報いの街 新・悪漢刑事



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

3.00pt ( 5max) / 4件

楽天平均点

2.00pt ( 5max) / 1件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2019年07月
分類

長編小説

閲覧回数807回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

報いの街 新・悪漢刑事 (祥伝社文庫)

2019年07月12日 報いの街 新・悪漢刑事 (祥伝社文庫)

暴力団排除条例の下、壊滅した旧鳴龍会の残党は困窮していた。ヤクザから足を洗っても世間の偏見からは免れられない。彼らの現状を憂慮した鳴海署の刑事佐脇は何とかしようと乗り出すが、旧鳴龍会を目の敵にして潰そうとする怪しげな警備会社の職員が、武装して乗り込んでくる。裏で糸を引いているのは誰か?やがて関西の巨大暴力団を巻き込んで、一大抗争が勃発する!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

報いの街 新・悪漢刑事の総合評価:6.00/10点レビュー 4件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4:
(4pt)

くそくらえ、腐敗した警察組織

スラプスティック(ドタバタ)な喜劇、と受け取って読むひとには面白いエンタメだろう。刑事小説らしいから買ってみた、という読者であれば荒唐無稽な悪ふざけと受け取るかもしれない。
私はこのどちらでもなくて、主人公たる悪漢刑事の立ち回りを通して描くエスプリが効いたアナキズム小説、という立ち位置で読んだ。
簡単に言っちゃうと悪漢刑事シリーズに通底しているのは「くそくらえ!」。硬直した社会なんてくそくらえ、腐敗した警察と権力もくそくらえ。ついでに、常識がすべてだと信じ込んで自由をどんどん狭めているいまの風潮に対してくそくらえ。
ここまではちゃめちゃな悪漢刑事や昔ながらの仁義あるヤクザなんて、現実にはいない。しかし小説なんだから、非現実な話を愉しめばいいと思う。
蛇足ながら、著者は一日も欠かさず日記を書いている。それも毎日、最低でも1200字くらいの詳細なライフログだ。日記を読んでいくうち、著者に関心(感心)を持てたなら、この文庫か、『情事 撮影所法務部 妻木悠人の事件簿』(角川文庫)あたりを読むのがいいと思う。
報いの街 新・悪漢刑事 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:報いの街 新・悪漢刑事 (祥伝社文庫)より
4396345437
No.3:
(1pt)

ストーリーが単純明快すぎる

ストーリーはここの概略に書かれているとおりですが、ああ、期待通りねという感じの単調な内容でした。
ヤクザ物が好きな人にとっても、そうで無い方にとってもあまり楽しめない作品だと思います。
中古で1円か図書館ならお勧めですが、定価で買うなら他を探すことをお勧めします。
報いの街 新・悪漢刑事 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:報いの街 新・悪漢刑事 (祥伝社文庫)より
4396345437
No.2:
(5pt)

このシリーズは初めて読みましたが,面白かった。

足を洗ったヤクザに対する偏見や、カタギになっても暴排条例で住みづらくなっている社会の現状が身近に感じられ、なぜ犯行を企てるのか、なぜ子供までこんな目に合ってしまうのか、など、色々考えさせられる作品でした。
 主人公の佐脇刑事のめちゃくちゃなんだけど、人情味溢れるところや、濡れ場もよかった。
 子供を虐待する父親とのシーンなどは、迫力があって引き込まれ、子供達はどうなってしまうのかと、最後までドキドキしながら読みました。
 このシリーズの他の作品も読んでみようと思います!
報いの街 新・悪漢刑事 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:報いの街 新・悪漢刑事 (祥伝社文庫)より
4396345437
No.1:
(2pt)

やや肩透かしをくらう。

昭和の映画全盛時の撮影所を舞台にした『情事』という作品で、安達瑶氏の作品に初めて出会った。ミステリ的要素はともかく、当時の映画界が活写されており、素晴らしかった。
そしてこの度、著者の人気シリーズとされる悪漢刑事の最新作を読んだ。
残念ながら、本作では肩透かしを食らった
バイオレンスがない。また、現在の暴力団の真の姿も描けていない。
暴排条例施行当時から、よく暴力団の人権は議論されたものだ。
著者の訴えたいことはよく理解できる。
足を洗った組員たちのその後の行き場のなさから、更生の余地をなくしているのが現状だ。
それはそうなのだが、『悪漢刑事シリーズ』というからには、もっと破天荒なストーリーを期待していた。
本作は妙に社会派的であり、センチメンタルな印象が強く、残念ながら最後まで、カタルシスを得ることが出来ずじまいであった。
安達瑶氏とは、こういう作風の作家なのか?
どうせなら、
主人公佐脇が、黒川博行氏の疫病神シリーズの桑原ぐらい振り切っていれば、この問題にも、より深くメスを入れられたのだとと思う。
もっとも、シリーズの立ち上がりの様子を知らないので、第一作目を読んでみることにする。
報いの街 新・悪漢刑事 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:報いの街 新・悪漢刑事 (祥伝社文庫)より
4396345437



その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク