストーリーらしきものが記憶に残らないのである。

一応舞台は「深山荘」というシェアハウスであり描かれるのはそこに集った学生たちの日々ではあるのだが、どこが「起」で、ここからが「承」として展開され、このエピソードが「転」となって話を動かし、こういう「結」になったという当たり前の説明がどうしようもなくし辛い。

形式の方は80ページ前後の短編が二本と130ページ程の中編が一本といった感じの章立てになっている。それじゃその各章の中であれば起承転結が付いているのか、と言えばこれが相当に微妙。第一章は一年生で深山荘の新しい住人である沙羅に関するエピソードなのだけど、上に紹介させて頂いたポルターガイスト現象みたいな出来事の謎を解き明かす話になるのかな、と思ったら話の方は料理担当の夏乃子が作ったグラタンが沙羅の郷愁を刺激して泣かせてしまう、という話になって「あれ?ポルターガイスト現象は?」となったのだけど、その夜沙羅が種明かしをして第一章完結。

……ぶっちゃけ主人公何もしてません。第一章で主人公がやったのってポルターガイスト現象にオタオタして、その後後輩の種明かしを聞かされただけで主体的な行動何一つ起こしてない。グラタン自体はポルターガイスト現象と何の関係もないヒロイン夏乃子が作ったものだし、結局このエピソードを通じて読者に何を伝えたかったのかと言えば「沙羅には幽体離脱能力があります」という一点だけ。主人公が何もしないまま読者は一方的にそんな情報を伝えられただけで第一章終了。

それじゃ80ページどうやって埋めたの、と疑問をお持ちになる方もおられると思うのだけど何故かこの作品料理に関する描写だけはやたらと長い。夏乃子と七瀬が駄弁りながら料理を作り、それを食べる描写だけで10ページとか使っちゃうのである。その描写がその後の展開で何かの役に立つのかと思ったけど単に細かく描写しただけでそれ以外の部分には一切繋がらないのである。

そんな薄ーい第一章を読んで「何じゃ、この作品」と思いながら第二章を読んだのだけど、今度は神社の祭でみたらし団子を作る描写がまた延々と続き、肝心のエピソードの中心となる8年生・児玉の怪しげな行動や夏乃子の過去も宙ぶらりんのまま第二章は「何となく終了」。思わせぶりな描写こそ入れてきたけど何も解決されないまま終わるので「これ、独立した章にする意味あったんか?」と目を白黒させる羽目に。

こんな「どこがヤマでどこがオチか分からん」エピソードを二つ読まされた上で長めの第三章に突入するのだけど……これが酷かった。第二章の終盤でいきなり登場した新キャラが「自分は霊媒師であり深山荘には良くない物が憑いている」と言い出して住み着くのだけど……深山荘の住人がいきなりそれまで何の説明もなされていなかった霊視能力を見せ始める超展開に。

しかも霊媒師を自称する男子学生が「良くない物の正体は実は自分の姉だ」と言い出して、その成仏を目指さねばならんとか言い出すのだけど……ここまでの展開で主人公が何かしたかと言ったら「俺は夏乃子さんに惚れている」というアピール以外本当に何一つやってないんである!200ページぐらいまで読み進めて主人公が徹頭徹尾空気という作品、あまり目にした事が無いのだが……むしろ積極的に動いているのは途中から出てきた霊媒師でこの話の主役は誰なんだよと頭を抱える羽目に。

そんな主人公が置いてきぼりの状態で霊媒師の姉の霊を幽体離脱が得意だという沙羅の体に憑依させるわ、思い出作りに夏乃子がカレーやケーキを作ろうとしてまたもや意味無し料理描写が延々と続くわとこの辺りから目は文章の上をツルツルと滑りまくってろくに記憶に残らん状態に。

「主人公は何もしないのか?」とか「中途半端に第二章で明かした夏乃子の過去とかどうなったんだ?」とか「児玉の変な行動はどういう意味が?」とか疑問を抱えたまま消化不良な幽霊の思い出作りに付き合わされる。だいたい後半になってから突然登場した霊媒師やその姉の掘り下げ不足な人生に付き合わされて読者にどういう感慨を抱けと言うんだろう?よく知らん人の人生話を一方的に聞かされるのって苦痛でしかないんだがなあ?それなら深山荘の住人を掘り下げろと……話の主役はこの途中から唐突に出てきた霊媒師の姉弟なのかと本気で勘繰りたくなった。

そして最終盤にさらなる超展開がまっていたのだが……この辺り、完全に目が滑っていたので「ほーん、そうですか。またえらい唐突な展開入れてきましたな」ぐらいの反応しか返し様が無かった……そして主人公は最後の最後まで何もしてねえ。最後の最後まで七瀬と夏乃子は傍観者のままで終わってしまった……主役が誰かも分からん、話に脈絡も何もないまま270ページが終わってしまった。

作者が思いついたものを取捨選択しないままタラタラと書き続けただけの「小説もどき」みたいな作品。もしくは主人公という名の傍観者の周りでサブキャラクターが脈絡もなく動き回ってオチも付けないまま満足して終わる作品。いやはや、電撃の新人賞選考委員が何を考えているのかさっぱり分からなくった。本気で今回この程度の応募作しか無かったのかと相当にゲンナリさせられる大駄作。金と時間を有効に使いたかったら他の作品を漁る事を本気でお勧めする。
ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)より
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No.4:
(5pt)

おすすめの一冊です。

読み進めるうちに、ほっこりとした温かさが胸に広がっていきます。登場人物も魅力的。
ぜひ手にとっていただきたい、素敵なお話です。ごちそうさまでした。
ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)より
4049124831
No.3:
(5pt)

優しくもあたたかい「家族」の物語

オンボロ寮に住む大学生たちの青春もの。
不思議な事件が起きる幽霊ものでありながら、「家族」というテーマがしっかりと軸になっている。
圧倒的な描写力による食事シーンは必見。餃子が食べたくなること間違いなし。
ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)より
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